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  秋季リーグ戦   (10月2・3日 神宮球場)

 東大戦展望

東大主戦の松家  春季の王者・明大に連勝し、今季初の勝ち点を挙げた早大。今週の相手は東大だ。今季のリーグ戦は、混戦模様。ひとつひとつの勝ち星が重要になってくるため、ここでの取りこぼしは許されない。しかし、これまで13季連続最下位と低迷している東大といえども決して侮れない。春季、早大は松家相手に思わぬ苦戦を強いられた。また、第2戦では実に11季ぶりの黒星も喫している。さらに、東大は今季も明大から白星を挙げるなど、堂々たる戦いぶりだ。  

 そんな東大攻略のためには、松家を打ち崩すことがポイントになる。明大1回戦で完封勝利をおさめた松家も、続く慶大戦では大量失点と、一度崩れると立て直しが効かない傾向がみえる。一方の早大打撃陣は、法大戦ではあまり振るわなかったものの、明大戦では2試合連続2ケタ安打を記録。打線の調子も上向きだ。東大の勝ちパターンである1点勝負の接戦に持ち込まれる前に松家を打ち崩せば、自ずと勝ちもみえてくるだろう。また、明大戦で2打席連続代打本塁打を放った田中幸長(スポ1)の「第三打席」も見所である。

いつでも気迫の投球を見せる宮本  投手では、八田邦広(人4)に注目だ。昨週の公式戦初登板では、4回を1失点と好リリーフをみせた。今後も、左の中継ぎとして起用されることが予想される。八田の台頭によって、投手陣の厚みが増したことは間違いない。同じく左腕の宮本賢(スポ2)は、これまで5試合すべてに登板。4試合で試合を締めくくるなど、絶大な信頼を得ている。しかし、中継ぎの出番が多いということは、裏を返せば先発が早い回でマウンドを降りているということだ。これまで、先発投手が5回を投げきった試合は二度しかない。東大戦では、先発投手が試合の後半までマウンドを守り続けることが望まれる。先発投手陣の復調は、東大戦勝利ばかりでなく、V奪還へのキーポイントにもなる。

(滑川善隆) 


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