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第86回関東学生対校選手権
5月18・19日 東京・国立競技場
関東インカレいよいよクライマックス
3日目となる18日は、走幅跳の岩佐千亜紀(スポ4)、3000メートルSCの駒野亮太駅伝主将(スポ4)がともに優勝するなど、4年生の活躍が際立つ1日となった。最終日となった19日は女子4×400メートルリレー、100メートル、10000メートルの決勝数種目が行われた。
−3日目−
関東インカレで2年時に3位、3年時には2位ときていた岩佐。「今年こそは1位を獲りたい」と臨んだ今試合、「1本目からしっかり跳ぶ」という今季の課題をしっかりと克服し、いきなり6メートル4の記録を出す。「助走の感じがよかった」というこの記録がそのまま優勝を決める跳躍となった。
一方、駒野はレース前、監督からの「最初からいってしまえ。それ以外勝つ作戦はないよ」という言葉通り、スタートの合図とともに先頭へ飛び出る。そのまま距離を重ねるごとに後続との差をじわりじわりとひろげていく。ラスト100メートルとなったところで2位の順大の選手がラストスパートをかけるが「ここで抜かれたら元も子もない」と粘り勝ち。このレースで一度もトップを明け渡すことなく、最後は後ろをちらりと確認しガッツポーズとともに8分51秒22で優勝を決めた。
また、東海大とのリベンジを誓った男子4×100メートルリレーだったが、1・2年生主体のチームで「経験不足が出てしまった」(木村慎太郎=スポ2)という3位に終わった。
−最終日−
10000メートルには竹澤健介(スポ3)中島賢士(スポ1)湯浅義人(スポ1)の3名が出場。序盤は「モグス(山梨学院大)についていこうと思った」という竹澤も「ペースが速くてついていけなかった」と、4名で形成された2位グループの先頭でレースを展開する。ラスト2周で小野裕幸(順大)が、そしてラスト1週で伊達秀晃(東海大)と北村聡(日体大)がスパートをかける中「力不足でした」と振り返るように、ついていけず28分32秒13の5位でレースを終えた。
100メートルでは1年生ながら江里口匡史(スポ)が決勝へ進出。「スタートしてからうまくスピードにのれず後半焦って足が空回って危ない感じの走りになってしまった」というものの、結果は本人も満足の2位で表彰台へとのぼった。
そして早大選手が出場する最後の種目女子マイルリレー(三上-冨山-桑原-津留)では、第3走の桑原からトップでバトンを受けた津留がトップのままホームストレートへと戻ってくる。優勝は目前とみられた残り10メートル、2位の選手に追い抜かれ、表彰台の真ん中を譲る結果となった。
4日間にわたる関東インカレもこの日で閉幕。幾人もの選手が表彰台へとのぼり、収穫の多い大会となった。次なる戦いは6月8日から行われる全日本学生対校選手権。エンジのWをさらに輝かせるためにも更なる飛躍を誓う。
(藤田絢子)
◆コメント
渡辺康幸駅伝監督
(大会を振り返って)それなりに点がとれたのでそれはよしとしても、1500だったり、5000はしょうがないにしても、3000障害の駒野以外など細かいとりこぼしがあった。(竹澤の5位は)ピークを4月に持ってきて練習してたし、連戦だったのでしょうがなかった。(課題は)ハーフは頑張って入ったし、駒野も入ってるけど全体の底上げが必要。強い上位の選手はいいが、それ以外の選手の強化をして底上げをしていきたい。(日体大記録会にむけて)全日本予選会は竹澤を除いたベストメンバーで臨む。大体メンバーは決まってるけど、日体大記録会も参考にしてぎりぎりまで選考していきたい。
下平芳弘
(昨季優勝して大会記録だった800メートルでしたが三連覇狙っていましたか)個人として最後の関カレだったのでなんとか勝ちたかったんですが、だめでした(レース前の調子はいかがでしたか)シーズン入ってから今一つ結果が上がってこなくて。調整や体調はよかったんですけど。(1500メートルは8位入賞でしたが)800の結果が二位だったのでチームに貢献しなきゃと思っていたんですが諸さが出ました。前のレースから気持ちをうまく切り替えられなくて。もう少し上にいけたと悔いが残ります。(次に向けての改善点や課題は)レース展開でいくつかミスがあったのと自分の走りのコンディションですね。全カレまでに修正したいです。(大会前チームの雰囲気は主将から見ていかがですか)組織的に4年が少ないので精神的に未熟だと思う。甘さが残ってしまっている。今回の大会はチームで得点していかなくてはいけないのにそれが出来なかったのでしっかりやっていきたい。
駒野
