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春季オープン戦
3月17日 早大東伏見グラウンド
「残留組」とは言わせない!価値ある引き分け
オープン戦
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山梨学院大
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早 大
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もう「残留組」とは言わせない! 春季オープン戦がこの日ついにスタート。沖縄キャンプメンバーの大半を控えにまわした早大は、実戦メンバーを揃えた山梨学院大をむかえ、初戦を価値ある引き分けで終えた。
沖縄キャンプが活況を帯びるなか、北風厳しい東伏見グラウンドでは地獄の練習が行われていた。一人100本のノルマを課された内野ノックや、連日にわたるバント処理の反復練習…。ノックバットは真っ二つに折れ、土色の球は日に日にその色を深めていった。オープン戦でアピールできるチャンスは限られているだけに、最近の練習では周りの雑音は気にならないほどの気迫が漂っていた。そして試合の前日、沖縄から一足はやく帰京した応武篤良監督(昭56教卒)が練習を見守るなか、「うまくなっている」というお墨付きをもらうまでになった。
この日の先発は日野頼人(スポ3)。守備の失策で走者を背負うことがあってもマウンドでは常に冷静。カーブを多投して自慢の切れ味を"点検"するなど、卓越した投球術で5回2安打無失点の快投を演じた。日野の後を引き継いだ内山秀典(スポ4)は7回に三塁打を浴び、内野ゴロの間に生還を許したが、テンポの良い投球で2回を投げて被安打2。次の辻哲史(スポ4)、丹羽力人(スポ2)は2回をシャットアウトし、沖縄での投げ込みの疲労を感じさせない投球を披露した。
一方の打線は拙攻続き。走者を置いても併殺に終わるなど、実戦感覚の鈍さを露呈した。均衡を破ったのは6回。先頭の花房圭(スポ3)が四球で出塁すると、小島啓司(社3)の犠打で二塁へ到達。次の白石和久(教3)が放った二塁打で花房が一気に生還し待望の先制点をたたき出した。「残留組」のツープラトン攻撃はベンチのムードを最高潮に高め、その後の中継ぎ投手陣の好投を呼びよせた。
早大は22人の選手を投入したが、そのほとんどが「残留組」。沖縄キャンプから帰京したメンバーはバックネット裏でスピードガンやカメラをまわすなど静かに試合を見つめていた。東伏見での過酷な練習を耐え抜き、全員野球で成しえたこの日の引き分けは意義深いはずだ。
(※学年は新学年)
(堀 和彦)
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