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 新入生特集 大前佑輔×松下建太 取材・5月4日 安部寮



 神宮を沸かすルーキー達 〜新入生特集・前編〜

 早大野球部に今春入部したフレッシュな顔ぶれをご紹介する「新入生特集」。前編となる今回は、六大学の中でもトップレベルの層の厚さを誇る早大投手陣で1年生にしてベンチ入りし、ともに神宮デビューも果たすなど早くも実力の片りんを見せている大前佑輔と松下建太(ともにスポ1)のインタビューをお送りする。将来の主力投手を担うであろう二人の生の声とは。

長身からキレのある直球と変化の大きいスローカーブを投げる大前  ―入部してしばらく経ちますが
 松下:最初は慣れなかったんですけど、もう普通に生活出来ていますね。
 大前:自分もなかなか慣れなかったんですけど、良い環境なんで、時間が経っていくにつれて慣れましたね。

 ―二人とも関西圏出身ということですが、東京の生活はどうですか
 松下:わぁ、都会だ。という感じですね(笑)。東京は。何回か来ているんですけど、東京は東伏見ばっかりなんで(笑)。観光とかしてみたいですね。浅草とか。
 大前:自分はあんまり外に出かけるのは好きじゃないんで、家でのんびりしてたいです。

 ―入学前、早大野球部にはどんな印象を持っていましたか
 松下:高校と大学のレベルが違いは分かっていたんで、一生懸命やろうという感じです。
 大前:すごく厳しい所っていうイメージがありました。野球でも行動面でもきびきびしてて。

 ―早大を志望した理由は
 松下:高校時代の監督に薦められてですね。
 大前:ワセダは本当に大学の代表っていうか、日本でも代表的な大学なんで、レベルの高い所でやりたいっていう気持ちからですね。

 ―野球以外に大学でやりたいことはありますか
 松下:ダラーっとしているのは好きじゃないんで、生活をエンジョイしたいですね。
 大前:うーん。なんすかねー・・・。じゃあ友達をいっぱい作るで(笑)。

 ―高校時代はお互いにどんな印象を持っていましたか
 松下:高校の時は2年の時にお互いセンバツのベスト4に入ってて、勝てば決勝で投げあうかなとは思ってたんですけど、実際投げあうってことはなくて。見ていた印象では連続三振とかバンバン取って新聞とかにも載っててコイツはすごいなぁと。
 大前:明徳(義塾高)っていうと野球の名門中の名門じゃないですか。それなのに松下は2年で投げてて、しかもサイドスローから140キロくらい投げるし。コイツはヤバイなと思っていました。
 松下:ウソつけや(笑)
 大前:いやいや(笑)

 ―実際に会ってみての印象は
 松下:ヤバイっすねー。日本人じゃないです(笑)。ピッチングとかしてるとムエタイ選手みたいなんですよ。コイツ。
 大前:(笑)
 松下:大谷(智久=スポ4)さんとかもそう言ってます。
 大前:松下は明徳っていうことで、いかつくて厳しい感じの奴だと思ってたんですけど、会ったら全然そんな感じじゃなかったですね(笑)。

 ―お二人とも1年生にしてベンチ入りということですが
 松下:ベンチ入りはそれだけのリスクというかプレッシャーがありますね。入れない先輩から「あいつはなまけてる」とか思われないように全力で頑張りたいです。
 大前:まさか1年の春からベンチに入れるとは思っていなかったです。自分ではまだベンチに入れる器というか実力が備わっていないと思うので、一日も早くそれに見合うように頑張りたいです。

 ―ユニフォームをもらった瞬間はどのようなことが頭に浮かびましたか
 松下:重みを感じましたね。それにプレッシャーもありますし、それだけの活躍をして(プレッシャーに)勝っていかないとと思いました。
 大前:自分にとっての憧れだったので、本当に着られてうれしいです。

 ―神宮初登板はいかがでしたか
 松下:投げる前から早く投げたいとは思ったんですけど、試合で実際投げたときはあんまり緊張しないで、楽しく投げられたと思います。
 大前:正直言って全然抑えられる自信がなかったんですけど、1番打者を抑えることができて、そこからはランナーも出さずに抑えることができたんで良かったです。

