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 陸上特集



 早大競走部日本一への道・第1回

6月9、10、11日に行われる陸上の全日本インカレ。大会もいよいよ間近に迫る中、早大競走部の皆様に直前インタビューを行った。全カレにかける熱い思いを、全7回に渡ってお届けします。

 第1回は110mハードルの青木悠人(スポ4)と國分徹(スポ4)。先日の関カレでは、それぞれ4位、6位入賞を果たした両選手。最後の全カレを前にして、その胸の内にある思いとは――。陸上を始めたきっかけから、現在に至るまで、たっぷりと語っていただいた。

國分 ――まずは先日行われた関カレを振り返って、現在は結果をどうとらえていますか
國分:僕は関カレで入賞したのがはじめてだったので、最低限良かったとは思んですけど、最初に先生にも言われてたんですけど、うちの人間が全カレで去年3人入賞しているので、目標としてはワンツースリー取れたらいいなっていう話はしてたんで。それを達成できなかったので、そこは不満ですね。個人的にも関東で6番という事で、そこまでじゃないなって。全カレがあるんでそこにつながるというのはそこまでではなかったので、ちょっと物足りなかったなというのはあります。

――國分選手は去年は関カレには出場されませんでしたが、コンディションなどの理由でしょうか
國分:去年はその前の選考会でフライングして…(笑)
青木:あはは(爆笑)
國分:で、東京選手権という試合で、僕がフライングして失格になって、そこからどうも僕自身が勝手に調子を崩して、去年のシーズンはいまいち全部棒に振っちゃった感じなんで。逆に言うとそれがあったから今年はやんなきゃなという思いにもなりましたし。

――青木選手は関カレを振り返っていかがですか
青木:関カレの今年の目標としてはさっき國分がいったとおりワンツーツリーで入賞できたらという目標があったんですけど、僕自身怪我をしてしまって、やっとスパイクはけたのが試合の2週間前で。それもギリギリ間に合うかどうかという感じだったんで…。結果として出れたんですけど、4位ということで。目標にしてたのは優勝だったので、練習不足っていうのはありますけど、やはり納得はできないです。

――今シーズンここまで振り返っていかがですか
國分:最初は六大から入って早大記録会、関カレと3試合行なったのですけど、.六大で優勝してその時に自己ベストが出せてたんで、それはタイム自体は良いものではではなかったんですけど、1試合目でベストが出たっていうのと、勝てたってうことでいい入りができたと感じてて。そのあと記録会に出て関カレという流れだったんですけど、そこからは最初の入りのまま来たという感じで。ポイントを置いて上げてくるのがいまいち出来てなかったなって。調整がうまくいってないという感じですかね。そんなにはまったという感じでも絶好調という感じで迎えられたっていう感じでもなかったんで、そこが残念ですね。これからもう一度追い込んで全カレではめていければという段階ですね。
青木:僕はさっき言ったように怪我してて初めての試合が関カレだったので、スタートが上手くは切れなかったです。つぎは全カレなので上手く合わせていければと思います。

――現在のコンディションはどうですか
國分:ぼちぼちです。(笑)
青木:同じです(笑)

――昨シーズンの反省点はありますか
國分:去年はさっきのフライングと、その後腰を痛めて、そのあと夏にも練習中に捻挫して、最後10月に1試合出ただけで試合もほとんど出れなかったので、何もできなかったなっていう感じでした。全部棒に振っちゃって、反省することしかないっていうか。逆に今では今年の励みになったと捉えられますが、去年はそういう風にはとらえられなかったです。
青木:僕は去年は関カレが3位で、全カレが5位で国体も4位で。ひとつの目標としてた両インカレ入賞と13秒台を達成できて結果的には少しは満足してますけど。全カレの時に決勝で失敗したレースだったので、もっと上を狙えてたなっていうのはあります。

