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| 箱根駅伝予選会 直前展望
(10月16日 立川市昭和の森記念公園)
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なるか復活!悪夢を払拭する走りを!
来年1月2・3日に行われる第81回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)の予選会が、いよいよ週末に迫ってきた。昨年の第79回大会では15位、さらに今年1月に行われた第80回大会ではチームワーストタイの16位に沈むなど、何かと暗い話題の多い近年の長距離陣。その汚名を返上する予選会にできるかどうか。14人のエントリーメンバーからその可能性を探る。
| 名前 | 学部・学年 | 出身校 |
| 篠浦辰徳 | 人4 | 松山北 |
| 杉山一介 | 人4 | 藤枝明誠 |
| 空山隆児 | 人4 | 世羅 |
| 岡部祐介 | 人4 | 日立第一 |
| 高岡弘 | 人3 | 川越 |
| 原英嗣 | 人3 | 加古川東 |
| 藤森憲秀 | スポ2 | 佐久長聖 |
| 河野隼人 | スポ2 | 中京大中京 |
| 宮城普邦 | 一文2 | 沖縄尚学 |
| 小島将平 | スポ1 | 清教学園 |
| 駒野亮太 | 教1 | 早稲田実業 |
| 石橋洋三 | スポ1 | 福岡大大濠 |
| 八木大三 | 院2 | 一宮 |
| 河津直行 | 一文5 | 都国立 |
やはり核になるのは篠浦辰徳(人4)。故障や不調にあえいだ上級生の中にあって、関東インカレでは5000?3位、10000?8位、全日本インカレでも5000?で8位に入るなど安定感は抜群。今回のエントリーメンバーの中でも10000?では全504人中8位、そしてなんとハーフマラソンでは日本人1位(外国人留学生含めても3位)のタイムを持つ実力者だ。昨年こそ箱根の難コースに苦しみまさかの全体88位、チーム内でも9位に終わったが、今回は比較的平坦なコースに変わり、いよいよ本領発揮の時。満を持して日本人トップの座を狙う。
主将としてチームをまとめ上げてきたのは杉山一介(人4)。昨年の予選会では難コースをものともせず見事に日本人2位、総合でも3位に入った実力者も、今季は故障に苦しんできた。だが必死のリハビリでその故障も癒え始め、予選会出場の光明も差してきた。出場はまだ微妙な状況だが、逆境にも腐らず耐えてきた杉山。出場か欠場か、当日にならないと分からない状態まで持ってきたのはチームにとっても刺戟となる明るい材料だ。
そして、10000?でチーム内はおろか、今回のエントリーメンバーを通じても日本人1位の記録を持つのが空山隆児(人4)だ。1年次の箱根駅伝7区区間賞以来ロードでは結果を残せていない空山は、夏前のケガによる調整遅れで今回の出場は微妙。周囲の期待は大きいが、以前渡辺康幸監督(平8人卒)が「予選会は回避させて、最後の箱根で勝負させる」と言っていたこともあり、その動向が注目されるところ。果たして本番には間に合うか。
もう一人の4年、岡部祐介(人4)は2年連続で箱根駅伝を走るなど豊富な経験を武器に予選会に臨む。春のトラックシーズンはケガに苦しんだ岡部も夏場はしっかりと練習を積み、先日の日体大記録会10000?でも自己ベストにあと2秒に迫る走りを見せるなど調子を上げてきた。2月の青梅マラソン(30?)でも空山にわずか4秒差でゴールするなど、もともと長い距離は得意なだけに最後の予選会、勝負の走りとなる。
3年では高岡弘(人3)の成長が著しい。4月の日体大記録会では1万?のベストタイムが29分台に突入。6月の全日本大学駅伝の予選会では積極的にレースを引っ張り、組内で7位に入るなど順調に成長を遂げている。今年の箱根では6区区間8位に入りロードも得意とする高岡だけに、尊敬する篠浦にどれだけ近づけるレースができるか、チームのポイントゲッターとしての期待もかかる。
高岡と入学時から競い合ってきたのが原英嗣(人3)だ。一昨年の全日本大学駅伝では1年ながらメンバーに選ばれるなど期待された原も大舞台では結果を残せていない。とくに昨年11月の全日本大学駅伝では脱水症状に陥り途中棄権、故障を抱えたまま臨んだ6月の全日本大学駅伝予選会でも最終4組で組内31着に終わるなど本来の実力を出し切れずにいる。とはいえ夏場にしっかりと走りこめたのは大きい。ライバル的存在の高岡が結果を残してきているだけに危機感は十分。それを力に変えられるか。昨年の予選会ではチーム4位の走りを見せているだけに、本領を発揮すれば十分チームの核となれる存在だ。
2年のトップは藤森憲秀(スポ2)。昨年の予選会でチーム3位、全日本大学駅伝でも3区区間4位に入った実力者だ。トラックシーズンこそ調子があがらず、全日本大学駅伝予選会でも苦しいレースとなったが、夏場を越えて急成長。9月25日の日体大記録会10000?で自己記録となる29分46秒21を出し、完全復調を印象付けた。去年の秋の輝きを取り戻せば確実にチームのポイントゲッターとなる存在だけに、この予選会ではますますの躍進が期待される。
入部直後の昨年から渡辺監督をして「ロードに向いている」と言わしめた河野隼人(スポ2)はケガに苦しんでいる。昨年11月末、箱根前最後のレースとなった府中ハーフでチーム5位に食い込みながらも、箱根駅伝本番は調子が上がらず無念のメンバー落ち。雪辱を誓った今季もトラックシーズンの不調のあとは夏場の故障と、納得できる結果が残せないでいる。もともと力はあるだけにこのままでは終われない。夏のケガをいい休養に、予選会当日にピークを合わせられるか。自身との闘いが続いている。
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