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4連覇へのキーマン・上本博紀
第1回 上本博紀
ワセダ不動のリードオフマン上本博紀(スポ4)。その上本が今年、慣れ親しんだ背番号「4」から主将の証しである「10」に変えて神宮のグランドに戻ってくる。リーグ戦4連覇という重責を請け負った上本。主将としての現在の心境をうかがった。
―今のチームの仕上がりはいかがですか
もうすぐリーグ戦が始まるので、今はチームが一つになり目標に向かっていけるように頑張っています。
―上本選手自身の調子はいかがですか
僕自身の調子は良いときもあったり、悪いときもあったりと波があるのですが、リーグ戦までにはベストにもっていけるように調整しています。
―今年は台湾遠征やシカゴ大との交流戦もありましたが、それによる調整の違いなどはありましたか
試合数が少なかったというだけで特に影響はないです。移動なども多かったのですが、個人個人が順調に調整できていて、うまく乗り越えてきたと思います。
―シカゴ大との対戦は地元・広島でも行われましたが、地元の声援はすごかったですか
そうですね。地元だったのでいつもと違うなとは思いました。でもそれは個人的なことなので、あまり気にしないで、とにかくチームのことを考えながらプレーしました。
―両親も見に来られていたのですか
はい。親戚や友達も来ていました。
―話を昨年のことに移させていただきます。まず昨年のチームを振り返っていかがでしたか
去年は4年生がうまくチームを引っ張ってくれて自分たちはそれについていくといった形でした。だから今年も4年生の自分たちがうまく引っ張っていければいいなと思います。
―それを踏まえてシーズンオフについてですが、チームとして冬場はどのようなことをされましたか
特別なことはないのですが、例年と同じく走りこみを中心にやりました。
―3月の沖縄キャンプではどのようなことを
沖縄は暖かく、環境が整っていたので実戦に近い練習を中心にこなしていきました。
―ご自身の理想とする打撃とは近づきつつある?
試合になったら結果がすべてだと思うので。一試合一試合、率を残せたり、チャンスで打てたり、そういうのにこだわっていきたいですね。
―上本選手自身、昨年と比べてタイミングの取り方が変わりましたが
まだ試している状態で特にこれといったものはないのですが。
―それは監督のアドバイスなどではなく、自分自身で考えたのですか
そうですね。実戦の中でいろいろ試そうかと。
―結果は表れていますか
良かったり悪かったりなので、なんともいえないのですが(苦笑)。
―今年、神宮球場が改修されましたが、それに関して対策などは
実際、球場ではまだ練習してないのですが、球場が広くなり、芝も変わったので内野手と外野手の中継プレーなどは日ごろから意識的に取り組んでいます。
―主将になり背番号が「10」に変わりましたが、意識の変化は
主将としてではなく、4年生の立場になっていろいろ変化し、大変になった部分もあるのですが、そこは周りがうまくカバーしてくれているので、本当に助かっています。
―主将になって不安な点などはありますか
不安はないですね。
―前主将の田中(幸長=平20スポ卒、現トヨタ自動車)さんからアドバイスなどは
特にないですね、頑張れって言われたことくらいしか(笑)。
―主将として田中さんの参考にしている点はありますか
プレーで魅せて、背中で引っ張っていくというところです。
―主将としての理想像はありますか
特にこれといったものはないのですが、実際にみんなが支えてくれているので仲間には本当に感謝しています。
―リーグ開幕まであとわずか。今年のワセダは投手陣を始め、多くのレギュラー選手が残り、優勝候補の筆頭として挙げられていますが
周りからはそう見られていると、自分たちも感じるのですが、だからといって気持ちに驕りが出ることなく気持ちを引き締めて、挑戦者という気持ちでやっていきたいと思います。
―上本選手自身は1年の春から連続フルイニング出場中ですが、それに対するこだわりは
試合に出続けるということはケガをしないとか不調の波がないということなので、そういう意味では非常にいいことだと思います。ぜひ最後までやり通したいですね。
―またリーグ通算100安打の大台も見えてきましたが、そちらは
意識しすぎると、逆に打てないと思うので、結果がそうなってくれればいいという感じであまり意識しすぎないようにしようと思っています。
―チームは4連覇がかかっていますが
4連覇というより、いつも通りリーグ戦で優勝しようという風にミーティングでは言っています。4という数字はあまり意識しすぎないようにしています。
―警戒している大学は
法大と明大ですね。
―4連覇へ向けてキーマンは
全員です!
―最後にリーグ戦へ向けて意気込みを
優勝できるよう、しっかり全員で戦い抜きます。
(取材・編集 宮沢直樹)
◆上本 博紀(うえもと・ひろき)
1986年(昭和61年)7月4日生まれのO型。173センチ、70キロ。広島・広陵高出身。スポーツ科学部4年。二塁手。右投右打。
昨季成績 試14 打57 安19 本1 点6 率.333
通算成績 試78 打308 安87 本4 点39 率.282
■今季の早大展望
強みはなんといっても投手陣。昨年、リーグ戦連覇に貢献した投手が今年も全員残るという豪華な顔ぶれだ。中でも昨秋、最優秀防御率に輝いた斎藤佑樹(教2)が中心となってチームを引っ張っていくだろう。また打撃陣にも穴が見当たらない。懸念材料とされてきた4番の不在も原寛信(文2)の台頭により解消できそうだ。この投打の歯車ががっちりかみ合ったとき、ワセダ4連覇への道は必ずや切り拓かれることだろう。
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