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全日本大学選手権準決勝
6月16日 神宮球場
またも大勝!33年ぶりの頂き、いただきます!
準決勝
1
2
3
4
5
6
7
8
9
計
創価大
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
早 大
6
0
0
1
0
1
0
2
×
10
(早)○斎藤佑、松下、須田―細山田
◇(二塁打)松本
早大は16日、全日本大学選手権準決勝で創価大に投打がかみ合い10−1で快勝した。決勝戦は翌17日神宮球場で、東海大と対戦する。
打線は昨日に引き続き絶好調。先制を許した初回に田中幸長(スポ4)の右前適時打をはじめ、打者11人の猛攻で一挙6点を奪い逆転すると、その後も4回、6回、8回と小刻みに加点し、合計15安打、10得点。上本博紀(スポ3)が3安打、主軸の松本啓二朗(スポ3)、田中幸がともに2安打と、打つべき選手がしっかり結果を出していることが、春季リーグ戦から続く好調の打線を象徴していた。
先発の斎藤佑樹(教1)は、立ち上がりを右前安打、四球などで1死一、三塁のピンチを招く。捕手の細山田武史(スポ3)が斎藤佑に向かって腕を振るジェスチャーを見せたが、続く打者の叩きつけた打球は三塁手の頭を越え、左前適時打に。しかし、ここから斎藤佑の本領が発揮される。後続を右飛に打ち取ると、次の打者からはフルカウントから142キロの直球を外角に決め、見逃し三振を奪った。立ち直った2回以降は別人のような投球を見せ、5回を投げ、2安打1失点で先発としての役割を果たした。斎藤佑に代わった松下建太(スポ2)は8回に1死満塁で異様な盛り上がりを見せる創価大スタンドの応援にも動じず、強気の投球で二者連続三振に仕留め、無失点に抑えると、最終回は須田幸太(スポ3)が3人をぴしゃりと抑えた。
先発メンバーで唯一安打のなかった小野塚誠(社4)もスクイズや守備で好プレーを見せるなど、各選手が自分の仕事をきっちりこなしての圧勝。チームとしてのまとまりは、最高潮と言って良い。相手は準決勝で東日本国際大に13点を奪って快勝した東海大だ。早大は須田、松下、斎藤佑の3本柱が好調を維持し、決勝に向けて準備は整った。リーグ戦にはない、4連戦という過密スケジュールから、選手全員の力を合わせた総力戦が期待される。
先発メンバーのアナウンスで名前が読み上げられると、相手スタンドからも拍手が沸き起こるほどの「斎藤フィーバー」。そんな近年まれに見る盛り上がりをみせた早大野球部が、勢いそのままに決勝に駒を進めた。33年ぶりVまであとひとつ。夢が現実へと変わる時が、いよいよやってきた。
(松浦哲也)
★東海大を倒し新たな伝説を
最終決戦で対戦するのは優勝候補筆頭の東洋大を打ち破った東海大。東洋大戦の最終回で東都リーグ歴代トップタイの9勝を挙げた東洋大のエース・大場からの逆転劇はチームの勝負強さを象徴している。準決勝では東日本国際大に13−1と圧勝し、久保(現プロ野球・巨人)を擁し優勝を果たした2001年(平13)以来の決勝に駒を進めた。全日本で打率6割に迫る岩崎、きょう右中間に本塁打を放ちそのパワーを見せつけた加治前、そしてリーグ3位の打率を残した市川などのクリーンアップの破壊力は早大投手陣にとって脅威になる。また、横浜高時代に甲子園を湧かせた俊足巧打のリードオフマン荒波やエース・小松崎にも要注意だ。「スタンドもマネージャーもまとまっている。こんなチームは初めて」と監督も語るほど、早大撃破へ自信を覗かせた。
★オープン戦では東海大に完封勝ち
リーグ戦開幕前のオープン戦で早大は東海大と対戦し、2−0で勝利を収めている。東海大は斎藤佑がオープン戦ではありながら、大学初勝利を挙げた相手。6回を投げきり、豪打の相手打線に三塁をも踏ませない完ぺきなピッチングを見せつけた。打線も、エース・小松崎から少ないチャンスをものにした。神宮球場で行われる、2度目の対戦で勝利の女神が微笑むのは果たしてどちらか――。
