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 明治神宮大会 11月10〜13日 神宮球場・神宮第二球場



 神宮大会展望

優勝請負人・斎藤佑  今年の早大野球部の戦いも、いよいよ最終章を迎える。秋季リーグ戦優勝の勢いを持続し、悲願の明治神宮大会初制覇を成し遂げたい。今回は、大会を目前に控えた早大の戦力を、あらためて分析する。

 短期決戦で勝敗のカギを握るのは「ディフェンス力」だ。「打撃は水もの」との格言もあるように、相手投手のデータが不足する全国大会において、打撃陣に過大な期待をするのは酷というもの。投手が試合を作れるかどうかが、普段のリーグ戦以上に重要だ。その点では、大学球界屈指の陣容を誇る早大の投手力は、他大に比べ一日の長がある。1年生快腕コンビ、斎藤佑樹(教1)、大石達也(スポ1)に加え、早慶2回戦で完封勝利を飾った松下建太(スポ2)が三本柱を形成。秋季はやや精彩を欠いたが、投手陣を支えてきた須田幸太(スポ3)も控えており、まさに盤石の布陣で大会に臨む。東京六大学リーグで揉まれた実力を、全国の舞台で遺憾なく発揮したい。

ノックダウン方式では無類の強さを誇る上本  一方の打撃陣。三冠王の主将・田中幸長(スポ4)を筆頭に、リーグ戦3割打者が4人並ぶ。さらに若き長距離砲・原寛信(文1)、チャンスに強い副将・小野塚誠(社4)ら脇を固める人材も豊富だ。一度火がつけば、止まらないのが早大打線の強み。序盤から先制する展開に持ち込めるか。

「4年生と一日でも長く一緒に野球がやりたい」。下級生の選手に共通した想いだ。聖地・神宮で有終の美を飾る。最高の締めくくりに向け、早大に死角は見当たらない。

(千田幸平) 






★目指せ!春秋日本一

 過去に春の全日本大学選手権、秋の神宮大会の両大会制覇はたった4回しか成し遂げられていない。それは関大、亜大、そして2度達成した近大といずれも東京六大学リーグではない。実は東京六大学リーグに所属するチームは春秋日本一の座に登りつめたことはないのである。今こそ早大が神宮大会を制し、東京六大学リーグは人気を取り戻しただけでなく、実力もナンバー1であることを全国に知らしめたいところだ。


★神宮大会プレーバック2006

 昨秋、宮本賢前主将(平19スポ卒=現プロ野球・日本ハム)率いる早大は惜しくも神宮大会準優勝に終わった。初戦の大阪産業大戦では6回に3本塁打が飛び出すなど大勝を収める。準決勝では強豪・近大に先発・大谷智久(平19スポ卒=現トヨタ自動車)が2点を先制されるも、4回に上本博紀(スポ3)の活躍などで5点を奪い逆転。その後も継投で計16三振を奪い相手打線を封じ込め、早大は危なげなく決勝まで駒を進める。
 決勝は東都の覇者・亜大だった。早大が初回に先制するも、先発・宮本がピリッとせず直後の2回に亜大・三澤に3点本塁打を浴び逆転を許す。直後に1点を返すも、その後も徐々に差をつけられる。打線は最後まで尻上がりに調子を上げていく亜大・糸数(現プロ野球・日本ハム)を捉えることができず万事休す。悲願達成まであと一歩で涙を飲み、宮本ワセダがつかみかけた「神宮大会初制覇」という夢のタスキは幸長ワセダに託された。選手たちは昨年のあの屈辱は忘れてはいない。必ずや優勝を果たし、新たな歴史の扉をこじ開ける!


★早大の神宮大会日程

 2回戦 12日 13:30 神宮球場
 準決勝 13日 13:30 神宮球場
 決勝  14日 13:00 神宮球場
  ※東京六大学代表はシード権を持つため、1回戦はなし。


★11日から神宮大会も速報します!

 早稲田スポーツでは、野球専用速報掲示板にて試合速報を予定しております。ぜひご覧ください。
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