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春季オープン戦
3月29日 神奈川県立相模原球場
福井、圧巻の完投勝利!
オープン戦
1
2
3
4
5
6
7
8
9
計
早 大
0
0
1
0
0
2
1
0
0
4
青学大
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
ただいま阪神甲子園球場を舞台にして熱戦が繰り広げられている第81回選抜高校野球大会。その遥か東に位置する県立相模原球場で先発のマウンドに立ったのは早大・福井優也(スポ3)と青学大・川角謙(3年・横浜高出身)。奇しくもかつてセンバツで優勝投手となった二人の投げ合いから始まったこの一戦であるが、その結末は福井が持てる力を余すところなく発揮し、今春のオープン戦では部内で初めてとなる完投勝利を収めることとなった。
初回いきなり先頭打者に四球を与え、以前からの課題である制球力に苦しんでしまうのかと嫌なイメージが頭をよぎる。が、しかし次打者をわずか1球で犠打失敗に打ち取り一死一塁とすると、その走者が仕掛けた盗塁を期待の新女房・杉山翔大(東総工高)が自慢の強肩で阻止。この杉山のプレーで落ち着いた福井は3番・加守田から三振を奪い、この回を三者交代に抑えてみせる。すると初回こそ不安を感じさせたが2回以降は完全に吹っ切れ、青学打線に対して凡打の山を築いていく。
3回に味方が先制すると、福井の直球はさらにキレを増していく。厳しいコースに球威十分な直球を小気味よく投げ込み、追い込んでから変化球を打たせて取る。そんな投球スタイルを喜んで受け入れているかのような内野陣の軽快な守備。テンポのいい投球で打線も感化され山川陽祐主将(社4)の本塁打などで追加点を奪っていく中、福井の球威が衰えをみせることはなく、ひたすらスコアボードに0を刻み続けた。
そうして迎えた9回のマウンドに上がったのも福井。最終回にして遂に失点を許してしまったが終わってみれば9回を投げて被安打6、失点1、自責点0の完璧なピッチング。また、特に目を見張ったのは3ボールとカウントが悪くなってからの「粘り」だった。与えた四球も2つだけと、前回の登板での課題を見事に克服してみせた。
開幕まであと2週間を切り、レギュラー争いもし烈になるだろうと予想される。残り少ないオープン戦で素晴らしい結果を残し、リーグ戦で輝くのは誰だろうか。春だというのに熱すぎるこの争いから目が離せなくなりそうだ。
(※学年は新学年)
(池谷優憲)
★さよなら「県立相模原球場」
きょう県立相模原球場で行われた青学大とのオープン戦、実は「市立相模原球場」への移譲PR試合でもあった。相模原球場は、神奈川県がスコアボードの全面電光化やスタンド床全面張り替えなどの改修工事を行い、平成21年度より「相模原市立相模原球場」として生まれ変わるのである。試合開始前には地元の野球少年・少女から両校監督への花束贈呈、試合終了後は両校メンバー全員で記念撮影をするなど、セレモニーが行われた。入場料無料で開催されたこの試合には多くの観客が訪れ、選手のプレーに声援を送った。
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