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出雲全日本大学選抜駅伝競走
10月8日 島根・出雲大社正面鳥居前〜出雲ドーム
駅伝シーズン到来!出雲路は悔しさ残る10位
今年も駅伝の季節がやってきた!3大大学駅伝のひとつ、出雲全日本大学選抜駅伝競走が今年も出雲大社をスタートに開催された。5年ぶりの出場となった早大だが、実力不足を痛感する10位。11月に伊勢で開かれる全日本大学駅伝大会に向けても、課題の残る大会となった。
今年の箱根駅伝でシード権を獲得し、徐々に古豪復活を印象づけてきた早大。今大会は東海大・順大など強豪校に実力を試す絶好の機会だった。
1区を任されたのは加藤創大(スポ2)。今年の正月、箱根駅伝の6区・山下りで好走を見せ、ユニバーシアードにも出場を果たすなど、いま最も成長著しい選手だ。だが序盤から思ったようにペースが上がらず、区間15位と出遅れてしまう。「一区(の結果)がすべてでした」(渡辺康幸監督=平8人卒)と言うように、後々この遅れが順位に大きく影響することになる。
2区、主将・駒野亮太(教4)でも全体順位は15位のままと、苦戦を強いられた早大の3区は、エース・竹澤に託される。「良くなかった」と言いながらも、やはり世界を経験したエースは頼もしかった。竹澤は期待通り5人を抜き去り、順大・松岡、駒大・宇賀地に次ぐ、区間3位の好走を見せる。
しかし、ここまでだった。
4区高原聖典(人2)は「スピード練習をもっとしておけばよかった」と言うように、慣れていない短い距離のコースに苦しみ、区間10位。続く5区・阿久津圭司(スポ3)も順位をひとつ上げるものの、自分の思うような走りができず、チームの悪い流れを変えることができなかった。
そして6区・アンカーの本多浩隆(スポ4)も「全然追い込めなかった」と語るように区間10位と実力を発揮することができない。結局早大は、上位を脅かすどころか、8位入賞さえもできずに、10位という結果で今大会は幕を閉じた。
「中途半端な結果になってしまったなと思います」(駒野主将)「実力含めチーム力などなにもかも、足りないことを実感しました」(相楽豊コーチ=平15人卒)。5年ぶりの出雲路は、各選手それぞれが不完全燃焼に終わってしまったであろう。だが、今回の悔しい敗戦は選手たちの気持ちに火をつけた。「今回こういう結果に終わってしまったんで全日本は箱根につながるワセダらしい走りをしたいです」(高原)。
悔しさの滲む選手たちにあるのは悲壮感ではなく、這い上がろうとする強い気持ちだった。ワセダは着実に、名門復活への階段を昇っている。
(水上大輔)
◆区間結果
1区(8.0km):加藤 創大 24分16秒(区間15位)
2区(5.8km):駒野 亮太 16分53秒(区間9位)
3区(8.5km):竹澤 健介 24分57秒(区間3位)
4区(6.5km):高原 聖典 19分7秒 (区間10位)
5区(5.0km):阿久津 圭司15分9秒 (区間7位)
6区(10.2km):本多 浩隆 31分11秒(区間10位)
2時間11分33秒 総合10位
◆コメント
渡辺監督
きょうの結果)1区が全てでした。駅伝のセオリーとして出遅れてはいけない。全て台無しになってしまう。全日本、箱根に向けていい勉強になりました。今回は初駅伝だったし、そういう意味でも経験が必要だった。今回の経験を生かして少しずつチームを作っていきたい。この結果で逆にチームも締まるのでいい刺激になった。優勝争いをするって言ってきたので、全日本、箱根に向けて優勝できるチーム作りをしたい。(配置は)総力で決めました。竹澤をどこに置くかがカギだったんですけど、真ん中においてそれを挟むように調子の良かった駒野を2区に、高原を4区にしました。1区を軽視しすぎてました。あんなに速くはならないと思っていたので。(次に向けて)オーダーを含めて考え直したい。危機感を持って予選会に臨むくらいの気持ちで頑張りたいです。
相楽コーチ
