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wasedasports.com >  野球4連覇阻むライバルたち > 第5回 慶大 相澤主将


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 4連覇阻むライバルたち 慶應大学 相澤宏輔主将 



 第5回 慶大・相澤宏輔主将インタビュー


 昨秋は土壇場まで早大を追い込みながら、あと一歩で優勝に届かなかった慶大。今年のチームは、昨年中心を担った戦力が抜け迫力には欠けるが、「守りの野球」(相澤主将)で打倒早大に闘志を燃やす。目指すは優勝のみ。チームをけん引する相澤主将に、今季の意気込みをうかがった。

今年主将を務める相澤  ―オープン戦も終盤に差しかかっていますが、ここまでの手ごたえは
 自分たちの実力は上がってきているので、それをいかにこれから生かしていけるかってところです。

 ―個人的にはどうですか
 ぼちぼちですね。試合での登板も少ない方なので、そんなにバリバリ投げているわけじゃないですし。

 ―新チームの雰囲気はいかがですか
 まだピリピリしている感じがないので、もうちょっとピリピリしてほしいかなぁって思います。

 ―主将になった経緯を教えてください
 最終的には監督からお話を頂いて、「来年キャプテンをやってくれないか」って感じです。

 ―監督からは何を期待されていると思いますか
 チームをぶれずに目標に向かって引っ張っていける、信念を持ってやれているところが一番だと監督から言われました。

 ―投手で主将というケースは結構珍しいですよね
 そうですね。10何年ぶりぐらいですかね。

 ―投手をやりながら、試合中にチームをまとめるのは大変では
 そうですね。僕自身がマウンドで投げているときにチーム全体を見渡せないので。でも、それは僕が大変なんじゃなくて、どっちかっていうと周りの4年生が大変なのかなとも思います。そこで意思がバラバラになっちゃいけないので、意思統一するためにも色々ミーティングとかも必要ですね。

 ―どんなキャプテンを目指したいですか
 自分がまず動かないとチームはついてこないので、自分がやって他の選手もそれに合わせて一緒に頑張っていけるというか、競争できるようなチームにしたいですし、そうやって引っ張っていけるキャプテンになりたいです。

 ―では、昨シーズンのリーグ戦を振り返って
 最後の早慶2回戦は勝てば優勝っていう試合だったので、そこでどうやって勝っていくかっていうのがやっぱり大事だと思いましたね。ああいう場面で勝てるチームが本当に強いチームで、ワセダは勝って優勝したので、そういうチームにならなきゃいけないですね。

 ―昨シーズンの反省点は何ですか
 すごく粘り強かったのは良かったんですけど、投げる方で言えば0点で抑えなければいけないところで1点取られたり、打つ方で言えば1点取らなきゃいけないところで抑えられたりって感じだったので、その積み重ねが優勝に結びつかなかったんだと思います。

 ―その反省点を踏まえて、昨シーズンが終わってから強化してきたところは
 去年に比べてチームがガラッと入れ替わっちゃったので、まずは去年のレベルまで上げていかなきゃいけないってことですね。個々のレベルもそうだし、チームのレベルも、全体のまとまりとかそういう部分も含めて。去年の反省も大事ですけど、まずは去年のチームをモデルに、そこに近づけることから始めました。

 ―主力だった4年生が抜けた今のチームをどう見ていますか
 大黒柱が抜けちゃったので、小粒になってしまったというか・・・。誰か一人がその穴を補うっていうのは大変だと思うので、一人が少しずつ、そしてチーム全体で補っていけたらと思います。

優勝へのカギは相澤ら投手陣が握る  ―特に加藤幹典(現ヤクルト)選手が抜けた投手陣はどうですか
昨年はオープン戦のメンバーにも入れなかった選手たちが、結構今年はオープン戦で投げていたりしているので、底上げはできていると思います。あとは、自分や中林や居村とか、その辺がリーグ戦までにしっかり実力をアップして、リーグ戦でいかに高いパフォーマンスを出していけるかですね。

 ―相澤選手は今年は先発に回られるんですか
 どうなんですかね(笑)。まだ決まってないんですけど、一応先発と中継ぎ、どっちもいけるようにとは言われているので、先発でも行けるように頑張ります。

 ―今シーズンのチームの方針は
 個々の力だと、実績で言えばワセダに勝てない選手だっていますし、去年のチームと比べても今のチームはレベルが落ちていると思うので、その個々のレベルでは足りない部分をチームのまとまり、チームワークとかチームプレーとかで補っていきたいと思います。

 ―目標は
 もちろん「リーグ優勝」です!

