記事一覧
速報掲示板
お知らせ
定期購読
wasedasports.com
>
野球
>
TOKYO BIG 6 秋に懸ける男たち〜FOR THE AUTUMN LEAGUE〜
> 立大
▽
記事一覧
▽
速報掲示板
▽
野球
▽
ラグビー
▽
陸上競技
▽
サッカー
▽
アメフト
▽
スケート
▽
卓球
▽
その他の競技
▽
特集
読者アンケート
お名前
メールアドレス
コメント
ご意見ご感想ご要望など、ご自由にお書き下さい。
TOKYO BIG6 秋に懸ける男たち 田島・五藤
立大 田島・五藤インタビュー
昨春から3季連続でチーム5位と低迷が続く立大。しかし、その中でもリーグ戦で首位打者争いを繰り広げた田島、リーグトップとなる4本塁打14打点を叩き出した五藤の二人は見事、坂口監督の期待に応える活躍を見せた。定位置となりつつある5位脱却のキーマンとなるであろう、打撃の中核を担う二人に、春季リーグを振り返ってもらい、現在のチーム状況やラストシーズン向けての思いを伺った。
―秋に向けて重点的に取り組んでいることは
田島
:チームとしては走塁です。投手を中心としたディフェンスにも力を入れています。個人的には、監督から自分のバッティングを変えると、調子を崩してしまう恐れがあると助言をもらったので、今までのバッティングにプラス何かをつけ足す感じで練習しています。特にランナーが出たときのバッティングでは、最低出塁、できなかったら進塁打という意識を持った打撃を心掛けていますね。
五藤
:状況判断、状況に応じたバッティングや守備をいつも考えながらやっていますね。打撃は今まで引っ張り気味だったんですけど、センター中心に振り切ることを実践して良い結果に結びついたんで、センターから右にかけて打ち返していくことに重点を置いています。
―秋田でのキャンプはいかがでしたか
田島
:例年に比べて雨が結構降ってしまって、量的にはそこまでできなかったんですけど、ミーティングをしたり、どういう意図を持って練習しているかの確認ができたので、質的には例年に劣らないキャンプだったと思います。休養日には田沢湖に行って観光したり、ボート乗ったりしてきました。すごく良いところでしたよ!
五藤
:天候が悪かったこともあって、個人個人の練習が多くできたのは良かったですね。それぞれ自分の課題を克服するための練習ができたんじゃないかと。
―春季リーグは5位。チームとして春を振り返るといかがですか
田島
:ディフェンス面で、ピッチャーだけの責任じゃなくて、守備でも足を引っ張ってしまい、無駄な失点を多く与えてしまったのが開幕から8連敗してしまった一番の原因だと思います。もうひとつ、走塁ミスで勝てた試合を1、2試合落としてしまったので、ここを改善するためにも、秋に向けての課題は走塁ですね。
五藤
:序盤で大量失点という形が多かったですね。やっぱり、自分達の野球はバントとかエンドランを絡めて1点ずつ取っていって接戦に持ち込むというものなので、そういう細かい野球ができなかったことが8連敗という結果になったのかなと思います。
―田島選手は打撃成績が2位と個人的には良かったシーズンでは
田島
:そうですね。でも、最終的な目標はチームの優勝なので、個人成績云々よりも、やっぱり5位で終わったことが悔しかったです。
―首位打者争いを意識したりは
田島
:意識していたというか、立教の試合日程が終わって、早慶戦の第2戦が終わった地点では自分が一番だったんですよ。その時初めて、他力本願なんですけど、「打たないでくれー」って思いました(笑)。
五藤
:実際、結構意識していましたけどね(笑)。
田島
:まあ・・・細山田(武史=スポ3)君ももちろん打率高いなって思っていたんですけど、田中幸長(スポ4)君とか、泉(尚徳=スポ3)君もちょっと気になっていましたね。最後に抜かれた時は「こんなもんだな」って(笑)。
―好成績の要因は
田島
