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 第61回関東大学女子リーグ戦 9月24日 埼玉・浦和駒場体育館



 粘った末に専修大を破る

インサイドで攻める丹羽

 関東大学女子リーグ戦(リーグ戦)4週目の第1戦、早大のこの日の相手はアウトサイドシュートを武器とする専大だ。接戦となった今試合、途中逆転される場面もあったが、終盤に早大がわずかながら相手を突き放すことに成功し78−71で辛くも勝利。結果、リーグ戦の戦績を5勝2敗とした。

 「もう負けられない」(F光山慈能=スポ4・東京成徳大高)。そんな思いを胸に臨んだ試合は、序盤から激しい攻防戦となる。早大はC丹羽裕美(スポ3=愛知・桜花学園)が相手の徹底マークにあうも、力強いインサイドプレーやフリースローで点をかせいでいく。一方の専大も持ち前のアウトサイドシュートを次々と沈め、なかなか点差は離れない。また、両チーム共に相手を突き放したいところでターンオーバーが頻発し、どちらも決定的な流れをつかめないまま39−34で前半を折り返した。




声援を送るベンチの選手たち
 後半に入ってもお互いに譲らない執念のバスケットが展開される。光山の気迫のこもったリバウンドやF本多真実(スポ2=愛知・桜花学園)と丹羽のコンビプレーなど、拮抗(きっこう)した状況は第4クォーター(Q)に入っても変わらず、すでに二つ黒星のある早大にとっては全く気の抜けない緊迫した時間が続く。しかし、残り2分のところでついに試合が動く。G森仁美(スポ2=大阪薫英女子)のスティールから光山がレイアップを決めて75−71としたその直後、本多がドライブで切り込んでファウルをもらい、フリースローを二本確実に決めて勝負あり。土壇場に強かった早大が78−71という僅差で見事勝利をもぎ取った。

 なんとか接戦をものにした早大ではあったが、課題はまだまだ見受けられた。「ボールの扱いが安易」(C傳田みのり=社3、神奈川・金沢総合)と話すように、特に目立っていたのがターンオーバーの数。良い流れを自らのミスで断ち切ってしまう点も、次からは修正していかなければならない。そしてリーグ戦もいよいよ後半戦に突入する。ケガ人もいて、なかなかチーム全員がそろわない中で戦い抜くのは容易なことではないだろう。しかし、優勝を目指す上ではそんな言い訳は通用しない。今こそ、早大の真の強さが問われているのだ。

(記事 冨丘太朗、カメラ 小笠原芳、近藤万里奈) 





関東大学女子リーグ戦
早 大
78
20―15
19−19
14−21
25―16
71
専 大
【スターティングファイブ】
G 森 仁美(スポ2=大阪薫英女学院)
F 本多 真実(スポ2=愛知・桜花学園)
F 金山 舞穂(スポ3=神奈川・金沢総合)
F 光山 慈能(スポ4=東京成徳大高)
C 丹羽 裕美(スポ3=愛知・桜花学園)