 ―この春のキーマンは
 キーマンですか?僕と中林がしっかり投げれば、勝てるんじゃないかと思いますけど・・・。投手全員ですね。守り固めて勝つみたいな。

 ―相澤選手自身、今年はラストイヤーですが、特別な思いはありますか
 毎年、毎シーズン、優勝したいと思ってやっていますけど、まあ自分は残り2シーズンしかなくて、まだ優勝したことがないので、ぜひ1回優勝したいなと。1回といわずに2回したいですね。そういう思いが強くなっていることは確かです。

 ―今年のワセダの印象は
 強そうですよね(笑)。実績でいえば、ワセダは完全にひとつ抜けていますからね。個々のレベルも高いですし。今年に関して言えば、ワセダに勝たなければ優勝できないと思うし、逆にワセダに勝てるチームであれば、他大にも負けないチームだと思うので、リーグ優勝するためにもワセダに勝たなきゃいけないですね。

 ―ワセダに勝つためにこれから必要なことは
 優勝のかかった早慶戦の舞台で、いかに自分たちらしい野球ができるか、自分たちがやってきたことが出せるかですね。そのためにも、それだけ厳しい練習、緊張感のある練習をしていかなきゃいけないんで、その辺をもっともっと突き詰めてやっていかなければいけないです。

早大で最も警戒するという松本啓  ―やはり早慶戦の位置づけは格別ですか
 日程的にも最後ってこともあるので、優勝がかかっていれば一番のビッグゲームになりますし、やっぱり優勝がかかっていてもいなくても、勝って終わりたいっていう気持ちはありますね。

 ―ワセダで警戒している選手は
 たくさんいます(笑)。まあ、ピッチャーなので、特に松本(啓二朗=スポ4)君とか上本(博紀=スポ4)君とかチームの中心選手はかなり警戒しています。

 ―今年は慶應義塾大学150周年、そして野球部120周年のメモリアルイヤーですが
 たまたまそういう年に巡り合わせただけで、僕自身特別な思いはないんですけど、やっぱり周りからの期待が大きいっていうのは感じますね。記念事業として寮を建て替えていただいたり、OBの方々もいろいろやってくださっているので、その期待に応えたいですし、「やってやろう」とプラスに働いているのは確かです。

 ―最後に、ワセダへ一言お願いします
 今年は勝ちますよ!

(取材・編集 西村佳恵、峰村晴香)


◆相澤宏輔(あいざわ・こうすけ)
 1985年(昭60)8月25日生まれのO型。173センチ、70キロ。熊本・熊本高出身。慶大・経済学部4年。投手。右投右打。
昨季成績 試8 勝0 負2 回15 責2 防1.20
通算成績 試30 勝2 負3 回77 点12 率.1.40


■今季の慶大展望
 絶対的エースであった加藤が抜けた慶大投手陣。その大きな穴を埋めるべく、新たにエースとなった中林と、昨季は中継ぎを任されていた相澤の二人が先発でどこまで踏ん張れるかに期待がかかる。また、三番手以降の中継ぎ投手として、今まで登板機会に恵まれなかった村山や居村の台頭も必要だろう。一方、昨季はチームの打率・打点がリーグ5位と貧打に苦しんだ攻撃陣。さらに、佐藤翔や青池悠五(ともにJR東日本東北)ら大型選手が抜けたことで戦力ダウンは否めない。リーグ戦の出場経験が豊富な今福や梶本を中心に、いかに貪欲に1点でも多く取れるか。昨季まで投手陣に頼りがちだった慶大だが、今季は攻撃力をアップさせることが勝利のための第一条件となる。









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