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 春季リーグ戦 4月15日 神宮球場



 今度は継投で勝利!全員でつかんだ勝ち点1


2回戦
早 大12
東 大
(早)福井、○松下、大前、丹羽、須田−細山田
◇(二塁打)松本、田中幸、泉


2安打3打点の活躍を見せた松本 昨日の大勝から一夜。東大2回戦は序盤こそ危うい場面もあったものの、5人の投手による継投と打撃陣の爆発で快勝。貴重な勝ち点1を獲得し、幸先の良いスタートを切った。

 早大は1回に田中幸長(スポ4)の右前適時打で先制する。さらに2回にも福井優也(スポ1)の犠飛で1点を追加した。しかし先発である福井がそのリードを守りきれない。オープン戦では好調だった福井だが、気負いからか初回から制球が定まらず、2回に1点本塁打を打たれるなど苦戦を強いられる。ついに3回には連打と自らの2つの悪送球で同点に追いつかれてしまう。福井はこの回の途中で松下建太(スポ2)と無念の交代。マウンドを託された松下は後続を凡退に打ち取り、なんとかピンチを切り抜けた。

 すると松下の好投に応えるかのように打撃陣の反撃が始まる。まずは4回、上本博紀(スポ3)の三ゴロの間に1点勝ち越し。さらに2死満塁のチャンスから松本啓二朗(スポ3)による走者一掃の適時二塁打で3点を追加。6回には2点、8回には4点を追加し気がつけば10点の大量リードを獲得。加えて東大は暴投や失策など守備のミスが目立ち、そこを逃さずに攻めたことも大量得点につながった。

 一方の投手陣も奮闘した。松下のあとは大前佑輔(スポ2)、丹羽力人(スポ2)と続きこの三人が東大打線をきっちり抑え、つけこむ隙を与えない。最後には須田幸太(スポ3)が登場。8回、9回を無難に抑え、終わってみれば12−2の大勝をおさめた。

 最初のカードで早くも投手陣の層の厚さを披露した早大。打撃陣も2日連続2ケタ安打と好調が続いている。昨秋のチャンピオンということもあり、他大からの警戒は厳しくなることが予想されるが、東大戦でつくった良い流れを崩さずに戦うことが出来れば勝利は確実なはずだ。次の相手は強敵・法大。臆せず全員で勝ち点を取りに行く。

(木下 悠) 


ピンチの場面もなんのその。この日は直球が冴え渡った松下 ★松下がリーグ戦初勝利

 松下がリーグ戦初勝利を飾った。同点に追いつかれたあと、福井に代わり登板。その後、1死二、三塁とされるも、ストレートで連続三振に切ってとり、無事ピンチを切り抜ける。すると直後に味方打線が勝ち越しに成功し、松下に初白星が転がり込んだ。昨春の明大戦で宮本賢(平19スポ卒)のリリーフとしてマウンドに上がった。だが、佐々木に本塁打を浴び、それが結果的にV逸の一因ともなってしまった。その悔しい思いを払しょくするため、オフシーズンは積極的に練習に取り組んだ。それがこの日、ついに実を結び、勝利投手という栄誉を手にした。


★泉が猛打賞

 昨日ルーキー・原寛信(文1)に開幕スタメンの座を奪われた泉尚徳(スポ3)。この日 も4回の守備からの途中出場を果たす。するといままでのうっぷんを晴らすかのように大 爆発。最初の打席ではセーフティバントを決め、次の打席では2点を追加する適時二塁 打、最終回には右前安打を放ち猛打賞。一塁手の座は渡すまいと昨秋のベストナインが意 地をみせつけた。ポジション争いも、日に日に激化しているようだ。

★新ドクターK・大前登場

 5回から登板した大前佑輔(スポ2)。カーブとストレートの緩急をつけた投球が冴え、東大上位打線から4連続三振を奪う。昨年はケガに泣かされ、リーグ戦のマウンドは黒星を喫した昨春の早慶戦以来。オープン戦でも、貴重な左腕として先発やリリーフで起用されるも、打ち込まれるなど不調に苦しんでいた。だがこの日の好投は、首脳陣の期待に応える十分な内容。左のエースナンバー「18」をつけたドクターKは、相手が誰でどこであろうと奪三振ショーをみせてくれる。

スターティングメンバー
守備位置名前学部・学年
上本博紀スポ3
小島宏輝社2
松本啓二朗スポ3
田中幸長スポ4
原 寛信文1
宇高幸治スポ1
細山田武史スポ3
本田将章スポ4
福井優也スポ1


◆コメント
応武監督
(先発福井投手の出来は)彼自身1年浪人しての久し振りの公式戦で緊張したんでしょう。打たれて学ぶことも経験です。(ここ2試合、上本選手のバットが湿りがちですが)ずっと好調を維持するのは難しいです。技術はもっていますので、必ず期待に応えると思います。本人が1番苦しんでいると思うので静かに見守ってほしいです。(勝ち点をあげたが課題は)東大戦のことは終わりましたので一からやり直します。学生席が一般席よりも少ないので早稲田スポーツと協力して学生に興味をもってもらいたいと思います。校歌も知らない学生も多いのではと。早慶戦でなくとも神宮へお越し下さい。このことが課題です。

田中幸主将
(昨日、今日とランナーのいる場面で打席にたつ機会が多いですが、何を心がけていますか)ランナーがいてもいなくても自分のバッティングを心がけています。(1番から9番まで攻撃の手が休まらない打線は、今絶好調だと思いますが、要因は何だと思いますか。)絶好調とは思わない。これからどんどんいい投手が出てくると思うので各自課題をもって取り組んでもらいたい。(今季はじめての勝ち点をとり、次回は負けられない法大戦。意気込みは)これからが本番の勝負だと思う。全員野球で絶対勝ちにいきたい。

松下
(今日はピンチの場面からの登板、どんな気持ちでマウンドに向かいましたか)自分は中継ぎをしているのですが、1人1人の打者相手に全力投球で0に抑えてベンチに戻ることにこだわりたい。(この二日間の投球を振り返ってどうですか)まだベストコンディションとはいかないのですが、チームに貢献できるピッチングが出来て良かったです(去年と比べ、投手陣を神宮マウンド経験者として引っ張るという意味でより自覚が出てきたように見えるが、自身で気持ちの変化は感じますか)昨年の明治戦で悔しい思いをしたので必死に取り組みました。その結果が出ているので気持ち的にも大きく成長できています。

松本
(打撃が2安打と好調でしたが、昨日やオープン戦のいい流れをそのまま持ち込めた感じでしたか)はい、そうです。いい流れをそのまま臨めたと思います。(今日は2盗塁でしたが走塁においても積極的に攻めるという意識のあらわれでしょうか)はい、そうです。盗塁においても積極的に攻めることが出来てよかったです。(法政戦への意気込み)次の試合は負けられないので絶対勝ちます。

福井
(リーグ戦初登板はいかがでした)自分の力が全然出せませんでした。緊張しました。(調子はどうですか)調子は悪くないのでそのまま行きたいです。(次のマウンドに向けて)今日の失敗を二度としないように神に誓います。自分の力はこんなものではないので、チャンスがあれば頑張ります。





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