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 第1回関東大学女子新人戦 6月19日 埼玉・十文字学園女子大



筑波大を破り3位入賞を果たす

スリーポイントシュートを決める森
 前日惜しくも拓大に敗れ、決勝の舞台を逃した早大。この日は筑波大との順位決定戦に臨み、90対53で快勝を収めた。早大は第1回目の開催となった今大会で見事3位入賞。また、ベスト8賞にはF本多真美(スポ2=愛知・桜花学園)が選出された。

 この日の試合、早大は序盤から積極的なオフェンスで筑波大を圧倒。試合開始直後にG加藤千尋(スポ2=山形商)がスリーポイントシュートを決めると、その後もG森仁美(スポ2=大阪薫英女学院)のスリーポイントシュートや本多のジャンプシュートでどんどん得点を重ねていく。早大はインサイドの要、C桂葵(スポ1=愛知・桜花学園)が激しいマークに苦しむも、周囲の選手がカバーを見せ、第1クォーター(Q)を25−11、第2Qを43−28と大きく点差を離して前半を終える。後半に入っても早大は手を緩めずに相手を突き放す。次々にシュートを決めていき、終わってみれば早大は森が4本のスリーポイントシュートを全て沈め、24得点。本多は21得点と大活躍を見せ、90−53で圧勝。前日のリベンジを、順位決定戦の舞台で見事晴らして見せた。




ベスト8賞に選ばれた本多
 今大会は普段実践経験を積むことができない選手の成長に大きくつながる場となった。その中でも、萩原美樹子コーチ(平17文卒=福島女子)が名前を挙げたのがベスト8賞にも選出された本多。「苦しいときもいままでだと先輩に甘えて良かったと思うが、(新人戦では)自分でちゃんと引っ張ろうという姿勢が見えた」とゲームキャプテンとしてチームをまとめた本多を大きく評価した。一方の本多も「経験も積めたと思うし、競っているときにどうコントロールするのだとか、そういう試合でしか経験出来ないことを学べた大会だった」と、今大会で自身の成長にも手ごたえをつかんだ様子だった。

 関東大学女子選手権を制した今季の早大。新人戦では拓大に敗れ、惜しくも3位という結果に終わったが、秋に控える関東大学女子リーグ戦に向け、チームは着実に進化を遂げている。「もっと強いチームに…」と尋ねると「是非したいですね」と即答した萩原コーチ。「勢いとノリだけだったという風に言われてしまいたくないので(笑)」とその後おどけてみせたものの、その目の先には大きな自信が垣間見えた。目指す先はライバル拓大へのリベンジ、そして二冠へ。現状のチーム状態は順風満帆といったところのようだ。

(記事 福田士朗、カメラ 小笠原芳) 




第1回関東大学女子新人戦
早大
90
25−11
18−17
23−19
24−6
53
筑波大
【スターティングファイブ】
G 加藤 千尋(スポ2=山形商業)
G 森 仁美(スポ2=大阪薫英女学院)
F 神崎 由香(スポ1=福岡・中村学園女)
F 本多 真実(スポ2=愛知・桜花学園)
C 桂 葵(社1=愛知・桜花学園)


◆コメント
萩原コーチ
――今日の試合を振り返って
きのう負けたんですけれども今日はちゃんと切り替えて臨んでくれたのでそれについてはすごく良くやったなと思います。
――今日の試合は2、3Qで苦しんだ印象でした
やっぱりゲーム慣れしていないという感じがあるので、どうしてもゲームの時間帯の中で中だるみしてしまうときがあるんですけれども、人数も少ないですしね。そういうところは出てしまったかなと思いますね。
――3位という結果に関していかがですか
3位という結果というか拓大に負けたのは悔しかったですね。きょうは本当に良く頑張ったと思いますけれども、拓大と松陰にはちょっとチャレンジしたかったかなと思いますね。
――選手のレベルアップを目標として臨んだ大会でしたが、成長は感じられましたか
感じましたよ。他のチームさんもそうだと思いますけれども、普段だと3、4年生、主力に目がいってしまうところで、1、2年生っていうのは見ていないわけじゃないんですけれども、ほったらかしになってしまうんところがあるんですよ。やっぱりこういう実践をやってみると、こういうところをちゃんと見てなかったとか、こういうとこもちゃんと教えきれてなかったなとか、彼女たちもそうだし、おそらく他の監督さんも沢山見れたと思うので、そういう意味では非常に良い大会だったと思います。
――特に成長を感じた選手は
本多ですかね。本多が良かった。勿論普通の3、4年生が入った状況で本多はスタートなんですけれども、やっぱり今回ゲームキャプテンだし。もともと高校ではキャプテンをやってた子なんですけれども、苦しいときもいままでだと先輩に甘えて良かったんですが、自分でちゃんと引っ張ろうとかプレーしようという姿勢が見えましたので、本多はよく頑張ったなと思います。
――1年生に関しては
予想通りといえば予想通りですね。
――桂選手は代表にも選出されている選手ですが
代表に選ばれていますが、まずポジションがちょっと違うっていうのもあるし、代表でプレーするのと自分のところでプレーするのとまた違うものがありますし、ポテンシャルはもっと凄いので、そういうところで代表に選ばれているところがあるんですね。だけどやっぱり細かいところはまだまだかなっていうのは改めて良くわかりましたね。
――桂さんの強みは
大きいこと。大きくて外が出来ること。ちょっと器用貧乏みたいなところがあって、大きくて外が出来るから、外も中途半端にやるし、中も中途半端にやるっていうところがあるので、そこはちょっと中をキチンとやらしてから外っていう風に育てないなとは思いますね。
――リーグ戦まで長い期間がありますが
今まではこの大会が無ければ早慶戦をやって都大会で終わりだったので、そういう意味ではこの大会が終わってリーグ戦まではそんなに長く間があるなとは思いません。今回の大会、トーナメントで見えた課題を抽出して修正してということはちゃんとしていきたいなと思います。
――春の関東大学女子選手権終了時にはこれから戦術に関して取り組んでいきたいとおっしゃっていました
ようやくこれで戦術面について着手できるようになりましたので、それは他のチームさんもそうだと思うんですけれども、チームとしてのディフェンスだとかチームとしてのオフェンスというのはもうちょっと取り組んでいきたいなと思いますね。
――もっと強いチームに
是非したいですね。勢いとノリだけだったという風に言われてしまいたくないので(笑)。

