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秋季リーグ戦・早慶戦
10月29・30日 神宮球場
早慶戦展望
今週末に迫った秋の早慶戦。第7週で法大が立大から勝ち点を奪って完全優勝を果たしたため、既に両校の優勝は消えている。今回の伝統の一戦の見所は、大学最後の試合となる4年生の意地だ。早慶戦を前に、両校の戦力を分析してみる。
今季の慶大は、投打ともに春に見せた粘り強さが見られない。特に4番の岡崎はわずか3打点と振るっていない。今の打線の中心は3番に座る金森宏。打率は高くないものの、自慢の長打力を活かし、2本塁打8打点の活躍を見せている。投手陣は、加藤の孤軍奮闘といった様子。先発に中継ぎにと、全9試合中8試合に登板するという働きぶり。本来は負担を軽くしたいところだが、絶対的な2番手投手が確立できていないのが現状。早慶戦でも連投する可能性が高い。また、直前に行われた法大2回戦では、延長12回裏、あと1死で引き分けに持ち込めるという展開で、一塁走者の狭殺プレーの間にサヨナラ本盗を許すという、悔やんでも悔やみきれない負け方をしたため、早慶戦に臨む前にそのショックを拭いきれているかが一つのカギとなる。
一方の早大も、初戦で東大に完封負けを喫したり、先勝しながらも法大から勝ち点を落としたりと苦戦。しかしようやく明大戦・立大戦を通して投打に持ち味が出てきた。そんな現在のチームの中心は4年生。「投」の要は、豪腕エース・越智大祐(人4)。防御率0.92という安定感のある投球で、過去の剛球を完璧に取り戻し、以前のそれを上回る成長ぶりを発揮している。早慶戦の投球回数次第では、防御率1位に食い込んでくる場合もある。そして「打」の要は、現在打率.419で首位打者の主将・武内晋一(人4)。2位の法大・大引とは2分3厘差。首位打者のタイトルは今まで獲得したことがないため、有終の美として東京六大学野球にその名を残したいところだ。
1年時から出場を続けてきたこの二人を含め、4年生にとっては最後の早慶戦。あとは悔いを残さぬよう、完全燃焼するしかない。試合終了後、早慶両校の選手ともに、「全力を出しきった」という晴れやかな表情が見たいものだ。
(牧野賢志)
◆早慶戦の結果でリーグ戦の最終順位はこうなる
▽早慶戦の結果
1位
2位
3位
4位
5位
6位
2勝0敗
法大
早大
明大
立大
慶大
東大
2勝1敗
法大
早大
明大
慶大
立大
東大
1勝2敗
法大
早大
慶大
明大
立大
東大
0勝2敗
法大
慶大
早大
明大
立大
東大
※2勝1敗の場合は慶大・立大が同率4位
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