(全体的に振り返っていかがですか?目標と結果のギャップなどあったらお願いします)今回は試験的なものだったのでギャップとかは特別ありませんが、竹澤前後で正直一度はトップ争いに加わりたいという意図でレースを組み立てた。そういう意味では意図と掛け離れてしまったのは1区(の結果)がすべてでしたね…かといって加藤一人悪いわけではなくて、他大があれだけ一区からタイム散らしてきたので状況がかわってきてしまった。2区以降一人一人みるとそこそこだと思うがそれでも全然タイムが足りてない。実力含めチーム力などなにもかも、足りないことを実感しました。(そんな中評価できる選手はいるか)タイム、区間順位を個人別にみてもあまりいい選手はいませんでした。特別この人、とひろえるほどは評価できないです。(これからの方向性としては選手になんと伝えていく)今回は負けてもペナルティなしでしたが次回伊勢では6位以内、シード権狙わないとと話す。きょうのようなレースを繰り返していると勝てないチームのままズルズルいってしまう。きょうの敗戦を薬剤にして危機感をあげて組み立て直します。(去年は出場も叶わなかった今大会だがそういう意味ではでたことは意義ぶかいか)自分達の現状を知り、まだまだだということを再確認することができた。でないよりはもちろん意味がありました。
加藤
(きょうの目標)タイム、順位という目標ではなく先頭集団についていくことが目標だった。(走りを振り返って)最初からきつくて不甲斐ない走りになったしまった。(第1走に起用されました、チームとしての狙いは)1区で前につけて、2区、3区で上位になる展開を目指していましたが、最初が悪すぎて。(今大会チームとしての目標は)試合前、監督からは優勝しようといわれました。(課題は)スピードの対応できなったことです。スピードと粘りが課題です。
駒野
(全体で10位という結果でしたが主将の駒野さんから見てこの結果をどう受け止めましたか)中途半端な結果になってしまったなと思います。(天候は)どのチームを同じ条件でやるので関係ないです。(四年にして最初の出雲でしたが走ってみていかがでしたか)一区で予想以上に出遅れてしまって自分のところでいい流れにもっていきたかったのですがそれができなくてまだまだ力不足だと思いました。(チームで心掛けたことは)三大駅伝の最初なので次につながる走りをしてそれぞれ何かしら収穫を得て帰ろうということをみんなにはいってきました。(つぎの大会へ向けて)きょうのような結果では大会で勝てないのでまた一からやり直して次の全日本ではいい結果につながるようにしたいです。
竹澤
(ご自身は区間3位。この日の走りを振り返って)良くなかったです。でも今の力はこれくらいとわかったのは良かったかなと。(その良かったと評されたことに関して)このままの状態でいってもどこかでボロが出ると思うので早めにわかって良かったということです。(渡辺監督にレース前にいわれたことは)自由に走っていいといわれていました。(世界選手権のあとから出雲までに取り組んだこと)多少は走り込んでいたんですが、部分部分を合わせられなかったので調整ができていなかったかなと思います。自己管理ですね。(全日本にむけて)いまよりもいい状態のワセダを見せられるように頑張ります。
高原
(きょうのレース振り返って)1区から反省点が多かったんですがここまで悪いと逆に吹っ切れますね。(個人としては)あんまりよくなかったですね。(どんな調整してきた)出雲は久々なんで、気合いを入れてきたんですが実際走ってみたら考えていたより、厳しかったです。スピード練習とかもっとしておけばよかったです。(次は全日本です)今回こういう結果に終わってしまったんで全日本は箱根につながるワセダらしい走りをしたいです。距離も長くて長い距離のほうがよいと思いますし。
阿久津
(10位という結果について)最初から飛ばして行こうと思っていたんですが、流れに乗れなくて悔しいです。もう本当にふがいないです。(ご自身の走りを振り返って)突っ込んでいったつもりだったんですが、ペースが上がらなかった。前に追い付きはしたんですが、タイムも遅かったです。(課題は見つかったか)感覚的な部分で確認したい部分が見つかりました。(全日本に向けて)今回は中途半端でした。全日本は見てる人もやってる人も楽しくなるような大会にしたいです。
本多
(10位という結果について)悪かったです。(悪かった原因は)ぼく自身がやばかった。全然追い込めなかった。走っていてきつくないけどバランス悪い。ペースをあげようと思ったらこけそうになる。練習のペースだと出ないけど実戦になると出てしまう。(今後について)きょうの感じで全日本大学駅伝を走るとブレーキが出てしまう。どこまでそれを改善できるかです。
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