本多
――きょうの試合を振り返って
オーさん(萩原コーチ)からは3位と4位では大きな違いがあると言われていたので、やっぱりきょうは、きのう負けた悔しさはあるんですけど、切り替えてやろうっていうことはみんなで話をしました。
――きのうの試合で上手くいかなかったところはどこだと思いますか
ディフェンスですかね…。1対1で結構やられちゃって、今まで言われていたことができていなくて、それがもろに試合に出た感じでしたね。あとは体力の問題ですね。
――1年生のなかでも神崎さん、桂さんは全試合スタートでの出場でした
そうですね。桂は、特に日体大のときなんてダブルヘッダーの中、最後あの子が決めてくれて勝った試合だと思っているので。先週まではすごく頑張ってくれていたんですけど、きのうは拓大ということもあって当たりが激しくて、そこでちょっと体力を消耗したのかなとは思います。神崎はすごく周りが見える選手なので、周りがガンガンいってるときなんかは自分は抑えようっていうのが見える子だと思います。だから変にブレーキがかかってしまって、いっても良いところで味方にパスしたり、止めてしまったりっていうのがあった気がします。それが彼女の良いところでもあり、悪いところでもあるのかな、と思いますね。でも彼女がシュートを落としても、いてくれることがチームにとって良いっていうことは彼女には伝えたので。きょうはそれでいってくれたな、と思います。
――新人戦3位という結果をどう捉えていますか
やっぱりきのう勝っておきたかったていうのはあるし、きのうは勝てた試合を落としたっていう印象が自分の中にあるので。新人戦では3位なんですけど、拓大はこの前の借りを返しにきた戦い方だったので、チームとして負けたっていう悔しさの方が強かったです。
――この新人戦で得たものは何だと思いますか
ワセダとして出たときにはどうしても1、2年生はプレータイムが少なくなってくるので、今回は30分とか出ている時間が長くて、それで経験も積めたと思うし、競っているときにどうコントロールするのだとか、そういう試合でしか経験出来ないことを学べた大会だったと思います。あとは、練習で出来なかったことは全て試合にでるということも分かりました。
――個人的に今大会で得たものは
ことしはずっと3番で使わせてもらっていて、4番についたときにセンターのディフェンスが出来ないっていうのが課題で出てきていたんですけど、でも逆に4番につかれているから、スピードで勝負してドライブとかは結構出来たかなと思います。
――チームの今後の課題というのはやはり体力面でしょうか
そうですね。それは1、2年生に限らずワセダとして見たときに本当に体力がないって思っています。
――秋に向けてどのような修正が必要だと思いますか
体力面と、きのうは最後大事なところのイージーシュートを外してしまってつめられたので、そこですね。あとはディフェンスですね。


