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 秋季リーグ戦 10月18日 神宮球場



 優勝へのカウントダウン!宿敵・明大に勝利


1回戦
早 大
明 大
(早)○斎藤佑、大石−細山田
◇(二塁打)泉


声を上げながら、力強い投球をみせる斎藤佑  4回戦にまでもつれた法大戦を制し、いよいよ優勝が見えてきた早大。今節は最大の山場となる宿敵・明大との対戦となった。エース・斎藤佑樹(教2)の力投に、打線も応えて見事に勝利。覇権奪回の秋のフィナーレが、始まった。

 08年5月17日、9回裏。松下建太(スポ3)が明大・荒木郁へ投じた7球目がライトスタンドへと吸い込まれる。逆転サヨナラ2点本塁打。ワセダの4連覇への夢が潰えたともいえる瞬間だった。この日まで、エンジの戦士たちがあの瞬間の絶望を忘れたことはない。メイジを倒し、優勝を奪還する決意のもと望む「リベンジの秋」に、単独首位という立場で紫紺のユニフォームを迎え撃つ。地獄から這い上がった意地を胸に、選手は神宮の土を踏んだ。

 早大先発は、法大4回戦から中2日での登板となる斎藤佑。疲れもあったはずだが、5回まで明大打線に二塁を踏ませない、安定した投球を披露する。2回裏、自身の打席で左肘に死球を受けるアクシデントもあったが、明大打線に付け入る隙は与えない。

 そんな斎藤佑の力投に打線がこたえたのは6回表だった。明大先発・岩田の前になかなかチャンスが作れなかった早大打線だったが、松本啓二朗、生島大輔(ともにスポ4)が連続四球を選び、もらった形ではあるが得点圏に走者を進める。打席に立つのは宇高幸治(スポ2)。痛烈なピッチャー返しを放つも、岩田が捕球。誰しもが併殺打を覚悟したが、宇高の執念が岩田の手元を狂わせた。岩田の送球は二塁手・佐藤のグラブをはじく暴投となり、松本啓が一気に生還。続く泉尚徳(スポ4)の打球は風にも乗り、走者一掃の左越え2点適時打となる。稲穂打線の意地が、斎藤佑に大きな3点の援護を送る。

貴重な適時打を打った泉  しかし相手は春の王者、そう簡単には勝たせてはもらえない。6回裏、明大の攻撃。長打と四球から相手にチャンスを作られ、2番・山口に適時打を浴び、1点を返される。1死一、三塁、本塁打が出れば逆転。奇しくも迎える打者は、春にサヨナラ本塁打を打たれた荒木郁。一塁側の明大スタンドが湧き立つ。そして、春と同じ、荒木郁に投じた7球目。荒木郁の打球が、力なく遊撃に転がる。併殺打でチェンジ。あの春のオレたちとは違うー自信に充ち溢れた早大ナインが、このまま勝利に向かって突っ走る。斎藤佑は8回を投げ7奪三振で4勝目。最後は大石達也(スポ2)が締める「勝利の方程式」で、因縁の相手に雪辱を晴らした。

 優勝とリベンジをかけた大一番に、投打が噛み合った試合運びができたのは大きな収穫だ。ただ、岩田のあとに登板した明大の防御率ゼロ男・野村の前に5人の打者がすべて三振に片付けられてしまったのも事実だ。きょうは勝利を収めたが、これからも紫紺のカベは早大の前に立ちはだかるはず。「ワセダには勝てない」と相手に思わせる戦いが、明日には求められる。それを果たせば、王者としての品格が得られるはず。天皇杯は、もう手の届くところまで来ている。

(山口 俊大) 


★あすにもリーグ戦優勝が決まる!?

 きょう先勝した早大は、あすの第一試合で慶大が敗れ、かつ第二試合で早大が明大に勝った場合には優勝が決まる。もしも早大が勝ち、慶大も勝った場合には、早慶戦で優勝を争うことになるが、いずれにせよ優位な立場にある早大。宿敵・メイジからあと1勝すれば、悲願の瞬間はもうすぐそこにある。



★学生は神宮へいこう!

 優勝を目指し、ますますの活躍が期待される野球部を観戦しに、神宮球場へ足を運んでみてはいかがでしょうか? 早稲田スポーツでは、随時情報を更新していきますので、そちらの方もぜひご覧ください。

秋季リーグ戦今後の日程
10/19 (日) 対明大 第2試合
11/1 (土)  対慶大 第1試合
11/2 (日)  対慶大 第1試合


早大出場メンバー
打順守備名前学部・学年
(二)上本 博紀スポ4
(捕)細山田武史スポ4
(右)松本啓二朗スポ4
(一)原  寛信文2
 生島 大輔スポ4
 白石 和久教4
 川畑 依啓スポ4
 山田 敏貴社2
 土生 翔平スポ1
(三)宇高 幸治スポ2
(左)一泉  尚徳スポ4
(遊)後藤 貴司社2
 松永 弘樹スポ2
(中)小島 宏輝社3
(投)斎藤 佑樹教2
 大石 達也スポ2


◆コメント
応武監督
(きょうの試合を振り返って)前節の法大戦と同じく、負けられない明大の投手陣もさすがに良かった。勝ったというより勝たせてもらった。(6回に数少ないチャンスをものにしましたが)相手のミスが2つもあり、ラッキーだった。9イニングで2安打ではピッチャーがかわいそうだ。(あすに向けて、意気込みをお願いします)一戦必勝で頑張ります。

上本
(どのような気持ちで試合に臨みましたか)全力で戦うことです。(明大投手陣はいかがでしたか)変化球のキレが良かったです。(あすに向けて意気込みを)一戦ずつ、全力で戦います。

松本啓
(きょうの試合を振り返って)勝てたのは大きいです。(どのような気持ちで試合に臨みましたか)気持ちで負けないようにしました。(優勝、そして100安打に向けて意気込みを)良い場面で打って勝ちたいと思います。


(きょう打席で心がけたことは)斎藤があれだけ頑張っていたので、なんとか、つなぐ気持ちで打席に立ちました。(岩田投手の印象は)春より気迫がないような気がした。でも、何だかんだ抑えられていた。(あすに向けて)メイジもこのままでは終わらないと思うので、あすは気を引き締めて臨みたい。もっと投手を助けてあげるよう、打線で勝ちたい

斎藤佑
(どのような心境で臨みましたか)集中してました。(疲れはありましたか)ないです!調子は良かったです。(2回の死球の影響はありましたか)ガードの上だったので痛くなかったです。

★秋季リーグ戦、速報します

 早稲田スポーツでは、野球専用速報掲示板にて試合速報を予定しております。ぜひご覧ください。
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