:2月半ばぐらいに、アメリカキャンプを全体で行った時、元巨人選手のレジー・スミスのやっているベースボールアカデミーで、ご本人からいろいろバッティング指導を受けたんです。バッティングのフォームはもちろん、意識や考え方も変わって、それを春に実践したらうまくいった感じですね。
―五藤選手はスタメンに定着し、4番にも抜擢されました
五藤
:4番の自分が変なプレーをしてしまうと相手になめられてしまうので、多少の責任は感じましたね。結果だけ見ると3割を残せたことは良かったんですけど、やっぱりチームが勝てないのはクリーンアップの責任なんで、悔しいシーズンでした。
―チャンスに強いイメージがありますが
五藤
:田島がすごい良い形で繋いでくれるので、これを次の打者にも繋ごうと。自分ひとりで決めるんじゃなくて、とにかく繋ごうという意識でいつも打席に立っています。
―お互い打順を前後に控えているわけですが
田島
:五藤は頼りになるバッターですよ!長打も打てるし、意外と器用だし(笑)。こいつに回せば何とかなるんじゃないかって信頼しているので、自分の役割としては、できるだけ多くのランナーをためて五藤に回すことですね。
五藤
:簡単にアウトにならないんですよ(笑)。ファールで粘ったり、何かしら塁に出るので、向こうのチームからすれば田島は一番嫌なバッターだと思うし、粘り強いバッターだと思っています。
―春季リーグで一番印象に残った試合は
田島
:早大1回戦の、斎藤(佑樹=教1)君が9回2アウト2ボールで出てきた場面ですね。球場全体が斎藤君の「味方ぁーっ!」って感じで、僕ら悪者みたいになっていました(笑)。
五藤
:僕も同じです。お客さんがいっぱい入っていましたし、満塁のチャンスを作っておきながら4球で抑えられたんで。斎藤君に黒星つけたかったんですけどね。
―実際に斎藤佑選手の投球を見てどんな印象を受けましたか
田島
:やっぱり1年生ということを考えると、すごいピッチャーだと思うんですけど、裏を返せば、まだつけ入る隙もあるかなと。
五藤
:強気だなって印象を受けましたね。ピンチになっても動じないピッチングを堂々としているので、自信を持っているなと感じました。
―4年生として、チーム内ではどんな役割を果たしていますか
五藤
:僕は外野チーフをやっています。練習前に、今日はこういう意識を持って取り組んでいこうとか話したり、練習メニューを考えたりだとか。外野手の状態、状況を見ながら練習することですね。
田島
:うーん・・・掃除責任者ですかね(笑)。「ここを掃除しろー」って指示したり、しっかりやっているか確認したり。朝、誰よりも早く起きるんで大変なんですよ!
―期待の後輩はいますか
五藤
:部屋っ子の五十嵐ですね。新潟明訓高の出身で、良い選手ですよ。秋は自分達の前を打つことになると思うんで、良い形で繋いでくれると期待しています。
田島
:僕も部屋っ子なんですけど(笑)。渡辺です。今、三塁手でレギュラーとれるかどうかって頑張っていて、気持ちが前に出てくる負けん気の強い選手だし、身体能力も高くて期待できると思います。
―立大を選んだ理由は
田島
:中学受験で立教新座に入ったんですけど、その目的は大学まで野球をやりたいというのもあってです。
五藤
:六大学で野球をやりたいって思いが強かったので一浪して進学しました。立教は野球推薦がないんですよ。そういう点でも、文武両道を実践していると思ったし、自分は野球も勉強もやりたかったので立教を選びました。
―理想の選手像は
田島
:昨年まで法政大学にいた大引(啓次=現プロ野球・オリックス)選手です。練習熱心で常に上昇志向ということをうかがっていましたし、プレーでチームの雰囲気を変えられる力を持っていると思うので。
五藤
:チャンスに強くて、1試合に1本でもいいから、ここぞという時に打てる選手になりたいですね。
―秋季リーグを戦う上でのキーポイントは
五藤
