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wasedasports.com >  野球 >  【特集】川西啓介インタビュー


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 新入生特集 川西啓介 5月1日 安部寮 



 エンジのルーキーズ 〜新入生特集4〜

 一昨年の夏、甲子園で優勝し、日本中を沸かせた早実ナイン。その一員だった川西啓介(社)が、今度は舞台を大学に移して奮闘中だ。そこで早速、始まったばかりのリーグ戦や早大野球部について語ってもらった。

取材に答える川西

 ―入学して1ヶ月経ちましたが、もう慣れましたか
 最初の頃は大学の練習とか野球に慣れなかったんですけど、だんだんこれが大学野球なんだなって分かってきました。

 ―オープン戦からだいぶ試合に出場されていましたね
 シカゴ大学との試合に出させてもらったり、いっぱいチャンスをもらってすごく良い経験になりました。1試合1試合、先輩のプレーが勉強になって、好奇心でいっぱいでしたね。

 ―どんなところが勉強になりました
 一球に対する集中力とか、チームのムードもすごく良くて、盛り上げ方とかすごいなと思いました。

 ―高校野球と大学野球の違いは
 ピッチャーは(高校生と)同じ速度でもスピード感が違うし、打者も打球の伸びや力が全然違いますね。

 ―高校で部活を引退してから、個人的に練習はしていましたか
 何もやってなかったです…。高校生活を満喫していました。1月20日からワセダの練習に参加したんですけど、その代償は大きかったです(笑)。

 ―早実高の先輩方から何かお話は聞いていたんですか
 上下関係が結構厳しいけど、やりがいがあるよって聞いて、やる気になりましたね。

 ―実際、野球部に入部した時の印象はどうでした
 中学生の時から早大の野球部でやることが目標だったので、最初は緊張していて、どういうものか分かんなかったんですけど。やっぱり厳しいですね。実はきょう、名前テストっていうのがあるんですよ。先輩たちの名前と学部と出身校を言うんです。できないと? 集合かかります(笑)。だいぶ覚えたんですけど、絶対に頭真っ白になりそうです…。

 ―練習にもやりがいを感じますか
 やっぱり練習時間も長いですし、ノックとか試合にすごく近い雰囲気でやっていて、一球ミスったらみんなから指摘されるような感じで。最初はプレッシャーもあったんですが、よく考えると良い環境だなって思いますね。

 ―1年生は雑用とかも大変ですよね
 そうですね。バット引きとか、ボールも先輩に取らせに行くわけにいかないので。

 ―1年生で唯一ベンチ入りを果たしましたが、背番号をもらった時は
 もらうときに集合して、みんなから拍手してもらうんですけど、その時に責任感と頑張らないといけないなって思いました。

 ―その際、監督から何か言葉はいただきましたか
 いえ…。ほい、ほい、と流れよく渡していく感じで(笑)。

リーグ戦では1年生で唯一ベンチ入りを果たした

 ―試合中、ベンチの雰囲気はどうですか
 先輩も、1年が1人ってことですごく気を使ってくれるというか、自分ひとりに全部押し付けるんじゃなくて、みんな仕事とか持ち物も手伝ってくれるので、すごくありがたいです。

 ―東大2回戦で初めて神宮の打席に立った時は
 点差は開いていたんですけど、自分の中では大事な場面と思って集中して行きました。緊張し過ぎてその先は覚えてないです。(原寛信選手=文2の代打で)4番のところに自分の名前があって、正直びっくりしました(笑)。

 ―法大2回戦ではご自身の安打から勝ち越しのチャンスが生まれました
 打つ前に監督から「チャンスメークしてこい」とか、先輩から「緊張して打てないのがもともとだから、1年生らしく思いっきり振ってこい」って言われたのですごく気が楽になったというか。打った瞬間は本当にうれしかったです。

 ―代打で結果を残していますが、納得のバッティングができていますか
 はい。ほっとしています。

 ―早実高での3年間を振り返ってみてどうですか
 高校野球としては満足いった3年間だったんですけど、今の練習から考えるとすごく日々の練習の中に無駄があったと思うし、足りない部分もあったと思うので、そういうところは反省して大学でも生かしていきたいです。

 ―早実高に進学した理由は
 中学校の時に、甲子園に行くか大学で野球をやるかの選択になって、その時は早大の野球部に入りたかったので、通過点というか早実に入るのが近道と思って。甲子園は諦めようと思って入ったら、行けました(笑)。

 ―2年時には甲子園で優勝まで経験できました
 最高の経験でしたね。でも、自分がキャプテンだった代でみんなと一緒に、甲子園はすごく良い場所だったので、もう一度行きたいって思っていたんですが…難しかったです。

 ―高校時代と同じWASEDAのユニフォーム、多少違いは感じますか
 軽いようで重い…みたいな。ユニフォーム自体はすごく良い素材で軽いんですけどね(笑)。伝統とかいろいろ精神的な部分で重みを感じます。

 ―初めての寮暮らしはいかがですか
 とりあえず部屋がほこりっぽくて、汚いんですよ。片付けているんですけど、気付いたらたまってしまって。起きるのも大変だし、寮に入ってすごく親に感謝するようになりました。

 ―仲の良い先輩はいらっしゃいますか
 一番遊びに行ったりするのは斎藤(佑樹=教2)さんが多いです。部屋も隣なので。結構、買い物とか行きますね。

 ―キャンパスライフの方はどうですか
 練習とかいろいろあって、あんまり学校には行けてないですね。いや、本当は行けるんですけど、まあいいかってなっちゃって。大野(健介=社1)に行ってもらっています。

 ―では、これからの課題は何ですか
 試合前のノックをもっとちゃんとやりたいですね。ウエイトも個人的に取り組んでいます。

 ―アピールポイントは
 高校までは足で、6秒1くらいだったんですけど、休んでいる期間にめちゃくちゃ遅くなってしまって今はとりえがない状態なんです。これから頑張ります。

 ―お手本にしたい先輩は
 守備に関しては川畑(依啓=スポ4)さんですね。すごく確実というか、見ていて安心できるし、安定しているので。結構アドバイスももらっています。

 ―そういえば、川西選手と川畑選手は顔が似ていると言われませんか
 やっぱり思います?本当にめっちゃ言われるんですよ(笑)。兄弟みたいとか。でも、川畑さんは人としてもメリハリがあってカッコいいです。

 ―これから六大学で対戦したい相手はいらっしゃいますか
 まだあんまり知らないんですけど、じゃあ同じ学年なので明治の野村君で。

 ―最後に大学での目標をお願いします
 優勝が続いているので、ずっと勝ち続けたいですね。自分の代でも優勝できるように、チームに必要な存在になりたいです。

(取材・編集 西村佳恵)


まずは結果を出し続け、レギュラー奪取を目指す
◆川西 啓介(かわにし けいすけ)
 1989年(平元)6月17日生まれ。170センチ、67キロ。東京・早稲田実業高出身。社会科学部1年。外野手。左投左打。高校2年時にはリードオフマンとして甲子園優勝に大きく貢献。大学でも1年生で唯一のベンチ入りを果たし、結果を残している。







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