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 春季オープン戦 4月7日 早大東伏見グラウンド



 須田が5回を投げ無失点の好投

オープン戦
早 大
東洋大


終盤に調子をあげてきた小島宏  佳境に入ったオープン戦は7日、東都リーグに所属する東洋大との一戦を迎え、先発の須田幸太(スポ3)が5回を無失点に抑える好投を披露した。試合は0−0で迎えた7回裏、三番手の辻哲史(スポ4)が適時二塁打を浴び、この唯一の失点が決勝点となってしまった。早大打線は、東洋大先発・大場を最後まで攻略できなかった。

 桜の花びらが舞い落ちる東伏見球場のマウンド上で、エースナンバー「11」を背負う右腕が、またひと回り頼もしくなった。

 立ち上がりは不安定だった。1回は2四死球を与えるなど制球が定まらず、2回にはこの日最大のピンチを迎える。先頭の住吉に中前安打を許すと、9番の大野にも右前安打を浴び、2死一、三塁。そして続く清田に、三遊間のど真ん中を破ろうかという当たりが飛び出してしまう。“あわや”の場面だったが、昨日から三塁手にコンバートされた生島大輔(スポ3)の好守にもり立てられ、無失点でこの窮地をくぐり抜けた。

 疲労困憊(こんぱい)だったのだろう。須田は3日前の亜大戦で9回を一人で投げ抜いたばかり。気迫を全面に押し出した“雄叫び”がこの日はほとんど聞かれないことからも、エースの身体中に疲れが色濃く残っていることは目に見えていた。

 それでも、5回を85球、散発3安打で東洋大打線を封じ込めた。立ち上がりは苦しんだものの、3回以降は調子も尻上がりで三塁を踏ませない力投を見せ、苦しい状況で迎えた登板を見事な投球術でまとめ上げた。

 1週間後に開幕するリーグ戦では、3戦目までもつれた場合、エースの須田はこの日とまったく同じような厳しい状態のなかマウンドに立たなければならない。だが、“仮想リーグ戦”を東都の強豪校相手に乗り越えた、この自信は必ずや本番につながるだろう。

(石川祥子) 


 








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