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 第67回全日本大学対抗選手権ロードレース 9月4日 長野・大町市美麻地区周回コース 1周12.6km



 田渕が13位で完走、全員で勝ち取った総合5位!

激しい登り坂を必死に走る有我
 全日本大学対抗選手権(インカレ)、最終日の男子ロードレースは出場選手169人中127人がリタイアする波乱の展開となった。ワセダからはルーキー3人を含めた8人の選手が出場。鎖骨骨折から復活した田渕圭(商4=東京・都三鷹)が13位と上位でワセダから唯一の完走を果たし、ケガや機材トラブルにも負けない走りでワセダの強さを見せつけた。この結果、ワセダは総合成績5位で4日間のインカレを終えた。

 1周12.6kmのコースを13周する男子ロードレース。高低差200m強の厳しいコースと降りやまない雨が選手を襲い、前日までレースに出ていた選手陣は序盤から苦しさを見せた。1周目から先頭に少し遅れをとっていた佐々木龍(スポ3=神奈川・横浜)が、3周目でまさかのタイムアウト。ここで、入部正太朗主将(スポ4=奈良・榛生昇陽)が集団から飛び出しを図り、一時単独トップに立つも、三浦康嵩(スポ2=青森・八戸工)が4周目でタイムアウトになると、入部主将も後続に吸収され始める。すると、自分に引き付けて他大の選手を疲れさせ、味方の足を休ませるという入部主将の意図は実らず、7周目で無念のタイムアウトとなった。この時点で、田渕、大中巧基(スポ2=京都・北桑田)、佐々木勇輔(教1=埼玉・早大本庄)、有我行人(スポ1=早稲田渋谷シンガポール校)、谷口雄太郎(スポ1=東京・昭和一学園)の5人がレースに残る。

ラストスパートをかける田渕


 この後、ワセダをさらなる悲劇が襲う。先頭集団のスピードが上昇し、11周目になると、田渕を残し4人の選手がタイムアウト。ワセダの希望は、一人集団に食らいつく田渕に託された。しかし、ここで田渕にアクシデントが発生。タイヤのパンクによりレース離脱を余儀なくされる。タイヤの交換で時間をロスし、大幅に順位を落としてのレース復帰となった。あわや20位以下の得点外でのゴールかという最終ラップ。「最後のインカレだったので、絶対なにかしら結果は残したかった」という田渕は怒涛の追い上げをみせ、見事13位でのゴールを果たした。

 前日までの結果の総合3位を守ろうと挑んだロードレース。僅差で競っていた中大に逆転されるなど、ワセダにとっては悔いの残るレースとなった。一方、他大に比べて圧倒的に人数が少ない中獲得した総合5位は大きな意味を持つ。今後のレースでも、人数の少なさを感じさせないワセダ戦士の活躍を心待ちにしたい。

(記事 北田ゆず、カメラ 坂本奈都美) 





雨に負けず、完走を果たした合田


★女子ロードレースで合田が10位入賞!

 男子ロードと同じコースを4周する女子ロードレース。ワセダからは唯一、合田祐美子(スポ1)が出場した。序盤はメイン集団に食らいつくも、先頭集団が圧倒的な速さでリードを広げ、合田も徐々に遅れを取り始める。13名の選手が脱落して迎えた最終ラップ。9番目の選手が過ぎて見えたのは、合田だった。最終ラップとは思えないスピードでゴールを切り、見事10位入賞を果たした。






◆結果
▽男子ロードレース 田渕 13位
              入部、佐々木龍、大中、三浦、佐々木勇、有我、谷口 DNF
▽女子ロードレース 合田 10位


◆コメント
入部正太朗主将(スポ4=奈良・榛生昇陽)

