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沖縄・浦添キャンプ
3月1〜12日 浦添市民球場
沖縄キャンプレポート第2弾 【投手編】
沖縄・浦添市で行われた早大野球部の春季キャンプ。そのキャンプレポートとして、前回の野手編に続き第2弾では投手編をお伝えします。斎藤佑樹(教=東京・早実)、大石達也(スポ=福岡大大濠)、福井優也(スポ=愛媛・済美)が抜け、野手以上に『新体制』ぶりが際立つ投手陣。三本柱の穴を埋めるべく、沖縄でどのようなスタートを切ったのだろうか。
※取材は3月5、6日に行ったものです。
坂道を駆け上がる後姿が光る――。グラウンドから外野スタンドの奥を見上げると、急な坂道を何往復も登っては下る投手陣の姿があった。野手陣とは基本的に別の練習メニューとなる投手陣。中野脩祥学生コーチ(スポ4=秋田)の指導の下、大野健介(社4=静岡商)、塚田晃平(社4=東京・早実)、高橋哉至(人4=富山東)、横山貴明(スポ2=福島・聖光学院)らは急勾配に向かい、汗を流していた。
新4年生を中心に選抜された10名の投手陣。「投手陣全体でレベルアップしよう」(大野健)。冬場に集中的に走り込んできた成果を試すのが、今キャンプとなった。午前中は野手陣とともにノックなどをこなす一方、グラウンドに隣接する室内練習場では投手陣のみでの念入りなストレッチと体幹トレーニングや、坂道・階段ダッシュを消化。午前から午後にかけては、走者を置いたシート打撃で全員が順番にマウンドに上がり、野手陣との守備連係を確認した。さらに練習終盤では、ブルペンに入り、フォームや球威を確かめる選手の姿も見られた。
5日のブルペンで、200球近くを投げ込んだのは左腕・大野健。「ちょっと投げすぎました」、「開きが早くなってしまって重心が前に乗ってこない」と納得のいかない表情を浮かべたが、エース候補としての自覚を感じさせるストイックな姿勢に頼もしさが感じられた。また、その隣では大野瑠哉(政経2=東京・早大学院)がブルペン入り。捕手の地引雄貴(スポ3=千葉・木更津総合)指導の下、フォームの調整に勤しんだ。さらに6日には高橋哉、塚田がブルペン入り。確かめるように一球一球を投げ込み、うなずく。「順調です。すごく、恐いくらいです」(高橋哉)、「明らかにキャンプ前よりは球威も上がってきていますし、腕も触れてきているのでいい感じです」(塚田)と上々の手応えを感じさせた。
キャンプ後半には紅白戦やオープン戦など実戦が多く組まれた。実戦登板の経験が少ない投手陣にとっては実戦の感覚を養う良い機会だ。実力が未知数の投手陣から、一体誰が頭角を現すのか――。
(記事 片貝早輝子、カメラ 山田周平)
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