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TOKYO BIG6 主将たちの誓い・鈴木雄太
立大・鈴木雄太主将インタビュー
昨年は、春秋通して5位と不完全燃焼に終わった立大。昨年のメンバーが多く残るなかで、今春はアメリカ遠征を行うなど、雪辱を果たす準備はできている。立大が優勝戦線に加われば、リーグ戦は俄然、熱を帯びるはずだ。そこで99年秋以来の覇権奪回を虎視眈々と狙う、立大・鈴木雄主将の胸中に迫る。
―主将に任命されたということですが実際やってみてご自身どう思われていますか
自分、主将をやるっていうことは初めてでホントに何をしたらいいのか分からなかったんですけど、とにかくまずチームを引っ張っていかなければいけないので声を出したり、チームの先頭に立っていろいろやっています。
―主将に任命された経緯は
前主将の小野寺さんと学生コーチの伊藤さんと監督とが話し合って決めていただきました。
―小野寺さんからアドバイスみたいなものは
自分は結構1人で抱え込んでしまうタイプで人に頼まずに全部自分でやってしまうって小野寺さんから言われたので周りの4年生をもっと使ってなんかあったときも周りを使った方がいいよと言われました。
―主将になったとき不安は
やっぱ初めてだったので自分は本当に主将をやっていけるのかっていうのが不安でした。
―今はどうですか
大丈夫です。
―周りがしっかり支えてくれている
そうですね。
―特に今年は六大学に大きな注目が集まっているのですが
そういった環境で主将をやられるということに関してはやっぱり注目されるので恥ずかしいことは出来ないというのが一番にありますね。いろんな人に見られているので。
―昨年の春と秋の結果をどうとらえていますか
勝てる試合も勝てないことが多く、去年はここぞという時にちょっとチームが弱かったです。でも去年のメンバーが結構残っていて、そういう経験をみんながしたことは、すごく大きいと思います。また個人的にも去年は全然納得のいかないシーズンだったので。
―昨年のメンバーがたくさん残っていらっしゃるということですが
やっぱり経験があって悔しい思いとかしているので。
―理想の主将像は
引退したときに「あいつがキャプテンでよかった」と言われるような主将になりたいっていうのはあります。前に宮本(賢=平19スポ卒、現プロ野球・日本ハム)さんと食事する機会がありまして、宮本さんはそういう風になりたくていろいろやってきたそうです。
―手本となる人は
やっぱり宮本さんと前主将の小野寺さんです。
―宮本さんとはどうやって知り合ったのですか
自分が一年生のときの同じ部屋の先輩が宮本さんと知り合いだった関係で。自分が主将になって宮本さんもプロに行くってことで一緒に食事をしました。
―小野寺さんが手本というのは
小野寺さんはチームのために本当に一生懸命な人で、チームを第一に考えて何事も行動する人だったので。
―理想のチーム像は
勝ちたいという気持ちが見ている人にすごく伝わってくるチームが理想だと思います。
―チームの中には浸透していますか
勝ちたいというのを出していこうというのはあります。去年からやっていてもうだいぶやってきているので浸透していると思います。
―今年はアメリカでキャンプを行いましたが
アメリカは体格がいい人がたくさんいて、やっぱりピッチャーのボールとかも速いですし、打球も金属バットなのですごく速いのですが、そういった経験が大きかったと思いますね。リーグ戦でのエース級のピッチャーと同じくらいの球をどんどん投げてくるのでそういうのも経験がすごい勉強になりました。
―アメリカの投手からは結構打てましたか
打線的には毎試合結構打ってましたね。
―アメリカキャンプを経て変わったなというところは
新チームになってからバッティングで当てにいかずにどんな球がきてもとにかく振ろうというのをやっていて、アメリカで試合やって振らないとやっぱりむこうのピッチャーには負けてしまうので、そういう面ではバットを振るようになったと思いますね。
