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春季リーグ戦・早慶2回戦
6月3日 神宮球場
慶大撃破でV2達成!
2回戦
1
2
3
4
5
6
7
8
9
計
早 大
2
0
4
2
0
0
0
0
1
9
慶 大
0
0
0
0
0
4
0
0
1
5
(早)○斎藤佑、松下、須田―細山田
◇(本塁打)原、細山田(二塁打)上本2、本田、細山田
9回裏、遊撃手の本田将章(スポ4)がフライをつかむと早大に歓喜の輪が広がった。1戦目に敗戦を喫し、勝てば優勝、負ければ優勝決定戦という重圧の中臨んだこの日の試合。序盤に打線が爆発し、慶大に快勝を収め2季連続優勝を見事成し遂げた。
今季最高の3万6000人もの観衆が熱い視線を送る中、試合は開始された。早大は初回、先頭打者の上本博紀(スポ3)の二塁打でペースをつかみ、2点を先取。開始早々試合の主導権を握る。投げては、ここまで3連勝のゴールデンルーキー・斎藤佑樹(教1)が変化球を低めに集める丁寧なピッチングで相手になかなか的を絞らせない。
3回には斎藤佑の好投に応えるべく打線が大爆発した。先頭打者の上本が出塁し、犠打で送り松本啓二朗(スポ3)が還すという理想的な攻撃でまずは1点を追加。さらに四球で2死一、二塁の状況で打者は原寛信(文1)。原は相手先発中林の甘く入った変化球を思い切り振り抜く。打球はぐんぐん伸び、スタンドに吸い込まれ値千金の本塁打となった。4回にも中林に代わった相手エース加藤から細山田武史(スポ3)の本塁打で2点を追加し、8−0。早大の大勝が決定したかと思われた。
しかし、6回にここまで無失点の好投を続けてきた斎藤佑が崩れ始める。連続して内野安打、四死球を許し、この回まさかの4失点。負ければ優勝がなくなる相手に詰め寄られてしまう。そんな嫌な流れをピシャリと切ったのは7回からマウンドに上った松下建太(スポ2)だった。勢い付く慶大打線にこれ以上の反撃を許さず、最終回エースの須田幸太(スポ3)にマウンドを託す。最後の最後まであきらめない慶大の脅威の粘りで1点を失うも最後の打者を内野フライに打ち取り試合終了。球場は大きな拍手に包まれ、選手全員がマウンドに駆け寄り喜びを爆発させた。
今季の優勝は投打がしっかりかみ合ったことが最大の要因だ。特に今季まで未勝利だった投手陣の活躍は大きい。経験不足を感じさせない成績を残したといえる。打撃陣は昨年メンバーが多く残り、攻撃力、機動力ともに高レベルな野球が展開できた。優勝は決定したがまだ早慶戦は3戦目が残っている。勝ち点を収め完全優勝を果たし全日本大学選手権に最高の形で臨みたい。
(千葉亮太)
スターティングメンバー
守備位置
名前
学部・学年
4
上本 博紀
スポ3
2
細山田武史
スポ3
9
松本啓二朗
スポ3
7
田中 幸長
スポ4
5
小野塚 誠
社4
3
原 寛信
文1
8
小島 宏輝
社2
6
本田 将章
スポ4
1
斎藤 佑樹
教1
★斎藤佑が投げれば原が打つ
『斎藤佑が投げれば原が打つ』。この法則がこの日も成り立った。リーグ開幕戦で5打点の活躍をみせたルーキー・原はこの日も3回に左翼スタンドへ3点本塁打を放ち、チームの勝利に大きく貢献。ここまで全11打点中10点が斎藤佑の投げているときにあげられている。全日本大学選手権でもこの二人の活躍がチームの行方を大きく左右するだけにこの1年生コンビの共演に今後とも注目だ。
◆コメント
応武篤良監督(昭56教卒)
(最後の最後まで慶大に粘られましたが、ベンチで見守っていての心境は)何が何でもきょう選手たちとワセダの学生に優勝をさせてやりたいと思っていた。勝利だけを信じてベンチでじっと我慢していた。(優勝の原動力となったのは)個人個人が頑張った結果であるので、誰と言うより4年生を中心とした部員全員の力だと思っている。(優勝した今の率直な感想)今年は1月から注目され例年以上に期待されてきたが、優勝しか考えていなかったので心からうれしい。この一言に尽きる。更に、大学関係者、野球部を応援してくれた学生諸君、ファンの皆様のおかげだと思います。応援、本当にありがとうございました。
田中幸長主将(スポ4)
(満足のいく内容での優勝。喜びの声を)最高です。みんな最高、ワセダ最高!(チームの闘志いつも以上に見えたが)きょうはチームもいい雰囲気で試合できた。楽しくプレーできた。(今季振り返ってどうか?また日本一へ向けて)1試合1試合重ねるごとにチームもまとまっていったと思う。六大の代表として一生懸命戦いたい。
小野塚誠(社4)
(きょうはどのような気持ちで試合に臨みましたか)勝つしかないので、どんな形でも必ず勝つという気持ちでした。(今のお気持ちを)最高です。
泉尚徳(スポ3)
(今シーズン、ご自身を振り返って)良いところもあれば悪いところもあった。少し成長できた気がする。(今シーズンのポイント)自分の弱い部分を見つけることができたので、それを克服し、これからの野球人生につなげていきたい。(優勝して今のお気持ちを聞かせてください)優勝できたのはチーム全員の力があったことと、また応援してくださった皆様のおかげであると思います。このまま選手権も優勝したい。
松下
(優勝おめでとうございます。喜びの声をお聞かせください)うれしい。最高の気持ちでいっぱいです。(今季ここまでの自分の投球を振り返って)去年までは1年生だったので何も考えず投げるだけでした。しかし、今回は中継ぎの1番手と言われてゼロに抑えてベンチに帰るという目標通りにできてよかった!(日本一に向けて)一戦必勝、集中、心、信、愛!!
