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wasedasports.com >  東伏見発 神宮への切符 >  第8回・*外野手1*前田将×田中豪


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 第8回・外野手1 前田将×田中豪 取材・4月6日 安部寮



 ―早実コンビが魅せる。走の前田将と攻の田中豪。―

 「東伏見発 神宮への切符」第8回は、外野手の前田将希(社4)と田中豪太(スポ3)のインタビューをお送りする。六大学No.1の盗塁王であり、他大も警戒する前田と、パンチ力のある打撃で右の代打として活躍する田中。二人とも早稲田実業出身。甲子園に出場した母校のエネルギーをもらい、今度は先輩が引っ張る姿を見せる番だ。高校からの先輩と後輩も、勝負の世界では関係なし。さらに田中幸長(スポ3)、松本啓二朗(スポ2)、1年生らを巻き込んでの外野手争いについて二人が語る。

相手からすれば最も塁に出したくない打者、前田  ―オープン戦もあと1試合ですが(※4月6日時点)お二人の今の調子は
 前田将:チームとしてずっと毎日のように実戦のオープン戦をやってきたんで、その実践的っていう問題では問題ないと思います。あとは個人個人がいかに調子をあげていくかです。
 田中豪:自分も個人的には今調子はあがってきてるんで、あとは試合に出させてもらえるチャンスがあれば、自分の精一杯の力を出すだけです。

 ―オープン戦はかなり長かったですね
 前田将:そうすね。毎日試合だったんではっきり言って疲れましたけど、でもマンネリ化だけはしないように一試合一試合大切にやってきました。
 田中豪:自分も一試合一試合の勝ちにこだわってしっかりやれるように。段々勝ち負け関係なく消化するようになっては意味ないと思うんで。自分の結果もそうですけど、チームの勝利ってことにこだわってやってきました。

 ―お二人は早実でご一緒ということで、普段は結構話されるんですか
 前田将:ポジションも一緒だったんで話す機会はあります。寮も同じ階ですし、多いとは思います。

 ―早実が甲子園に出ましたが、やはり見ましたか?
 前田将:見ましたね。
 田中豪:ずっと見てました。

 ―実は応援に行きたかったとか
 前田将・田中豪:行きたかったですねぇ。

 ―早実の和泉監督はどんな人でしたか
 前田将:アツい監督で。負けず嫌いってのが一番じゃないですかね、印象に残ってるのは。
 田中豪:技術的なことっていうよりも、精神的なことを教えてくれたんで。
 前田将:(笑)
 田中豪:そういう部分では自分のためにはなった監督だったんで。甲子園に行って素直にうれしく思ってます。

 ―お互いの良い所はどんな点でしょうか
 前田将:そうですね・・・。野球的なことですか?
 田中豪:(笑)
 前田将:野球的なことでいえば、右の代打には欠かせない人なんで。バッティングをもっと頑張ってもらいたいです。来年も外野を引っ張っていってもらいたいです。
 田中豪:このチームに欠かせない足があるので。将希さんが塁に出れば点が入るっていう状況が今のところできてるんで、毎日トレーニングやってもらって、そうすれば優勝も見えるんじゃないかなと思います。

 ―では負けられない点は
 前田将:やっぱり野球的なことで?
 田中豪:(笑)
 前田将:走塁面では絶対。自分はそこが売りなんで。そこで負けたらダメです。負けられないです。
 田中豪:外野まとめるっていう部分で、あんまり声を出していく人がいないんで、そういう部分で将希さんに代わってでもまとめていければいいんじゃないかなと思います。

 ―同じ外野の田中幸長選手と、松本選手への意識は
 前田将::僕はタイプが違うんでってのはありますけど。ただ自分の役割をこなすことを考えています。
 田中豪::自分も今試合に出るとしたら幸長か松本の代わりってかんじで、でも自分も幸長と松本に出てもらうのが今のチーム状況として一番いい状況だと思うので。もし自分にチャンスがあれば精一杯やるだけですし。相乗効果というか。

 ―今年の1年生はどう思いますか
 前田将:思い切ってやることが今の一年生には大事だと思うので、頑張ってもらいたいですね。ポジション取られないように頑張ります。
 田中豪:うかうかしてられないと思うので、自分のレベルアップに頑張るだけです。

ここぞという場面での起用が期待される田中豪  ―卒業した梁井一志さん(平18人卒)の存在はどんなものでしたか
 前田将:早実ですし、すごいプレーでも野球の姿勢とかでチームを引っ張っていくそういう選手だったんで。自分に足りない部分があったんで、尊敬してます。
 田中豪:自分も外野をまとめていた選手として尊敬しているんで、ああいう選手を目指したいというふうには思っています。