―キャンプ中に重点的に取り組んだことは
バッティングに関してはとにかく振るということ、守備に関しては守りに入らずに攻めて捕るということですね。ピッチャーはちょっと分からないんですけど(笑)。
―アメリカにおいて野球以外で得たものは
アメリカでロサンゼルス立教会とかサンフランシスコ立教会とかの方々にお世話になって、いろいろな人に支えられていると感じました。
―オープン戦中ですがチームの仕上がり具合は
結構いいと思います。
―特によいところは
バッティングはいいと思いますよ。
―見つかった課題などはありますか
振り切るってことを徹底していますがまだちょっと当てにいってしまうところがあることです。完璧は難しいと思いますが、リーグ戦までには全員が出来るようにしていきたいです。
―勝ちたい気持ちを前面に出す野球をしたいとおっしゃっていましたが技術的には
ピッチャーを中心に守り勝つ野球をしたいです。
―リーグ経験者が多く残り、今シーズン自信は
あります。
―今シーズン各大学に好投手が揃っていますがどう攻略していきたいですか
どんなピッチャーがきてもどんどん振っていくというのをチームで今徹底しているのでそれをやっていきたいです。
―注目している投手は
ワセダのピッチャーはすごいと聞いているので。斎藤(佑樹=教1)君とか福井(優也=スポ1)君とか今年入ってきたばっかりなんですけど、すごいピッチャーと聞いているので。
―チームの中で期待している選手は
中山とピッチャーでは桑鶴ですね。
―期待している新入生は
ピッチャーでは仁平、野手ではキャッチャーで前田、峯尾っていう選手ですね。前田は打撃、峯尾は守備で期待しています。
―新入生の加入でチーム内での争いは激しくなっていると思いますが
そうですね。特にキャッチャーの争いが激しくなっています。
―投手は昨年からの経験豊富な桑鶴さんが中心となるのですか
そうですね。
―ご自身の他大でのライバルっていうのは
いや、もう全員がライバルです。
―意識するチームは
全部です。特にはないですね。
―早大のイメージというと
やっぱり試合展開がうまいと思いますね。
―どんなところで感じますか
やるべきことをしっかりやるチームだと思うんで。
―早大と対戦するとき、どんなところに注意していきたいですか
ワセダとやるときはミスをしたら勝てないと思うんで、そういうミスがないようにしていきたいです。
―斎藤、福井選手の名前がさっき出ましたが他に注目している早大選手は
打者だと田中幸長(スポ4)、上本(博紀=スポ3)、松本(啓二朗=スポ3)ですね。
―最後に主将としての意気込みと早大へのメッセージをお願いします
今年は優勝目指してがんばります。早大へのメッセージは、うーん…ワセダ戦はお客さんがいっぱい入ると思うので、見ている人に感動を与えられるような試合をワセダとはしたいと思います。
(取材・編集 千葉亮太、山田豊)
◆鈴木雄太(すずき・ゆうた)
1985年(昭60)7月5日生まれのO型。177センチ、70キロ。大阪・PL学園高出身。立大・コミュニティ福祉学部4年。内野手。右投左打。
昨季成績 試7 打23 安4 本0 点0 率.174
通算成績 試37 打121 安30 本1 点16 率.248
■立大の今季展望
昨秋は、5位に終わるも、2位の明大に連勝を飾り、台風の目となった立大。今年は昨年のメンバーが多く残る。投手は、第1戦先発が予想される桑鶴がどこまでチームをひっぱっていけるかが鍵となるだろう。また、ルーキーイヤーに神宮のマウンドに上がった戸村、山神の立教新座コンビにも注目だ。
一方、打線のキーマンは、鈴木雄主将のいうとおり、中山であろう。昨秋、1年生ながら打率.333と最後まで首位打者争いを演じた男の飛躍に期待がかかる。そして1、2番の鈴木雄、中山が作ったチャンスを田島、五藤らのクリーンアップがいかにつないでいけるかが立大の今季の命運を左右するだろう。
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