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第186回日本体育大学長距離競技会
4月29日 神奈川・日体大グラウンド
一年好走、負けるな先輩
今回の記録会は、主力選手に厳しい現実を突きつけるものとなった。早大からは男子10,000メートルに12人の選手が出場し、湯浅義人、中島賢士(ともにスポ)が自己記録を更新するなど1年生が活躍した。しかし、一方で上級生がそろって調整不足を露呈し、存在感を示すことが出来なかった。
「4年生がもっとひっぱらないといけない」。本多浩隆(スポ4)のこの言葉に全てが集約されていたように思う。男子6組には本多、最終組となる男子7組には加藤創大(スポ2)がそれぞれエントリーされた。本多と加藤は今年の箱根駅伝を走り、今後もチームの中心として期待される。本多は最高学年となり、背負う責任や与える影響力の大きさは計り知れない。また、加藤も箱根の力走に加え、3月に行われた日本学生ハーフマラソン選手権で2位となり、ユニバーシアード代表権を得るなどその成長は著しい。それだけに好記録が期待された今回であったが、終わってみれば両者ともに同じ組を走った1年生に遅れを取るという情けない結果に終わってしまった。また、本多と同じく6組に登場した尾崎貴宏(教2)が上級生で唯一自己新記録をマークしたが、タイムは同組の中島に及ばず、本人も「もう少しタイムを縮めたかった。満足することはできません」と納得の走りとはいかない様子だった。
6月には昨年も通過出来なかった全日本大学駅伝の予選会が控える。疲れがたまっていたかもしれない、体調が万全でなかったかもしれない。しかし、今回のように1年生に引っ張られるという不甲斐ない姿を見せるわけにはいかない。上級生の力走で予選会突破を。全日本大学駅伝予選会では意地の走りで存在感を示してほしい。
(今泉博敬)
◆出場選手の成績
4組 三戸 格 30分44秒50 (14着)
5組 神澤 陽一 30分39秒58 (24着)
5組 天木 和広 31分05秒43 (30着)
5組 金子 純 31分23秒62 (32着)
5組 有賀 健 32分25秒87 (34着)
6組 湯浅 義人 29分24秒94 (7着) 自己新記録
6組 本多 浩隆 29分47秒18 (17着)
6組 高野 寛基 29分56秒18 (19着)
6組 高原 聖典 30分52秒18 (29着)
7組 中島 賢士 29分13秒52 (10着) 自己新記録
7組 尾崎 貴宏 29分29秒15 (16着) 自己新記録
7組 加藤 創大 30分32秒67 (24着)
◆コメント
相楽豊コーチ(平15人卒)
(組分けについては)今の力と調子を考えてですね。(1年生はいい記録が出ました)練習を上と一緒にしていて同じ感じでやれていました。期待も込めて少し無理してるぐらいの組に出しました。練習を十分積めていたわけではないですが思っていたより良い記録が出ました。(2年生以上は良くなかった)メニューの部分から修正しなくてはいけないですね。練習はできていましたが2週間前に1度ピークをもってきたので調整が難しかったです。でも、もう少し走れるかなとは思っていました。(関カレの出場選手や種目は考えていますか)きょうの結果が思うようにはいかず、また監督と練り直しです。(全カレの展望は)出れる人は限られてくるので。まずは関東インカレで点をとることです。あとは全日本駅伝予選会でいつも失敗しすぎなので今年こそはしっかりやりたいです。(ゴールデンウイークにの練習について)関カレの1週目に出る人は調整になりますが、それ以外の人は時間をかけて走り込みをします。きょうスタミナ不足が露呈しました。春の鴨川合宿でも走り込みが足りなかったので。
本多
(きょうの出来)六大終わって色々みんなに相談してちょくちょくよくなってきょうにいたった。完全によくなったわけではないがようやくヤル気がでた。早く練習がしたい。1年生がきょうはよかったけど4年生がもっとひっぱらないといけない。このままだと関カレ、全カレ、全日本予選会と戦っていくのがきついので、全体的レベルをあげていかなくてはいかない。全員がきょうの1年くらいのレベルであることが当たり前にならなくてはいけない。(きょうの収穫)次にむけてヤル気が出たのが収穫。(次の試合は)関カレ。きょうの結果をみながら種目が決まると思います。
加藤