:やっぱり立教は繋ぐ意識が大事になると思うんで、投手陣が繋いで繋いで試合をつくって接戦に持ち込むことですね。我慢強く9回まで戦って、最終的には相手より1点でも多く取るという野球を展開したいです。
田島
:中山と五十嵐の1、2番コンビが頑張って出塁できれば、4番には五藤がいるので、きっとランナーを返してくれると思います。
―個人的な目標は
田島
:出塁率5割以上、打点10以上で優勝に貢献することです。
五藤
:春以上の成績を残すことですね。
―今季ワセダは日本一を達成しましたが、打倒ワセダの思いは
田島
:相当ありますよ。もちろん五大学全部意識しないとダメなんですけど、やっぱりワセダは一番意識しちゃいますね。
―ワセダで警戒している選手はいますか
田島
:個人的には須田(幸太=スポ3)君が一番良い球を放るんじゃないかって思っていて、中継ぎ、先発、抑えと何でもこなせる器用さもありますし、そういうところはすごいなと思います。斎藤君も抑えられると乗せちゃうので警戒しています。
五藤
:4番の田中幸長選手です。チャンスに強いというか、重要なところで決めてくる選手だと思うので、相手からすると恐いバッターですよね。
―早大以外では
田島
:慶応の加藤投手ですね。実は結構対戦しているんですけど、記憶が正しければ12打数0安打で5、6個三振しているんですよ……。本当は苦手意識を持っちゃいけないんですけど、やっぱり「打ちにくいな、良い投手だな」って思います。僕もクリーンアップを担ってるんで、なんとか加藤から打ちたいですね。
五藤
:自分も同じなんですけど、昨秋も今春も初戦から加藤で負けていまして。秋は開幕戦で加藤を打ち崩さないとチームも波に乗れないと思うんで、ここが一番重要じゃないかなと。
―ラストシーズンに向けて
田島
:大学でのラストシーズンでもあり、野球人生でも最後の大会になるので、最高の仲間と一緒に笑って終わりたいと思います。優勝したら池袋パレードがあって、それをやりたいので、全力で戦います!
五藤
:このメンバーでやるのも、自分にとっては野球をやるのも最後ということで、今までの集大成として結果を残したいですね。自分自身も納得した形で終われるように、プレーしていきたいと思います。
―最後に、ワセダに一言お願いします
五藤
:甘い球投げてください(笑)。
田島
:俺もそれ言いたいけど(笑)。春はワセダ一色でしたけど、秋は立教が主役になります!
五藤
:じゃあ・・・勝つ!!
立大は開幕カードの慶大戦でインタビューの言葉どおり加藤を打ち崩した。2回戦も慶大をあと一歩のところまで追い詰めるなど、春とは違う姿を見せてくれた。秋の立大は早大にとって、いや全大学にとって脅威になるのは間違いない。神宮のピンストライプは虎視眈々(たんたん)と99年秋以来の優勝を狙っている。
(取材・編集 千葉亮太、西村佳恵)
◆田島勇輝(たじま・ゆうき)
1985年(昭60)10月2日生まれの0型。181センチ、79キロ。埼玉・立教新座高出身。
立大・経済学部4年。内野手、右投右打。
昨季成績 試10 打35 安14 本1 点9 率.400
通算成績 試31 打83 安22 本1 点11 率.265
◆五藤崇史(ごとう・たかふみ)
1984年(昭59)7月1日生まれの0型。186センチ、99キロ。岐阜・岐阜高出身。
立大・社会学部4年。外野手、右投右打。
昨季成績 試10 打41 安14 本4 点14 率.341
通算成績 試21 打51 安15 本4 点14 率.294
wasedasports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
すべての著作権は早稲田スポーツ新聞会に帰属します。
なお学校長期休暇中のお問い合わせには応じられませんのでご了承をお願いします。
(c)2001-2008,waseda sports press