――きょうのレースを振り返って
今日は正直疲れもあって、いけるかなとは思っていたんですが、走ってみたら疲れていて、2、3周走った時点で今日やばいと思って最後まで残れる気がしなくて、普通に集団からちぎれるんだったら、最後ちょっと逃げて見ようかなと思って、逃げを心みたんですけど、誰も反応しなくて僕だけしか飛び出さなかったんですよね。そこで、いけるとこまで走ろうと思って、逃げが決まったら一回落ち着いて後ろがゆっくりになるので、味方が休んでくれればいいなと思って走ったんですが、捕まった時には足がなくてという感じで終わってしまいました。
――チームとしての作戦は
きょう完走した田渕と大中はロードが強いので、それがチームの1、2で、彼ら二人はできるだけ足を温存させて無駄な動きはさせないようにとは決めていました。一年生は前に行かせて、前へ動かせてという感じで、僕も完走率ではナンバー3くらいだったので、完走しなければならなかったんですけど、無理だと思ってしまったので残りの二人にかけたという感じですね。
――きょうの課題は
正直、課題は個人で精一杯頑張っているので、人数が少ないことだけだと思います。トラックも良かったですし、一人一人の荷が重すぎるのでよく部員はやってると思います。
――最後のインカレとなりましたが、振り返ってみてどうですか
終わったという感じです。まだレースに出るので、インカレ終わってもまだそんなに感情はないですね。2月まで試合いっぱいあるので、今はまだ実感もないです。一大会が終わったという感じですね。
――これからどんな選手になっていきたいですか
みんなの憧れのなるような選手になりたいです。

田渕圭(商4=東京・都三鷹)
――ワセダで唯一の完走かつ、13位という結果です
取り敢えず、最後のインカレだったので、絶対なにかしら結果は残したかったんで、一応それはできたので、良かったです。
――最終ラップで順位が10近く上がりました
あの集団はひたすら日本大学と鹿屋体育大学がコントロールしてて、ペースが上がってなかったので、行けば、たぶんもう誰も着いてこないな、と思ったので上げました。上手くタイミングがあって良かったです。
――早い段階で佐々木(龍)さんや三浦さんのリタイアがありました
彼らは3日間トラックで、ちゃんと頑張ってくれたので、全然良いと思います。
――10周目くらいまでメイン集団にいらっしゃいましたがその後少し下がってしまいました
それって、パンクした周ですかね。一回僕ちょっとパンクしちゃって、それで車輪を取り替えてる間に、けっこう時間とっちゃって、そこから集団に戻るのに、けっこう足使って疲れちゃいましたね。
――11周目からはワセダで1人になりましたが、影響は
なんとなく予想はできていました。もう少し1年生が走れるようになってくれればいいと思います。
――合宿の成果は
僕一応このロードだけって最初から決まってたので、その練習に専念できたので、それがちゃんと結果に繋がったと思うので、良かったです。
――ツール・ド・北海道への意気込み
実業団の方たちも出てくるので、また今日と違った展開とかスピードだと思うんですけど、ちゃんと完走したいですね。それにしっかり着いていけるように頑張りたいと思います。

合田祐美子(スポ1=岡山・朝日塾)
――10位おめでとうございます
ありがとうございます!
――きょうの試合はいかがでしたか
良かったと思います。
――コースについてはいかがでしたか
坂に苦手意識があって坂が多いので目標としては先頭集団についていきたかったんですけど、途中で離されてしまいました。そこで4,5人の集団でいけたので良かったです。
――集団の中ではどのような気持ちで走っていましたか
とりあえずみんなでペースをつくって走りたいなあと思っていて、途中で11位と言われて前に10位の選手、9位の選手が見えてすごく抜かしたいなと思いました。
――集団から離れて4,5人で走っていたときはどうでしたか
これについていこうという感じでした。
――終始雨が降っていましたが影響はありましたか
きょうは特になかったです。
――きょうの試合で良かった点は
最後踏ん張れたところです。
――反省点はありますか
反省点というよりも次に向けてもっと力をつけていきたいと思いました。
――今後の目標を聞かせてください
今後は先頭集団でゴールしたいです。








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