(足をひきずっていますが)先週の金曜日くらいに練習中に足をぶつけて打撲してしまった。レース中は気にならなかったんですけど…。何がいけなかったのか自分でも分からないです。打撲のせいで練習の流れが変わってしまって、疲れが抜けなかったのはあるかもしれない。今は治りかけなので、関カレは大丈夫です。(当初は28分台を狙うと言っていたが、その足のなかで目標に変化は)29分半くらいでした。関カレのA標準、全カレB標準を切りたいと思っていました。(先々週の5000では13分台を出したりと、急に伸びてきた印象があるが)自分でもよく分からないんですけど。練習しても疲れなくなった。立川ハーフの結果が自信になったっていうのはあります。気持ちに変化がありました。(以前全日本は1、2組を走ると言っていたが、もう後半の組を任されるのでは?)チームの状態があまりよくないので、そうなるかもしれません。全日本では組上位でいって、タイムよりも、チームの貯金を作れるようにしたいです。(関カレは五千ですか?)多分そうなります。関カレでは全カレのA標準の13分58秒を切りたいです。
尾崎
(自己ベストです)もう少しタイムを縮めたかったです。あと20秒ぐらい。目標は29分10秒ぐらいで28分台も狙っていました。満足することはできません。シーズンに入って順調には来ていましたが、腰の疲労も出てしまいました。(全日本の予選会も6月にあります)トラックに苦手意識というか、いい印象は無いので、もっとタイムを縮めていきたいです。(箱根駅伝では9区にやはり思い入れがありますか)特別9区にこだわりがあるわけではないですが、渡辺監督に9区で河野(隼人=平18スポ卒)ようになれと言われたので、期待に応えられるようになりたいです。(関東インカレもあります)ハーフマラソンで出ると思いますが、入賞してポイントをとれるようにがんばります
高野
(きょうの結果はいかがでしたか)きょうの記録会は特に記録にこだわって臨んだわけではなかったのですが、レース後半に体が思うように動かなかったのがいけなかったです。(きょうのコンディションは)あまりよくなかったです。でも、調子が悪いということをいいわけにしたくないので、次はたとえ調子が悪くても結果が残せるようしたいです。(きょうのレース展開は)レース前半は前へいったのですが、後半はずるずると順位を下げてしまいました。ラストは追い上げたのですが、レース全体を通じて、やはり体力が課題だと思いました。(大学はいって、約一ヵ月がたちましたが、練習は)この一ヵ月の練習は自分にあわせてやらせてもらったので、さほど多くなかったです。でも、これからはさらに力をつけるための厳しい練習が待っていると思います。(これからの予定は)チームとしての大きな目標は全日本の予選なので、それに貢献できるようにこれから頑張っていきたいです。
中島
(結果は)自己新です。前半突っ込んで、後半粘れたのでよかったです。(先日5000メートルでも自己ベストと好調ですね)はい、環境に慣れてきました。(大学の練習は)ポイント練習はきついですが、あとは自分のペースで調整できて、余裕を持って出来ています。(次のレースと課題)関カレです。課題はレース中のスピード変化に対応することです。
湯浅
(きょうのレース前、目標は)はじめての10000でとりあえず先頭についていって引っ張ってもらおうと考えていました。(大学初の10000だったと思いますが大学のペースはつかめてきましたか)そうですね。前半余裕でいけて、後半一気にいけた感じなのでだいぶ覚えてきていると思います。(今日のタイム約29分25には納得)はい、ラップタイムとか見てないんですが全体的に今日のレースは出来すぎでしたね。(自己ベストですか)はい、トラックで10000自体初めてに近かったんで。(大学の練習は高校と比べてどうですか)高校では後半1人でやる感じで量が少なかったのですが、大学ではまだまだ先輩方に追いつけないです。(どんな練習を)質の高いスピードをあげるための練習です。つなぎはジョグで疲れもとれています。(きょうの収穫は)前半からきつかったんですがねばりがよかったです。(今後の課題は)ラストで離されたんで最後まで競り負けないスピードをつけたいです。(今後でるレース予定は)まだコーチや監督と話し合っている途中です。
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