斎藤佑
(5回までは好投していた。きょうの球の調子はどうでしたか?)5回までは久しぶりに思い通りの投球ができた。(早慶戦独特の雰囲気をマウンドでどう感じましたか?)学生があんなに一丸となって応援するのがすごい感動した。(チームそして自身について振り返って)自分もチームも尻上がりに調子が良くなっていった。
須田
(今季の優勝は不安視されていた投手陣の踏張りによるものが大きいと思いますが)投手陣始め攻撃陣みんなで勝ち取った優勝だと思います。特に斎藤は1年生なのによく頑張ってくれました。(最終回、相手の粘りもありましたがマウンド上で優勝の瞬間を迎えました。そのときの気持ちの高ぶりというのは?)1点取られてしまったので反省してました。でもうれしかった。(早慶戦という大舞台で優勝を決めることができました。今のご自身のお気持ちは?)最高です。明日も勝って完全優勝します。
細山田
(きのうの敗戦から修正した点は)きのうの敗戦は忘れて、きょうが1戦目だという気持ちで臨んだ。“やるしかない!”という気合いできょうは戦った。(本塁打の感触は)芯でとらえたのは分かったが、まさか入るとは思わなかった。(最後に優勝の感想をお願いします)もちろん!最高でしょ!!
川畑依啓(スポ3)
(きのう1敗して後のない一戦でしたが、チーム・ご自身ともにどのような意識を持って臨まれましたか?)今までやってきたことを信じて、とにかくきょう勝つために全身全霊をそそいだ。個人のことよりもチームの勝利のために自分に与えられた役割を精一杯出しきるつもりで臨んだ。(試合中ベンチの雰囲気はいかがでしたか)本当に全員が声を出していて常に出ている選手とベンチの選手が一緒になって戦っていた。(優勝おめでとうございます。今のお気持ちはいかがですか?)最高です!この勢いで最大の目標である“日本一”を目指したいと思います。
本田
(今季の守備は絶好調できょうも二塁打を放つなど、だんだん打撃の調子があがってきました)守備は無失策を目標にしてきたので、その通りにできているからいい感じだと思う。バッティングは試合を重ねるごとによくなってきていると思う。(最後に打球が飛んできた時のお気持ちは)最後は絶対自分のとこに飛んで来いと思っていたので無理矢理レフトフライをとりました。(優勝してみて今のお気持ちは)最終学年に優勝することができて本当にいい思い出になりました。
原
(きょうは本塁打を放つ大活躍でした。きのうの結果から何か課題を持って試合に臨まれましたか)とにかく思い切りバットを振ることだけ考えていました。(きのうの加藤投手と比べて慶大先発の中林投手の印象は?)2人とも本当に良いピッチャーでした。(入学早々にリーグ制覇を味わった感想)最高です!
上本
(きのう負けてきょうの試合。どんな気持ちで試合に臨んだ?)切り替えて。(猛打賞と大活躍。打席に入る前に心がけたっことは)リラックス。(優勝した今のお気持ちは?)気持ちを切り替えて日本一になる。
松本
(優勝おめでとうございます。喜びの声を聞かせてください)チーム全員で勝ち取った優勝なのでとてもうれしいです。試合に出たみんなも裏方で支えてくれたみんなにも感謝しています。(きょうは適時打も放ちましたが、どんな気持ちで打席に入りましたか)甘いボールを積極的に行こうと思っていました。(明日も試合がありますが、早慶戦2戦を振り返っていかがですか?)まだ自分の思うようなプレーができていないので明日はしっかりチームに貢献できるバッティングをしたい。
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