スターティングメンバー
守備位置
名前
学部・学年
4
上本 博紀
スポ3
2
細山田武史
スポ3
9
松本啓二朗
スポ3
7
田中 幸長
スポ4
5
小野塚 誠
社4
3
泉 尚徳
スポ3
DH
原 寛信
文1
6
本田 将章
スポ4
8
川畑 依啓
スポ3
P
斎藤 佑樹
教1
◆コメント
応武篤良監督(昭56教卒)
(今日も打線がつないで得点を重ねました。この切れ目のない打線についてコメントをお願いします)選手ひとりひとりが集中して打席に立ち良い結果が出ていると思う。しかしたまたまだと思う。(3人つないで好投。投手陣好調を維持できる要因は)立ち上がりを除いては一生懸命、一球入魂の結果だと思う。(「文武両道日本一」まであと一つ。決勝へ向けての抱負を)まだまだこの若いチームは発展途上の段階だと思う。日本一達成はしたいが勝っても負けても全力でプレーしていきたい。
田中幸
(2日連続2ケタ得点)自分にチャンスが回ってきたので気持ちで取りにいきました。(適時打のボールは)低めのまっすぐです。(お客さんも多かった)試合前からすごく気持ちが入っていてすごく雰囲気がよかった。(2年前の全日本はどうだった)ミーティングとかでも今の状態からすると(当時は)負ける気がする。マンネリというかダラダラやっていた。(昨秋の明治神宮大会と違いとかはありますか)秋よりも今回の方が全員でやっているというか気持ちが入っていると思います。(初戦の九州国際大戦が今につながっている)初戦で固さが取れました。(打撃好調ですよね)はい。不思議なくらいです(笑)(左翼での好守も見られたが)絶対守ってやろうという気持ちでした。(4年生がチームを引っ張っている印象)4年が下級生にロッカーで声かけたりしていい雰囲気を醸し出している。(打線好調の秘訣は)ひとりひとりがつなごうという意識でバッティングができている。明日もその意識でいきたい。(創価大投手の印象は)連投で少しバテていたと思う。(早大ファンへ向けて一言と日本一への意気込みを)明日も全力で頑張るので神宮へ足を運んで応援して下さい。絶対勝ちます!!!
泉尚徳(スポ3)
(昨日に続き2安打の活躍でしたがバッティングの調子は戻ってきました。また好調の秘訣は)九州国際大との試合で打てなくて悔しくて夜国府(潤士=教4)コーチと打ち込みをしました。その結果が今日であると思います。国府学生コーチのお陰です。今日も帰って打ち込みします!(負ければ終わりのトーナメント戦でチームはますます強さを増しているが今のチームを分析すると)投手がよく頑張っている。ワセダは良い投手が何人もいるのでトーナメントでは有利では。また目立ったミスが少ないことも勝利の要因であると感じる。(明日の決勝へ向けた抱負を)明日は明日で0対0から始まるのでワンプレーワンプレーを大事に戦っていきたい。必ず勝つ!
川畑依啓(スポ3)
(全日本初スタメン。創価大戦ではどのような気持ちで)自分は与えられた役割を精一杯出し切るつもりで臨んだ。(全日本に向けて取り組んだことは) 全日本だからといって何も変えるつもりはなく、リーグ戦で戦ってきた通り取り組んだ。(今日2安打の活躍を振り返って)自分なりに精一杯やって少しはチームに貢献出来たと思う。でもまだ打ち損じがあったので明日までに修正したい。(チーム状態は)チームはキャプテンを中心に一戦一戦本当に強くなっていると思う。(東海大戦への意気込みを)気負うことなく今までやってきたことに一戦必勝の気持ちを忘れず「全員野球」を貫き通したいと思う。
斎藤佑
(前回の登板から修正したところは)なし。いつもと同じ。(序盤にピンチもあったが今日の投球を振り返って)まあまあ。(日本一まであと一つ。最終決戦に向けた意気込みを)役割を与えられれば一生懸命やるだけです。
★全日本大学選手権決勝、速報します
早稲田スポーツでは、野球専用速報掲示板にて試合速報を予定しております。ぜひご覧ください。
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