――昨シーズンを終えて冬場はどのような点を重点的に強化してきましたか
國分:僕は足の捻挫が長引いてて12月とか1月くらいまで痛かったんで、まずは怪我を万全に治してもう1回体を作って。第一に走力をあげることと、走りのスプリントとハードルを変えることですね。とにかくまずスプリントをあげて、まず土台を作ることを冬場にしましたね。
青木:冬季の目標としては僕も國分と同じスプリント力をあげていくというので。
國分:まねすんなよ(笑)
青木:ふざけんなよ(笑)2人とも足が遅いんで、スプリントをあげてそれをいかにハードリングにつなげていくかということがあれだったんで。一つの目標としてスプリント力をあげるというのがあったんですけど、12月くらいまではいい感じで練習こなせてたんですけど、アキレス腱を痛めてしまって、それが長引いて治ったのが3月くらいで。そこから合宿とかもあって練習していたのですが4月の始めにそこからまた四頭筋を怪我してしまいまして。関カレもギリギリで練習する期間もなかったので、冬季練はほぼできなかったといってもいいですね。

――現在、障害ブロックの雰囲気はいかがですか
國分:ハードルの人数自体が他の短距離と比べてけっこう多いんで。レベルの高い人間も集まってるんで、盛り上がってるし。その中で切磋琢磨しながらいいライバル関係ができつつやってると、僕は思います。
青木:切磋琢磨できてるとおもいますけど、僕ら2人が引退したらすこしレベルが下がってしまう所があるんで、底上げを僕らができるかもひとつの課題だと思ってます。

――最終学年になって精神的に変わったことなどはありますか
國分:今までも僕とかは1年のときからできるだけグランドを盛り上げようとしてきたタイプなんで、それが4年になっても変わらずやってる感じで。牽引していくというのではないですけど、できるだけ引っ張っていこうっていうのを、下からやってる部分と上からやってる部分が、4年になって両方見えてきたかなっていうのがありますね。やんなきゃいけないっていう気持ちも出てきましたし。
青木:僕はそこまで盛り上げるというか・・・寡黙だな(笑)黙々と。
國分:おとなしいよね(笑)
青木:あ、おとなしいですね。いや、寡黙でおねがいします(笑)あと記録を出してみんなをひっぱって来れればなっていうのがあって。それが去年はできたかなと思ってます。

――早稲田記録を持つ合戸さんが抜けたことで何か変わりましたか
國分:あの人は足も速くて、ハードルやっててもやっぱり強いというかんじで。早稲田記録を作ったときも、日本選手権で結果も残していたんで。尊敬もできますし。その先輩が抜けたということで逆に早稲田の看板をあの人が背負ってたんで、あの人が抜けたからって早稲田が落ちて見られるのが嫌だなっていう思いがあったんで、そこでやっぱりできるだけ自分が強くならなきゃなと思いました。 青木:僕もそんな感じですね。同じ四国で高校のときは憧れの存在で、早稲田に来たのも追いかけてきたみたいな感じなので。目標として、追い抜くために頑張ってきましたし.先ほどもいいましたが合戸さんが抜けて早稲田のハードルが弱くなったとは言われたくないと思って。それで。
國分:パクってばっかだな。
青木:だってそうなんだもん(笑)

青木 ――今年はラストシーズンですか早稲田記録も視野に入れ、特別な思いはありますか
國分:とにかく全カレの結果を出したいんで。全カレでるのも最後なんで。全カレってあの雰囲気って独特なものがあって、あそこで結果が出せればなって思います。
青木:大きな対抗戦は今年、もう来週が最後なんで、全カレ優勝と合戸さんの作った早稲田記録を抜ければいいなと思います。

――お2人が競技を始めたきっかけは何でしょうか
國分:僕はハードルを始めたのは中学校2年のときですね。陸上部の顧問の先生が中学校の体育の先生で、体育でハードルをやって、それを見てた先生にハードルの試合に出てみろっていわれて、そうですかって感じで(笑)出てみたら、そん時に県大会で3位になって。いいんじゃないかってことではじめました。
青木:僕は小中学校野球部で、中学校に陸上部とかなくて、陸上の大会があれば借り出されるという感じでそのときにやったのがハードルで、四国大会で2位になってそれが凄く悔しくて、高校に進学するときに野球か陸上か迷ったんですけど、坊主が嫌で、陸上部のある高校に。
國分:なんで野球でハードルなの?
青木:え?楽しかったから(笑)
國分:やる機会なくね?
青木:いや、みんななんだかんだハードルはやるよ。
國分:やんないよ〜(笑)