――きょうの試合を振り返って
3位と4位では全然違うので。きのう負けたことは結構ショックだったんですけど、きょうは切り替えて、きのうできなかったことをやろうって言ってて、それができたので。良かったかなと思います。
――きょうキーになった人物は
きょうはセンターが5ファウルでいなくなった時間が結構あったんですけど、そこをみんなでカバー出来たので、全員でカバーし合って勝ったっていう印象です。
――第1回目となる新人戦で3位という成績。この結果をどのように捉えていますか
やっぱり優勝したかったです。
――きのうの試合の敗因は
拓大とうちでどこが違うのかなって考えたら、やっぱり練習の意識の問題だと感じました。試合の内容もいっぱい課題はあったんですけど、一番は練習を変えていかないといけないっていうのが見つかったことかな、と思います。
――トーナメントでは拓大に勝利しましたが、今大会拓大のリベンジの思いというものを感じましたか
はい。完璧にありましたね、それは。先輩たちは勝ったのに自分たちは負けたっていうのが余計悔しいです。
――この新人戦で得たものは
一番、経験が大きいと思います。きのうの拓大戦で見つかった、練習を変えていくっていう課題は、1、2年生だけじゃなくてワセダとしての全体的な課題だと思うので、それは今後にすごく影響があるのかな、と思います。
――個人的に今大会で成長できた部分はありますか
こんなに長い時間出場することはないので、もっと体力をつけないといけないなっていう課題が残ったし…課題がいっぱい見つかった試合でした。
――最後に秋に向けて一言お願いします
トーナメントで勝って追われる立場になってしまったので、リーグは長期戦で体力は絶対に必要だし、追われる方はやっぱりすごくしんどいと思うので、いままで以上に気合いを入れて臨みたいと思います。

加藤
――きょうの試合を振り返って
きのうはやっぱり勝てる試合を落とした感じだったので。3位と4位じゃ絶対に違うので、いままでやってきたことと、いま出来ることを精一杯やって最後は勝って終わろうって、気持ちをしっかり入れてやりました。
――きのうの試合後、ミーティングは行いましたか
特にはやっていないんですけど、やっぱり勝てたのに逆転されたっていうのは、練習から粘りがなかったっていうことで、練習からきちんとしないといけないよっていうのは監督から言われました。でもそれは意識の問題だから、きょうはしっかり意識を持って、戻るところは戻る、走るところは走るって、きちんとやろうと思いました。
――第1回目の新人戦で3位という結果ですが、この結果をどのように捉えますか
そうですね…嬉しいことは嬉しいんですけど、小原がケガをして出られなかったこともありますし、優勝狙いたかったし、狙えたかな、とは思うので、嬉しい半面悔しいです。
――新人戦を通して成長できたところは
3、4年生が混ざると1、2年生の良いところとかが出しきれない部分があったんですけど、こういう試合で経験することっていっぱいあると思うので。1、2年生は走るのが良くて、ブレイクとかも結構出していたので、そういうところをチーム全体で出して、ワセダ全体で走れる、展開の早いチームになったらいいなと思います。
――個人的に成長できたことろはありますか
高校のときは2番ポジションだったんですけどシューターに変わって、ずっとスリーポイントとか練習していて。初戦ときのうきょうはあんまりシュートはよくなかったんですけど、試合中にパスがきてからのシュートセレクションと、シュートを狙ってディフェンスがきたら抜くドライブとかも結構身につけられたのかなっていうのもあります。あとは個人的にはディフェンスを頑張って、相手チームの展開の流れを止めることもそうだし、途中テイクチャージを取れたこともあったので、今度チームに戻ったときに、ディフェンスで流れを変えるように出られたら良いなと思います。
――コーチからは体力が課題との指摘がありましたが
個人的にも体力は課題で、選手も試合終わったあとに脱水で倒れてしまって…。途中流れが悪かったときにも脚が止まっちゃっていたので、体力はチーム全体の課題です。
――1週間後の都大会に向けて
きょうは自分のポジションが低くて、高い位置から攻めるプレーをしなきゃいけなかったんですけど、低いとドライブもいきにくいし、シュートも限られてくるので、もう少し高い位置でもらって、シュートかドライブかの判断を出来るようにしたいです。

神崎
――今日の試合を振り返っていかかですか
シュートにもっといけたと思いました。
――3位という結果に関してどのように感じていますか
きのうの試合のときに、もっとみんなチーム1つになってディフェンスとかできたら勝てたと思うし、ちょっと悔いは残ってるんですけど、昨日の負けをいかしてこれからにつなげていけたらいいなと思います。
――新人戦を通して自分の出来はいかがでしたか
全然チームに貢献できていなかったと思います。
――チームのアジャストに悩んでいる様子でした
高校のときとかも、そうなんですけれども大学でも1年生のときは他の先輩が出来るからっていう思いがどこかにあって、1対1に行け行けって言われるんですけれども、周りを見るほうが多くなってしまいました。
――日体大戦では良い活躍をみせていましたが
今までは1本1本のシュートとかでちょっと駄目だって落ち込んでいたんですけれども、試合前に先輩たちから、次のプレーに切り替えていくことが大事って言われたのでそれを意識したら気が楽になってプレーすることができました。
――次のリーグ戦までの課題は
シューティングとかディフェンスとか体力をつけるのはもちろんだと思うし、アジャストのところでも悩むんじゃなくて自分でいくことを1番に考えてプレーできるような力をつけていきたいと思います。
――リーグ戦の目標は
まずメンバーに入ることと、苦しくなった展開で入ることが多いと思うからそのときにチームにプラスになるようなプレーができるようにしたいと思います。








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