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 第57回群馬県100キロ駅伝 1月27日 群馬・県立敷島公園陸上競技場発着



 飯塚が区間賞、故郷で有終の美

チームメートと記念撮影する飯塚  第57回群馬県100キロ駅伝は27日、県立敷島公園陸上競技場を発着点とする12区間93・0キロのコースで行われ、箱根駅伝で8区区間5位と活躍した飯塚淳司(スポ4)が吾妻から出場。2区を36分43秒のタイムで区間賞に輝き、チームの準優勝にも大きく貢献した。

 吹きすさぶ群馬名物の空っ風もきょうはすがすがしい。赤城山をのぞむ風光明媚な上州路で、飯塚が有終の美を飾った。

 2位と15秒差の1位でスタート。前半は寒さで脚が鈍り、今年の箱根路で駒大の猛追を許した悔しい記憶が頭をよぎったが、地元・吾妻郡の山道で培った走力で後半はペースアップ。後続に影を踏ますことなく12・0キロの上り基調のコースを駆け抜け、差を1分21秒に広げた。個人でも区間2位に1分近くの大差を付ける、堂々の区間賞。「富士重工業や上武大の選手もいたので、区間3位以内に入ることができればと思っていた。思っていたよりもいい結果」と満足そうな表情を浮かべた。

 “一般受験の選手が毎年必ず台頭する”という早大の摩訶不思議な伝統の申し子だった。名門・高崎高からセンター利用入試で入学を果たすと、地道な練習で力を付け、3年時の記録会では一万メートル29分台をマークするまでに成長。ケガに悩む時期も同じだけあったが、箱根路を走る機会を2度もつかみ取った。この日も、エンジ色の手袋に気づいた観客からレース中に「箱根お疲れ様」と声をかけられ、あらためて箱根の反響を実感。自らを育てた故郷に錦を飾った。

 中之条中時代から始めた陸上も、今回のレースをもって第一線からは完全に引退。努力の末にある光を示したランナーが、慣れ親しんだロードにさわやかな風を残して去っていった。

(石川祥子) 



◆飯塚
(結果を見て)富士重工業や上武大の選手も同じ区間だったので、区間3位以内に入ることができればいいなと思っていました。思っていたよりはいい結果。前半より後半の方がタイムも速く走れました。(上りのコース)地元の吾妻は山に囲まれている所なので、マラソン大会なども1キロ上って1キロ下って、という感じでした。上りは嫌いですが得意です。下りは苦手ですが。(箱根と似た展開でしたね)箱根は区間順位は良かったですが、自分としては心残りのあるレースでした。後ろに詰められてしまい、チームに迷惑をかけてしまって申し訳ないという気持ちで。(このレースで引退)そんな気がしないですね。ずっと朝錬に出るために朝5時に起きていたので、今も自然に目が覚めてしまいます。これからも後輩に混じって朝練に参加しているかもしれませんね(笑)。就職後はまだどうなるか分かりませんが、マラソン大会などを見つけて出られたらと思っています。









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