――早稲田を選んだ理由は?
國分:僕らが来るときに今の監督の一緒に磯先生が来られるという話を聞いて、ハードルの専門の先生というのをきいて、僕が高校のときはコーチという人がいなかったのでそういう人のもとでやってみたいというのがあって。あと、部でいえば合戸さんが。中四国って高1のとき合宿とかあって合戸さんと面識あったので合戸さんがいたからですね。というとこから決めて、それで青木が早稲田に来るっていう話を聞いて。
青木:メールしたじゃん(笑)
國分:だから聞いたからメールしたんだよ。「お前早稲田行くの?」みたいな。
青木:そうだっけ?俺からメールしなかったっけ(笑)?
國分:そうだっけ(笑)まあそれで、青木とかも面識あったり、先生先輩などそういう色々な要素もあって。僕はスプリントに関しても足が遅いというのがあったんで、早稲田でできたらなと思いまして。

――青木選手は?
青木:かぶっちゃうんですが磯先生が関学から早稲田に来るというのを聞いて、さっきも言いましたが合戸さんが早稲田にいるというのもありましたし、国分とも一緒に・・
國分:全部一緒じゃん(笑)
青木:うるせーよ、仕方ないじゃん(笑)国分と中四国合宿とかでも一緒になって切磋琢磨していければなと。

――お2人が知り合ったのはいつですか
國分:高1の国体で一緒に走って。その後の12月の時に中国と四国の合宿のときに一緒になって、そのときからです。

――そのときから友達だったんですね
國分:まあ会えばちょっとは話しますよ(笑)メールもするし。

――お互いに関してはどのような印象を持っていますか
國分:高校のときからずっとやってて、高校の2年くらいまでは青木に一回も負けたことがなかったんですよ。で、高3くらいからいままで一回も勝ってないんですよ。青木は僕よりこんな小さいんですけど(笑)、大学はいって一緒に練習してても早いとき早いわけですよ。若干悔しいので青木にはなんだかんだで負けたくないなとは常日頃思ってますけど
青木:國分は全中チャンピオンなんで、高1の時の大会から知ってたんですけど、そのときの國分が忘れられなくて。すごい落ち着いてるなって。「ああこいつが國分なんだ」って。まあ、スプリントとかはあんまりかわらないんで。

――プライベートでは遊んだりしますか
青木、國分:あんましてないです。
國分:青木は基本的にプライベートが謎って競走部でも有名なんで。普段こいつが何してるかだれも知らないですね(笑)
青木:國分は國分でゲームか寮で寝ているかなので(笑)

――目標としてる選手はいますか
國分:ハードルやっててアメリカのアレンジョンソンていうのが目標というか好きなんですけど。
青木:真似すんなよ(笑)
國分:おい(笑)それを目標ではないですが憧れで、なれたらいいなとは多少思っています。
青木:僕もアレンジョンソン好きなんでけど、ハードリングが僕と違うので、ジャマイカのウィグナールという選手が…
國分:マニアックだな(笑)
青木:その人のハードリングが僕のハードリングと似ているので、ビデオとか見たりしてます。

――陸上をやっていて良かったことは何ですか
國分:いろいろ友達も知りあうことが出来て、陸上やってなかったら早稲田にも来てなかったと思うんで。青木とかも含めて知り合えたことは陸上やってなかったらできなかったことなので、良かったと思います。 青木:いいこと言うね。
青木:いいこと言うね。

――青木選手は?
青木:陸上やっていて良かったことは…、なんだろう…。
國分:野球よりいいこと言えよ!
青木:まあ野球もいいですけど…。
國分:坊主じゃなくていいとか。
青木:いや、まあ坊主じゃなくていいってくのもあるんですけど、そこは載せない様にしてください(笑)
國分:いや、そこは重要でしょう。これで陸上の人口が増えればいいんだよ(笑)
青木:え〜、あ、じゃあ身長が低くても飛べるっていうことにしてください。
國分:まあ、それは青木が低いからだよな(笑)