◆コメント
萩原美樹子コーチ(平17文卒=福島女子)
――きょうの試合を振り返って感想をお願いします
安定しないというか…。1点リードして、ここ突き放せるなというところでミスが出たり。言ってみれば自業自得なので。でも自分たちでミスしたところをしっかり自分たちで取り返したという感じはします。
――先週白鴎大に敗れたことでチームの雰囲気はどうでしたか
良くはなかったですね。でもいまケガ人が多くて白鴎大に負けなかったとしても雰囲気はあまり良くないので。だから練習はなるべくしっかりするというか。雰囲気に関わらずやることはやる、ということで、ちゃんと練習はしました。
――1週間どのような練習をされてきましたか
とにかくターンオーバーを減らすっていうことを意識しました。まあ、きょうもずいぶんターンオーバーが出たんですけれど。あとは、相手チームのオフェンスに対してアジャストするところもありました。イージーシュートだとかターンオーバーについては厳しめに追い込むというか。そういうかたちではやっていました。成果はなかったですけどね(笑)。
――専大は外のシュートが強いチームですが、それを抑えるポイントは
うちのフォワード陣っていうのは足はあるので。でも諦めが早いときがありますから、しっかり追いかけて、落ちたところに最後までしっかり手を上げていくということ。それと、どうしても長い距離から打つシュートというのは長い距離でリバウンドが入ってくるので。そこをしっかり押さえるようにというのはかなり強調して練習していました。
――キーとなった選手、場面を挙げるとすると
人物的には丹羽。今日は本当に練習通りの活躍をしてくれました。前半本当に助かったと思います。キーになった場面は、後半タイムアウトのところでもつれたときに、桂が速攻でいったシュートがノーカウントになったんですけど、再開された後も桂はしっかり入れてくれた。あれはキーだったと思います。
――インサイドの調子はいかがですか
インサイドの調子は非常にいいと思います。インサイドがよくなってくると、どうしてもディフェンスが揺さぶられるので、インサイドアウトはよく出来てきていると思います。
――明日の試合に向けて意気込みを教えてください
2勝しないと意味がないと思うので。1戦目は辛くも勝っても2戦目で崩れることがあるかもしれないので。それが本当に課題だと思いますから。専修さんですけれど、専修さんに限らずどの試合でも自分たちの試合をして勝ちきるというのは課題だと思います。あとは気持ちだと思います。

F光山慈能(スポ4=東京成徳大高)
――きょうの試合を振り返って、感想をお願いします
いつも出だしが悪いので出だしをちゃんとしようっていうのは私たちの課題でもあるんですけど、きょうはそれが出来たのは良かったです。でも途中気を抜いて追い抜かれてしまったのは反省しなければいけない点だなと思います。
――そこまで接戦となってしまった要因は何だと感じますか
やはりディフェンスリバウンドを取られてしまったことと、相手のスリーポイントシュートをしっかり抑えられなかったことだと思います。
――きょうもルーズボールやリバウンドに跳びこんでいく姿が印象的でした
そうですね。流れを変えたいときに直接点にからめなくても、リバウンドは勢いがつくプレーだと思っているので、そこは、「私がやろう」っていう気持ちで取り組めました。
――先週は白鴎大に敗れてしまい黒星2つ目となってしまいましたが、この一週間チームでどのようなことを意識しながら過ごしましたか
とにかく優勝っていう目標は変わらないので、もう負けられないと。もう、あとはないっていう気持ちでみんなで練習に取り組みました。
――きょうはインサイドの動きが良かったように思いましたが
はい、頑張っていました。コア(丹羽)は、いつもは自分でいくところを、きょうは空いているところを見てパスとかを出してくれたので、すごく助かりました。
――最後にあすの試合に向けて意気込みをお願いします
とにかく負けないことです。1点差でも勝ちは勝ちなので。結果にこだわってやっていきたいと思います。

C傳田みのり(社3=神奈川・金沢総合)
――今日の試合を振り返って
私もなんですけど、ターンオーバーがチームとしても多くて、それは練習のときから一つ一つ丁寧にやるように言われていたのにできなかったなと感じました。
――どうすればターンオーバーを減らせると思いますか
ボールの扱いが安易かなと。競っているときとか時間がなくなったときに焦らないで、最悪(ボールを)持っていても、オーバータイムになってもいいから、丁寧にパスするっていうのを心掛けることですね。
――自分の出来としてはどうでしたか
一日一日良くはなっているんですけど、自分の納得できるプレーはまだまだできていないです。ケガをしていた期間に皆と差がついているのは分かっているんですけど、それをどうにかして埋めていこうと頑張っている最中なのでこれからですね。
――交替で出るという状態の中で何を意識していますか
交替選手こそミスしてはいけないっていうのはすごく感じます。いままでずっとスタートで出てきたんですけど、今回シックスマンの責任はすごく重いなと感じています。スタートの人がミスしたから替えられるわけじゃないですか。そこでまた替えられた選手がミスしていたらチームには申し訳なさすぎるので。
――明日の試合に向けて意気込みをお願いします
いままで負けている試合は二戦目を落としているので絶対明日は勝つっていうことと、あとターンオーバーをなくします(笑)。







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