 ―前田さんにお聞きします。盗塁へのこだわりっていうのは今季もやはり変わりませんか
 前田将:走るために、チャンスを広げるために自分は出てると思うので。塁に出ることが一番の条件ですけど、どんどん狙っていきたいです。

 ―今季の目標はいくつぐらいですか?
 前田将:1試合1コぐらいですね。

 ―このキャッチャーから走りたいとかいうのはありますか
 前田将:どうですかね。とりあえずまだ刺されたことないので。このまま無失敗で。どんどん走って無失敗で。

 ―昨季の東大のようなシフトへの対策は練ってますか
 前田将:まぁ、去年完全にやられたんで。でもしっかり自分のスイングをして、強い打球打てばヒットになると思うので、そこは変えないで惑わされないようにしたいです。

 ―昨年は内野も守ったりしましたが外野へのこだわりというのはありますか
 前田将:外野も内野も、今外野ですけど、どこでも守れることにこしたことはないんで。今は外野なので外野を完璧にしたいです。

 ―今度は田中さんにお聞きします。お兄さん(田中雄太)は慶応のキャプテンでしたよね
 田中豪:そうですね。

 ―慶応への特別な意識っていうのはありますか
 田中豪:早慶戦っていう部分でもちろん意識するところはあるんですけど、慶応の選手もみんな自分の兄に世話になった人が、岡崎さんであったりいるんで、そういう部分で仲良くもしてもらってますし、試合では絶対負けられないっていうのはあります。

 ―早実の同期でもある小野塚誠さん(社3)の存在は同じ右打者としていかがですか
 田中豪:小野塚も1年のときは試合出てて、2年になってあんま試合出なくて、お互い頑張っていこうっていうかんじで言い合ってやってるんで、ライバルというよりは二人で一緒にってかんじで頑張りあってる状況なので。今あいつも非常に調子いいんで、それは非常にうれしいですね。

 ―3年生は出場している選手が少ないですが、引っ張ろうという意識は
 田中豪:そうですね、やっぱり3年生のメンバー外のためにも、3年生として示していかないと、これから先も存在感の無い3年生って言われてしまうようになるんで、そういう部分で引っ張っていこうという気持ちはあります。

 ―アメリカキャンプはいかがでしたか
 前田将:アメリカはやっぱり圧倒されましたね。とりあえず体の大きさが大人と子供みたいで。それでおいてパワーだけでなく技術面も頭の面も全ての面で一流だったんで、そこは行く前と行く後ですごい違うなって感じました。
 田中豪:行くまでは大雑把な野球とかそういうイメージでしたけど、行ってみて、うちの野球よりも緻密なことやってたし、細かいこともやってたし、そういう部分であれだけ体がでっかくてパワーもあるのに、そういうことが大事なんだなって再認識させられました。

 ―英語とか話したんですか?
 前田将:にわか英語で。(笑)

 ―チュートリは活きましたか?
 田中豪:チュートリ活きましたね。(笑)

 ―最後に、理想の選手というのはどういう選手でしょうか
 前田将:自分の役割としては、塁に出てホームに帰ってくるのが仕事なんで。とにかく出塁率と得点が多いことが良いと思うので。あとはプレーでチームを引っ張っていければいいと思います。
 田中豪:今代打っていう場面で出ることが多いので、勿論チャンスでも回ってくると思うので、自分が出れば必ず塁に返せるというぐらいの信頼を得られるようなバッターになりたいです。


 ★最後に、両選手に今年目標とする言葉を書いていただきました。

『常勝軍団!!』 『勝負強く!!』

           前田選手『常勝軍団!!』、田中選手『勝負強く!!』でした!

(取材・編集 堀和彦・牧野賢志) 
前田 将希(まえだ・まさき)
1984年(昭59)7月27日生まれのO型。東京・早稲田実業出身。外野手、右投げ左打ち、社会科学部4年
昨季成績 試12 打42 安7 本0 点1 率.167
通算成績 試44 打110 安22 本1 点6 率.200

田中 豪太(たなか・ごうた)
1985年(昭60)7月20日生まれのB型。東京・早稲田実業出身。外野手、右投げ右打ち、スポーツ科学部3年
昨季成績 試5 打6 安2 本0 点1 率.333
通算成績 試9 打9 安3 本0 点1 率.333







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