 ―長いオープン戦はいかがでしたか
 松下:最初の入りが良かったですね。社会人相手でも抑えることができましたし。
 大前:自分は本当に悪くて。高校から大学に入ってフォームが崩れてしまって、ボコボコに打たれました。

 ―大前投手はフォームを矯正したとお聞きしましたが
 大前::前は足が早く動いてしまっていたというか。そういう部分があったんで、それをゆっくりにしました。

 ―お互いにここは負けたくないという点は
 松下:特に大前を意識することはないんですけど、とにかく自分のベストのピッチングをして、大前にも頑張って欲しいです。
 大前:僕は勉強くらいですかね。
 松下:そりゃ、お前の方が頭いいやん(笑)

松下もドクターKとして負けられない  ―アピールポイントは?
 松下:どんな場面でも、いつでも行ける自信がありますし、下を向いたりしない自信もあります。とにかく一人ひとりに対して全力投球するところを見てもらいたいです。
 大前:自分のピッチングは真っ直ぐとカーブのコンビネーションなんで、それが自分の中で一番アピールするところだと思います。

 ―須田投手が「松下には負けたくない」とおっしゃっていましたが
 松下:同級生よりも先輩に負けたくないという気持ちが強いですし、自分が先輩で、もし大前が年下なら絶対に負けたくないです。

 ―大前投手は1年生ながら背番号「18」を背負っていますが
 大前:「18」の意味は良く分かっています。でもまだ自分自身が「18」に負けてるんで、結果を出さないといけないとは思いますね。周りからも認められるように頑張りたいです。

 ―高校と大学の練習の違いは
 松下:大学は意識が高いというのを感じました。
 大前:高校は質より量という感じでとにかく長い時間やってたんですけど、大学は練習時間が少ない分、気を抜く時がないんですほとんど。例えば、3時間練習するとしても大学では集中をするというのが大事だと思います。

 ―大学で覚えたい球種とかは
 松下:特にないですね。今持ってるのはスライダーとシンカーとフォークです。スピードが出てない分、勢いで押していく投球をしたいです。
 大前:僕も特にないです。今はカーブとスライダーとチェンジアップを持ってます。やっぱりカーブと真っ直ぐのコンビネーションっていうのが自分のピッチングですね。

 ―大学4年間の目標は
 松下:自分のいる間は全部優勝。8連覇ですね。
 大前:この前(明大戦)では負けちゃったんですけど、これからは一敗もしないまま卒業したいです。

 ―個人では
 松下:チーム状況が悪いときでも、助けられるピッチャーになって、日本一になりたいです。
 大前:自分は防御率っていうのを結構意識しているんですけど、ピッチャーが0点に抑えれば負けることは絶対にないじゃないですか。だから、防御率は4年間で0点台でいきたいです。そうすればチームに貢献できると思うんで。とにかくまけないピッチャーになりたいです。

 ★最後に、両選手に大学での目標を書いていただきました。

松下(写真左)と大前。二人とも日本一の投手になってくれるに違いない

       松下選手『日本一のサイドスロー』、大前選手『日本一の左腕』でした!

(取材・編集 寒河江真奈、中里顕) 

プロフィール
松下建太(まつした・けんた)名前大前佑輔(おおまえ・ゆうすけ)
178センチ、72キロ身長体重186センチ、78キロ
広島出身地兵庫
高知・明徳義塾高出身校兵庫・社高
右投右打投打左投左打
B型血液型B型
スポーツ科学部スポーツ医科学科学部スポーツ科学部スポーツ文化学科
03夏甲子園出場、04春甲子園ベスト4、04夏甲子園ベスト16経歴04春甲子園ベスト4
 50m走6秒8
115メートル遠投105メートル
映画鑑賞趣味ゲーム
笑いにうるさい松下。取材中も「あかん、笑いにならん」と投球同様、ボケに細心の注意を払っていたメモ松下いわく「俺より全然頭が良い」
という大前だが大学の講義には四苦八苦。「話が難しくて…何を話しているか分んないっす」とKO気味






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