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  秋季リーグ戦   (10月30・31日 神宮球場)

 早慶戦展望

勝敗表 第7週終了(10/27)
 法大早大慶大明大立大東大試合勝点
法 大―――○●○●●○○△○○○○12
早 大●○●―――   ○○○○○○
慶 大○○   ―――●○○△●○●○○11
明 大●●●●○●●―――○○●○○12
立 大△●●●●△○●○●●―――●○○14
東 大●●●●●●○●●○●●―――1210


第1戦の先発が予想される大谷  この秋、101年目を迎える野球の早慶戦。新時代の到来を告げた伝統の一戦は、早慶両校共に優勝の可能性が残るなかで行われ、白熱した戦いが予想される。 
 今秋の早大は1週目の法大戦こそ1勝2敗で勝ち点を落としたが、その後は6連勝で勝ち点3と波に乗る。早慶戦でも勝ち点を取れば現在1位の法大を抜き、昨秋以来、2季ぶりの優勝となる。好調の早大を支えたのは大谷智久、宮本賢(ともにスポ2)の左右先発二本柱。第1戦の先発として定着した大谷は、明大1回戦で今季初白星を挙げると、東大1回戦で公式戦初の完封勝利。立大1回戦でも完投勝利し、現在3勝の大活躍だ。走者を出しながらも要所を締める粘りの投球が光り、決して試合を壊さない安定感がある。左の宮本は、開幕当初こそ中継ぎで登板していたが、今季初先発の東大2回戦で7回無失点の好投を見せ、先発に定着した。立大2回戦では公式戦初の完投勝利も挙げ、現在、防御率は1.86で2位。自身初のタイトルも射程圏内だ。
 一方の打線も派手さこそないが、短打を重ねて確実に1点を取りにいく攻撃が奏功している。ただ、梁井一志(人3)、本田将章(スポ1)の1、2番コンビの調子が今一つ。二人の出塁率が上がれば、後ろには好調の主軸が控えているだけに、得点機もより増えるだろう。一層の奮起に期待したい。 慶大の4番・早川

 対する慶大は、立大4回戦の敗戦により、2勝1敗では現在1位の法大がそのまま優勝となってしまうため、早慶戦は連勝で勝ち点を取ることが優勝への絶対条件だ。しかし、今季の慶大はそんな困難をいとも簡単に跳ね返してしまう、充実した戦力がある。六大学一のチーム防御率2.32を誇る投手陣では右のサブマリン合田、1年生左腕の加藤が先発として独り立ちした。今春の早慶戦で好投した日暮も控えており、盤石の態勢だ。打線も「最強世代」と謳われた4年生が真価を発揮。特に4番・早川と5番・中村は共に脅威の打率.413を残している。

 野村徹監督(昭36政経卒)最後のシーズンを優勝で飾りたい早大にとっては、まず1回戦で勝利し、慶大の優勝の可能性を消滅させたい。「最強世代」で悲願の優勝を遂げたい慶大は、なんとしてでも2連勝で勝ち点を挙げたいところだ。早慶戦の雌雄を決するカギは第1戦にある。そういっても過言ではない。

(小室洋平) 


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