――逆に陸上をやっていてツラかったことは
國分:基本は走ってばっかりですね。走って週一回ハードルするくらいで、あとは走ったりウエイトしたりって感じで。
青木:そんな感じです。

――オリジナルな練習とかはありますか
國分:あんまり人と変わったことしないですね。
青木:あんまり重いものを持たないようにしていますね。
國分:何で?
青木:なんか、筋肉ばっかり付いちゃいそうだから。
國分:やるとすぐ付いちゃうタイプだからね。僕は全然付かない体型なんですよ。
青木:そうですね、そういう練習とかはしていないんですが、体質なのかわかんないですが。入学した時に先生に「なんだお前その胸筋は?自分で満足してるんじゃない」といわれウエイト禁止になったんですよ。それからベンチとかしないように。あれはホントに怖くてびっくりしました(笑)なんで胸筋で怒られるんだろうって(笑)

――チーム内での一番のライバルは誰でしょうか
國分:基本は青木が。わかりやすいですし(笑)
青木:僕も國分ですね。合戸さんも一緒に練習してくれてるんで、合戸さんも目標にして。

――陸上で他にやってみたい種目はありますか
國分:三段跳びやってみたいです。
青木:僕も昔三段やってて好きなんですけど、すぐ腰痛めちゃうんで。.他はできないですね。足遅いんで。ハードルがないと部にいられないんで(笑)一般人よりはちょっと勝てるくらいですね。グラウンドにいると周りはバカみたいに早いんで。

――全カレでは他大で注目している選手はいますか
國分:あんまり考えてないですね、他大は、こいつら早いぞって言うだけで。とりあえず青木に勝てば全カレ優勝できると思ってるんで。 青木:自分も注目してる選手は特にはいないんで、そういう暇があったなら自分自身を鍛えようみたいな。
青木:自分も注目してる選手は特にはいないんで、そういう暇があったなら自分自身を鍛えようみたいな。
國分:かっこいい(笑)
青木:というか他人とか考えてる余裕がないんで。今は。

――今年度は全カレが1ヶ月近く早まりましたが、影響はありますか
青木:ちょっときついっす。
國分:関カレとの合間が短い.調整しにくいです.もうちょっと練習したかったという感じですね。
青木:きついですね.怪我してるというのもあって、うまく練習つめないので。

――全カレでの目標を教えて下さい
國分:インカレはホントうちの部は少ないので、個人的に優勝できたらいいと思います。青木に勝った上で、関カレも表彰台に上るといっててできなかったので、それができたらいいなと思います。
青木:競走部人数は少ないですが、個々のレベルは高いので一人一人力を出せれば、得点もできると思いますし、個人的にも去年5位でしたし、ハードル3人決勝残ったんで、それ以上に3人残って得点できるようにですね。目標を優勝として。

――個人としては?
國分:全カレ優勝ですね。
青木:僕も全カレ優勝と早稲田記録更新です。
國分:優勝できればいいし.(笑)

――お2人の今の夢は?
國分:全カレ優勝!
青木:お前消防士じゃないの(笑)?

――青木選手は?
青木:全カレ優勝ですね。
國分:教員採用試験合格じゃないの?
青木:それは夢じゃなくてひとつの過程じゃん(笑)

――応援してくれるファンの方にに向けてメッセージをお願いします
國分:絶対いない(笑)いるならいるで応援してもらえたら頑張れるんで、応援してもらえたらなと。
青木:僕は身長が低くて、スタート前に並んだら一番低いので、(身長が)低いハードラーでも努力すれば記録は出るということを分かってもらえて、頑張ってもらえたらなと思います。

(取材・編集 萩原ちひろ・山田豊) 


國分(左)と青木
左:國分徹(こくぶ・とおる)スポーツ科学部4年
180センチ 71キロ 110mハードル自己ベスト14秒41
趣味:マンガ オフの日の過ごし方:家でごろごろしてます
全カレでここを見て欲しい!:ひたむきな姿

右:青木悠人(あおき・ゆうと)スポーツ科学部4年
175センチ 72キロ 110mハードル自己ベスト 13秒93
趣味:釣り オフの日の過ごし方:家でごろごろしてます
全カレでここを見て欲しい!:ハードル間のピッチ






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