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 秋季リーグ戦 9月26日 神宮球場



 斎藤佑樹、エースの仕事!


1回戦
明 大
早 大×
(早)○斎藤佑、大石―杉山
◇(二塁打)斎藤佑、佐々木


7回1失点の好投を見せた斎藤佑  ともに大学球界を代表する早大・斎藤佑樹(教3)、明大・野村の両投手による投げ合いで始まったこの試合を制したのは我らがエース・斎藤佑だった。早大は斎藤佑、大石達也(スポ3)の投手リレーで明大打線を2点に抑えると、打線も噛み合い4−2で東大戦から続く連勝を3に伸ばした。先勝することでアドバンテージを得るこのリーグ戦で、早大は勝ち点奪取へ向けて大きな一歩を踏み出した。

 初回、斎藤佑は先頭から立て続けにアウト2つを取るも連打と四球で満塁のピンチを招いてしまう。立ち上がりから苦しむエースを見て前回登板の不甲斐ないピッチングが観衆の脳裏をよぎる。2死満塁の状況でカウントは2−3。斎藤佑が投げ込んだ直球が唸る――。打席の千田はそれを見逃すことしかできない。渾身の1球でこの試合最大の危機を見事に乗り切ってみせた。2回以降の斎藤佑は緩急を自由自在にコントロールし、厳しいコースにボールを散らせ凡打の山を築いていく。その結果、7回を投げて5安打1失点とエースとして文句のつけようのない内容でマウンドを降りた。

先制適時打の宇高   この日の斎藤佑の直球は常時140キロを計測するといったことはなかった。しかし、変化球を多めに織り交ぜ、狙い球を絞らせない頭脳的な投球で明大打線を封じた。今春からバッテリーを組み始めた女房役の杉山翔大(スポ1)から出されるサインに首を横に振ることも少なく、テンポよく投げ込む姿は今夏の厳しい練習を乗り越えた成果だろう。今後の投球に、そしてこれまでに24勝と積み重ねてきた白星の数にも期待したい。

 また、好投手・野村を前にした早大打線は2回に先頭の山田敏貴(社3)が安打で出塁すると宇高幸治(スポ3)が適時打を放ち先制。その後もクリーンアップの3連打で追加点を奪うなど上位下位を問わずに安打が飛び出し、効果的に得点を重ね投手陣を援護した。

 ここまで開幕3連勝と順調に滑り出した今季の早大。いまのところ打線の状態も好調を維持しており、優勝する力は持っていると断言していいだろう。連覇を逃した前季は悔しい思いをした。この悔しさを晴らすためにはその手に優勝を収めるほかにない。まず、もう一度明大を粉砕し勝ち点を奪う。早大の逆襲は静かに、だが確かに始まっているのだ。

(池谷優憲) 





★2戦で決着なるか!?

 早大対明大は07年秋季リーグ戦から、3回戦までもつれ込む熱戦となっている。今年の春季リーグ戦も、初戦は先発の斎藤佑の好投が光り勝利したが、2回戦は連投となった斎藤佑の奮闘むなしく敗戦。3回戦を福井の力投で制し、勝ち点を奪った。はたして今季はどうなるのか。覇権奪回のためにも5季ぶりに2戦で決めてもらいたい。



★秋季リーグ戦、速報します

 早稲田スポーツでは、野球専用速報掲示板にて試合速報を予定しております。ぜひご覧ください。
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早大出場メンバー
打順守備名前学部・学年
(中)小島 宏輝社4
 打中川西 啓介社2
(遊)松永 弘樹スポ3
(右)土生 翔平スポ2
(左)山田 敏貴社3
 大石 達也スポ3
(捕)杉山 翔大スポ1
(一)原  寛信文3
(二)後藤 貴司社3
(三)宇高 幸治スポ3
(投)斎藤 佑樹教3
 佐々木孝樹スポ1


◆コメント
応武篤良監督(昭56教卒)
(きょうの試合をふりかえって)1回表、2死満塁ツースリーのカウントで、ヤマを切り抜けたところが全てだったと思う。全員がよく守って、投手を盛り立てた勝利だったと思う。(明大・野村投手を攻略するために心掛けたことは)改めていい投手だと思った。勝てたのはたまたまです。(あすに向けての意気込み)あすも全員で力を合わせて戦いますので、応援よろしくお願いします。

斎藤佑
(終盤は直球の割合が増えた印象だが、きょうの投球をふりかえって)終盤になって直球が走ってきた印象です。きょうは比較的バランスが良かった。(二塁打も放ったが、好投手・野村との投げ合いに関しては)仲間が点を取ってくれたので、とても投げやすかったです。ヒットは偶然ですが、いい流れを作れたのではないかと。(次戦に向けての意気込み)連勝できるよう、チーム一丸となって頑張ります!

宇高
(2回、満塁で打順が回ってきた時の心境は)何が何でもランナーを返してやろうという気持ちでした。(先制タイムリーを打った感想は)嬉しかったです。(これからの試合に向けての意気込み)一戦必勝で頑張ります!!!!!

杉山
(斎藤佑選手と呼吸が合っていた印象。手応えはあったのか)はい。うまくリードができて良かったです。(5回表、小道選手の打席中、監督からの指示は)小道選手の事ではなく、落ち着いていけとの事でした。(あすの試合へ向けて、リード面に関して気をつけたいこと)同じようにいったら対応されるかもしれませんが、あまり変えず、うまくかわしていけたらなと思います。






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