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秋季リーグ戦
10月27・28日 神宮球場
早慶戦展望
秋季リーグ戦もいよいよ大詰め。最後に迎え撃つは慶大だ。ここまで明大が勝ち点4で日程を終えたため、勝ち点3で並ぶ両校にとって、優勝するためには勝ち点奪取が最低条件。そこには絶対に負けられない戦いが待ち受けている。
今回の早慶戦、最大のポイントとなるのは早大打線VS慶大投手陣だろう。今季、早大の勝利は打線が繋がり、それが大量得点に結びつくというパターンが多い。逆に、ロースコアゲームになると最後まで相手に主導権を握られたまま終わるという形が目立つ。一方の慶大は早大とは対照的に数少ないチャンスをものにし、投手力でそれを補うという戦い方が特徴だ。つまり打撃戦になれば、早大に分があり、慶大投手が最小失点に抑えれば、慶大に分があるといえる。
その中で、勝負の行方を左右するであろう両校のキーマンを挙げたい。まず、早大は主将で4番の田中幸長(スポ4)。今季、田中幸はここまで打率、打点、本塁打のいずれもリーグトップ。まさに主将に相応しい活躍を見せている。だが、それだけではない。忘れていけないのは田中幸が「早慶戦男」の異名を持つことだ。05年春の早慶戦で満塁本塁打を放ってから、田中幸は早慶戦にめっぽう強い。昨春も完全優勝を決定づけたダメ押しの適時打を打っている。この男の前にチャンスを作ることができれば、田中幸のバットが走者を還してくれるだろう。
早大に「早慶戦男」がいれば、慶大にも早慶戦に燃える男がいる。エースの加藤幹だ。加藤幹は3年秋の早慶戦では2勝を挙げ、早大の完全優勝を阻止すると、昨季は早大に唯一の黒星をつけた。さらに今夏はプレ五輪に参加して、一回り大きくなっている。その証拠として、加藤の直球は常時140キロ後半をマーク。最速は150キロの大台に乗っている。現在、リーグ戦通算29勝の加藤幹にとって、リーグ戦30勝、そして慶大・志村が持つ慶大歴代左腕最高記録の31勝の更新にも期待がかかっている。記録がかかった大一番で加藤幹が最高のピッチングを見せれば、慶大に流れを大きく引き寄せることができるだろう。
今季も残りあとわずか。優勝が残されているのは早大、慶大、明大のみとなった。この三校で最後に笑うのはどこの大学か。秋のリーグ戦、最終章が今、幕を開ける――。
(宮沢直樹)
★みんな神宮に集え!
大一番のチケットにはまだ余裕があるようだ。早慶戦は秋にもあり、春と同じく伝統の一戦の名に恥じない激闘を繰り広げてくれる。さらに優勝を懸けた一戦でもあり観客が多ければ多いほど両校の選手は燃えるはずだ。週末に予定が空いていれば是非とも神宮を訪れ、声援を送ろう!
★慶大 青池・加藤幹・佐藤翔のインタビューはこちらから
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