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秋季リーグ戦 法大4回戦
9月25日 神宮球場
斎藤佑が完投で法大にリベンジ
4回戦
1
2
3
4
5
6
7
8
9
計
早 大
2
1
0
1
0
0
3
0
2
9
法 大
0
0
1
0
0
0
0
0
0
1
(早)○斎藤佑−細山田
◇(本塁打)田中幸3号3ラン(二塁打)上本
斎藤佑樹(教1)は一度倒され、崖っぷちに追い込まれてもまた立ち上がる。法大2回戦でリーグ戦初黒星を喫した斎藤佑は4回戦でも再び先発のマウンドに上がり、シーズン前から目標とした完投という最高の形でリベンジを果たした。
「悔しいけれどいい勉強だと思って頑張りたい」。法大2回戦で平野貴に投げ負けた斎藤佑は試合後、こうコメントを残した。だが昨日、味方が投手4人をつぎ込む総力戦で法大を下し、タイにもち込んだことでリベンジのチャンスは早くも訪れる。奇しくも相手の先発は、2回戦と同じく通算17勝を誇る平野貴。早大は初回に3番・松本啓二朗(スポ3)の適時二塁打で先制するも、続く田中幸長(スポ4)は、死球をぶつけられるとバットを叩きつけ、気迫を前面に押し出した。4回にも再び本田将章(スポ4)が死球を食らうと、同じく怒りをあらわにするなど、W戦士からは平野貴を打ち崩そうという執念のようなものが感じられた。
そんな味方の気迫に押されたのか、斎藤佑は3回に1点を返されるもその後は変化球を巧みに使った投球で相手打線を抑え込んでいく。5回に2死満塁のピンチを招いた場面でも、日米大学野球選手権で共に戦った3番・和泉を右飛に打ち取り、流れを法大に与えない。すると「斎藤がよく抑えてくれたので、リズムに乗れた」と語る田中幸が、7回1死一、三塁のチャンスで3点本塁打を放ち勝負を決めた。
夏にスタミナ克服を課題として、ひたすら走りこんだ斎藤佑。その成果を体現すべく、応武篤良監督(昭56教卒)は114球を超えたルーキーを8回のマウンドに送り込む。最後までその球速は140キロ以上を計測するなど衰えることなく、4戦にも及ぶ熱戦の終止符を打った。
「私も苦しかったが、選手たちはもっと苦しかったと思う」。昨季4位の法大との対戦を終え、指揮官はこう語った。このカードでは、地力では上回っていても、他大から標的にされるという覇者の宿命をまざまざと思い知った。次の対戦は今季法大から連勝するなど、好調の立大。わずか4日後に迫る決戦に向け、斎藤佑は「2連勝できるように頑張る」と決意を述べた。まだまだ続くいばらの道。敗戦という苦難を乗り越えまた一つ大きくなった背番号「16」は今度どんな勇姿を見せてくれるのであろうか。
(山田 豊)
★法大からやりたいホウダイ!?斎藤佑が打撃でも魅せた
この日の斎藤佑は、投げるだけではなくバッティングでもみせた。4回の2死二塁のチャンスでは、平野貴の外角に入った変化球にうまく合わせ、点差を3点に広げる左前適時打を放つ。9回にもこの日2打点目となると適時打を放つなど、一昨日苦汁を味わされた法大に対して、まさにやりたい”ホウダイ”の一日だった。
早大出場メンバー
打順
守備
名前
学部・学年
1
(二)
上本 博紀
スポ3
2
(一)
泉 尚徳
スポ3
打一
原 寛信
文1
3
(右)
松本啓二朗
スポ3
4
(左)
田中 幸長
スポ4
5
(三)
小野塚 誠
社4
走
片岡 優帆
一文4
中
川畑 依啓
スポ3
6
(捕)
細山田武史
スポ3
7
(遊)
本田 将章
スポ4
8
(中)
小島 宏輝
社2
打
山川 陽祐
社2
三
宇高 幸治
スポ1
9
(投)
斎藤 佑樹
教1
◆コメント
応武監督
(きのうの試合後やきょうの試合前に選手たちにどのような話をされましたか)私も苦しかったが、選手たちはもっと苦しかったと思う。タイになって、きょう勝たなければ意味がない。しかし、固くならないで思い切り楽しもうという話をした。(きょうのゲームを振り返っていかがですか)5回ウラの2死満塁を無失点で切り抜けたことと、田中幸の3ランで楽になれた。完投の斎藤もそうだが、ブルペン投手全員がスタンバイしてくれたおかげです。早大の勝ちパターンである1番が出て、2番が送り、3,4番で返す形が出来たから勝利できたと思っている。(立大戦に向けて意気込みを)また部員全員で勝てるように頑張ります。
田中幸主将
(試合を決定づける3点本塁打を放ちましたが、あの場面で意識したことは)あまり調子が良くなったので、タイミングを合わせることだけを意識した。(打った球種とコースは)低めの真っ直ぐです。(4回戦ということもあり、主将として何か話しはされましたか)だいぶ体が疲れていたので、気持ちで戦おうということだけです。(今日は投打がうまくかみ合っていたと思いますが、振り返ってみていかがですか)斎藤が序盤によく抑えてくれたので、リズムに乗れた。(次は調子の良い立大戦です。いかに戦っていきたいですか)気持ちを切らずに、全員で気持ちと体をしっかり調整して挑みたいです。
上本
(法大戦は厳しい戦いとなりましたが、勝ち点を手にした今のお気持ちは)次に向けて気持ちを切り替える。(法大戦での最大の山場は)きょう。(立大戦に向けて個人の課題は)しっかり守ることです。(チームとしては)バントを一発で決めることです。
松本
(勝ち点を手にした今のお気持ちは)嬉しいです。少しはチームに貢献できたかなと思います。(ご自身のバッティングの調子はどうですか)調子は上がってきていると思います。(立大戦に向けて意気込みを)チームが勝つために自分がしっかり仕事をこなさないといけないので、頑張りたいと思います。
斎藤佑
(開幕前に目標としていた完投勝利を達成して)昨日負けた分、完投勝利がとても嬉しく感じる。(また、2打点を挙げたご自身のバッティングに関しては)たまたま。落ちてよかったです。(リベンジの気持ちはあった)リベンジというより、勝たないといけないので。(立大戦に向けて意気込みを)2連勝できるように頑張る。
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