(レース前の作戦としては)ラスト勝負になったら負けると思ってました。監督からも最初からいってしまえ。それ以外勝つ方法はないよと言われてたので最初からいった。(最後順大の選手に追い上げられた)苦しかったんですけど、あそこまで我慢してがんばっていたのにここで抜かれたら元も子もないと思いました。 (以前チームの基盤を作ること必死と言っていたが)だいぶまとまりもでてきているが、走れる人と走れない人の差がある。お世辞にも層が厚いとは言えないのでこれからチームを作っていく。
竹澤
(今日の率直な感想)ダメでしたね。力不足でした。(先週の5000メートルなどの疲れは影響した)そういうのどうこうでなく、単純に力不足でした。(上野選手、佐藤悠基選手ら日本人選手のライバルが多数不在の中、レースプランは)モグスについていこうと思っていたんですけど、ペースが速くてついていけなかったです。(スタート直後からモグス選手をマークしていたようだが)そうですね。もうちょっと付きたかったんですけれど。(どの辺りでモグス選手を追うのを諦めた)途中まで付いていこうと思っていましたが、あまりにも差が開いてしまったので、今のポジションをキープしようと思っていました。(伊達選手の揺さぶりについては)ペースは変わらなかったので、あまり気にはならなかったんですけど。苦しかったです。(ラストは力残ってなかった)残ってなかったですね。力不足でした。(全カレの種目は)一応5000メートルに出たいと思っています。(全カレの目標)次はいい勝負ができるようにしたい。
江里口
(リレーでのご自身の走りについて)うまい感じにスピードにのって、いい走りができました。(リレー全体では)バトンがつまったところがあり、反省する部分はあります。(3位という結果について)もっと上にいきたかったです。優勝すれば、競走部自体が盛り上がるので。(100メートルの結果について)2位は満足ですね。いい結果だと思います。でもタイムとしては反省する部分があります。スタートしてからうまくスピードにのれなくて、後半焦って足が空回って危ない感じの走りになってしまいました。(予選、準決勝と思う通りに走れていたか)予選はスタートを失敗したんですが、準決勝はリラックスして走れて1番いい走りだったと思います。(大学のトップレベルの選手と走ってみて)トップの選手は速いです。ひとつもふたつも上のレベルですね。大学レベルにどう対応していくかだと思います。実力が足りないですね。(今後の課題、目標は)精神的に大きくなることです。自分のペースを崩さず、まわりを意識せず。目標は、日本代表になることです。1番の目標はオリンピック、近い目標はユニバーシアードです。
三輪
(目標)最悪入賞と思っていた。(作戦)駒野さんが出るのは分かっていたので、第二集団にできるだけついていこうと思っていたが、ペースが速くてついていけなかった。気付いたら離れていた。行こうと思っていた時には手遅れだった。調子は悪くはなかったんですけど。(課題は)最後のスピードですね。8位だったんですけど、最後2人に抜かれてしまった。(3000メートル障害出場にしぼったのはいつ頃)六大対校の時監督から言われました。自分は5000メートルとかのタイムを持っていないので、3障で行こうと。(次のレースと目標)日体大記録会の10000メートルです。長い距離を全然走ってないので、30分を切れればいいと思います。
木村
(3位という結果の率直な感想)完全に僕のせいです。1、2年生の若いチームなので、思い切っていって上を狙っていこうと思っていましたが、経験不足が出てしまった。スタートで出遅れてそのままずるずる行ってしまって戦うことができなかった。勝負させてもらえなかった。(レース内容)『ただつなぐだけ』になってしまった。優勝するには3走がカギだったのに、仕事ができなかった。自分の責任です。(タイム的には)まあまあです。でも勝負できなかったので悔しい。(バトンパスに関しては)去年から練習していましたが、練習の経験ではなく試合の経験を積まなければいけない。(次の試合、目標)全カレでは今日の失敗を生かして優勝したい。
女子マイルリレー
(今日の試合を振り返って)三上:2位という順位が悔しいです。ただ、チームとしてだいぶ成長できたということは嬉しい。最後の関カレなので、ワセダのチームで楽しく走れたのは良かった。一人ひとりの走力ももっとつけていかなければと思います。冨山:結果は悔しいです。自分の最低限の仕事は出来たかと思いますが、まだまだだと思いました。桑原:自分もまだまだだなと思いました。津留:ラスト10メートルぐらいのところで抜かれてしまい、悔しかった。前半はいけそうだったのですが。(今後の目標は)全員:全カレで表彰台に乗りたいです。もちろんタイムも縮めます。
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