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第60回関東大学選手権大会
5月12日 東京・代々木第二体育館
宿敵明大に粘り勝ち、ベスト8進出
明大ルーキーの上からジャンプシュートを沈める玉井勇気(スポ2=福岡第一)
二回戦の相手は同じ1部リーグに所属する明大。昨季までの絶対的スコアラー金丸晃輔(=パナソニック)が抜けた穴は大きいものの、新たに大物ルーキーも加入しその実力は本物だ。しかし結果はきっ抗した状態が続く中相手を突き放した早大が65−50で勝利。見事ベスト8入りを果たした。
激しいディフェンス合戦だった。早大は久保田遼(スポ4=福岡大大濠)にボールを集めるも相手の激しいマークで仕事をさせてもらえず、苦し紛れのアウトサイドシュートが目立つ。一方の明大も早大の徹底したオールコートマンツーマンの前に沈黙。両チーム共になかなか攻撃のリズムを作れず、その苛立ちからかファールもかさむ。29−22というロースコアで前半を折り返した。
久保田のバスケットカウントで盛り上がる早大
第3Q(クォーター)に入り、ようやく試合が動く。序盤は苦しんでいた久保田がファールを受けながら得点を奪い返すとそこから流れは変わり、ルーキーながら物怖じせず積極的に攻撃を仕掛けていった木村晃大(スポ1=京都・洛南)のプレーも手伝って第4Qでは一時20点差以上をつけることに成功。結局試合終了間際では主力を全員下げる余裕も見せ、快勝を収めた。
この日久保田はチーム一の20得点を挙げ、所々で献身的なリバウンドも披露するなど攻守両面にわたり活躍。「電鉄杯の時よりは(調子が)全然戻った」と言うように、不振だった大黒柱の復調を感じさせる内容だった。準々決勝で待ち構えるのはやはり同じ1部の筑波大。昨季からの主力がほとんど残るこのチームに勝つのは容易ではない。ベスト4をかけた激戦の火蓋がまもなく切って落とされる。
(記事 冨丘太朗、カメラ 福田士朗)
第60回関東大学選手権大会
早大
65
18−15
11―7
19−12
17−16
50
明大
【スターティングファイブ】
G 大塚勇人(スポ3=福岡大大濠)
G 玉井勇気(スポ2=福岡第一)
F 鈴木貴大(スポ2=京都・洛南)
F 河上宗平(人2=京都・洛南)
C 久保田遼(スポ4=福岡大大濠)
◆コメント
久保田
――ロースコアのゲーム展開になりましたが
日頃言われているディフェンスだったりリバウンドだったりっていうのが、京王電鉄杯のときは倉石さんに指摘されたことが多かったんですけれども、そこがよく出来ていたのかなと思います。だから明治もガムシャラになってスリーばっかりっていう展開になって一気に空けた20点は保つことが出来て勝利できたのかなと思います。
――明大は一昨年まで早大と同じく2部にいた相手。ライバル意識などはあったか
ありますね。僕らより先に2部から抜けて1部に上がったチームなので。それと、明治は結構友達とかも多いし、意識する面っていうのは多かったですね。もう卒業しちゃったんですけれども金丸さんとかもいて、基本的にスリーポイントのチームなのでそこをどうチェックするか考えていました。
――京王電鉄杯時は不調でしたが、調子は戻ったか
電鉄杯のときよりは全然戻ったのかなとは思いますけど、この後の3日間で、もう少し臨機応変、クリエイティブな感じをプレイに表現したいなとは思います。
――今日の試合はファールがかさんでしまったが
1、2回はなんでかなっていうのもあったんですけれどもインサイドが向こうは泥臭いプレーヤーなので、リバウンドとリーズボールしかしないような選手ばかりなので、逆にそのリバウンドに飛びこまれないということをしっかり意識したんですけれども結果的にファールになったので、そこをいかにファールせずにボックスして止めるかというのが今後の課題となってきますね。
――1年生の出場機会も増えてくるのでは
1年生も倉石さん的にも怖いというか、使い勝手という面では使いにくい面もあると思うんですけれども、今日は木村が河上と鈴木の交代として、得点の面でもディフェンスの面でもよく繋いでくれたとは思います。
――筑波戦に向けて
ここでベスト8に入ったからこそ3日間試合がある。そこで順位決定戦にいくのか上を目指すかはだいぶ違ってくると思う。また、筑波は去年のトーナメントでも負けているのでここでどうにかして勝って、ベスト4。僕が大学に入ってから初ですね。関東とかインカレでベスト4とかに入るのは。初のベスト4を狙いに頑張りたいと思います。
木村
――今日の試合を振り返って
今日は先輩方も絶対に勝とうと言っていたのでやっぱり出たときは自分の仕事をして、勝ちに貢献できるようにやろうと思いました。
――試合前に倉石監督や先輩などに言われたことは
特にはないんですけれども、チーム全体として言われたことがあったのでしっかりそれを自分でどうやって出すかと考えました。
――言われたこととはディフェンスか
そうですね。ディフェンスとリバウンドなど指示が出たのでそれをしっかりとやりました。
――シュートが非常に得意であると聞いているのですが持ち味はいかせていますか
今日はちょっとシュートは調子が悪かったので、合わせとかファールを貰うプレーとかでしっかりと調子が悪いなりにも調整していこうかなとは思いました。
――高校時代の先輩とのマッチアップになったが意識は
向こうの先輩の方が全然上の先輩なので、僕はやるしかないので、意識はせずにただ止めるというか絶対にやられないという気持ちでやりました。
――早稲田のプレーにはもう慣れたか
まだ完璧ではないのですけれども、倉石さんが言っていることを動きでしっかりと表現していけるように徐々になっていっていると思いますし、まだ上を目指せると思うのでもっとやっていきたいですね。
――次の筑波戦に向けての目標
チームに貢献できるようにしたいですし、今日はリバウンドがあまりとれていなかったので、久保田さんばかりに頼っていたら駄目なので自分もしっかりと取りに行きたいし、あとは今日はシュートがあまり調子がよくなかったので明日しっかり調整して決めていきたいなと思います。
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