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  秋季リーグ戦   (9月11日 神宮球場)

 越智好投も一発に泣き黒星スタート

 
早 大
法 大



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初スタメンの山岡が初打点  春季とはメンバーや打順をガラリと変えて臨んだ開幕戦。早大は3回に1点を先 制するも、6回に3点を奪われて逆転負けを喫した。

 この日の捕手は山岡剛(社3)。高校時代は捕手を務めていたが、大学に入って からは思うような結果が出せず、昨季までは捕手ではなく内野手登録で、さらに代打 要員に甘んじていた。しかし、春季終了後に捕手に再転向すると、オープン戦でめき めきと頭角をあらわし、そしてついに正捕手を表す背番号“6”を監督につけられ るまでに成長した。その山岡は監督の起用に応え、3回に先制適時打を放った。

 援護をもらった開幕投手の越智大祐(人3)は、自慢の直球を軸に、三振の山を築き 、法大打線を5回まで無安打に抑える素晴らしい投球を披露。しかし6回、初めて先 頭打者を四球で歩かせると、犠打で得点圏に送られ、ピンチを招く。ここで春季首位 打者の3番大引に、手痛い同点打を浴びてしまう。初安打が同点打。これで緊張の糸 が切れてしまったのだろうか。5番藤田に打ち返された打球は、無情にもレフトの頭 上を越え、そのままスタンドへと吸い込まれていった。

 越智を援護したい打線も、法大の先発福山の緩急をつけた投球に対し、あと一本 が出ない。2番手の左腕中野も攻略することができず、追加点は奪えなかった。結局 6回の2点本塁打が決勝打となり、早大は秋季リーグを黒星でスタートすることにな ってしまった。

 また、この日は不運な出来事があった。それは1回に、主将の田中浩康(社4) が死球を受けたことだ。一年生の時から今までフルイニング出場してきた“鉄人”田 中は、手に死球を受け、しばらくの間うずくまった。途中交代しなかったため、 大丈夫かと思われたが、試合後には田中の痛々しい姿が見られた。明日以降の試 合への影響が気にかかる。

 春季優勝の明大が初戦で東大に完封負けを喫するなど、波乱の予感がする今季。 どこが優勝してもおかしくない。明日の法大戦では気持ちを切り替え、なんとか勝利 して、優勝争いに残っていきたい。
(牧野賢志) 


◆コメント

野村徹監督
(この負けをどう捉らえてますか?)1点取ったあとに突き放さなければならない 。チャンスで打てなかったりし、走塁ミスがあったり。守りの面では一球の恐さ を思い知った。越智もあの終盤を投げ切ったら本物なんだけどねー。先頭に四球 出すのはよくない。打たれて走者を出すのはいいけれど。今日は1点を守ること の難しさを思い知った。 (好材料としては2番山口が3犠打)初のスタメンで役割をしっかり果たしてくれ た。バッティングもシュアだし。でもね猪坂もだまってないと思うよ。(捕手山岡 については)彼は賢い選手だからねぇ。今はいい経験をしてるよ。これが来年にも 活きてくる。(シーズンは長いと思いますが、どのような戦い方をしていきましょ う?)今日は負けたけれど、粘り強く。混戦になるだろうけど、うちは粘っていく チームを目指したいと思います。

應武篤良コーチ
(黒星に終わってしまったが初戦の感想は)現役時代と違って、責任感をひしひ しと感じています。(今日は得点力不足に泣いたが)本塁で憤死したりしてあと 1点取れなかったのが痛かった。(越智投手の投球はいかがでしたか)春よりも 良かったと思う。ノーヒットに抑えていたのに1本打たれて崩れたのは野球の難 しさでしょう。崩れたのはスタミナ切れというわけでもない。(今季の早大の戦 い方は)圧勝するのは無理だから、やはり3点取って2点に抑えるという戦い方 をしたい。泥だらけになって辛勝という形になると思います。

田中
(秋のリーグどういう意気込みでむかえましたか?)気合。気合の一言です。 (デッドボールの具合は?)今までにない痛みで、動かない状態。打席入れば振 れるんですが、それまではまったく動かない。明日できるか分からない。 (ショートはどうですか?)遊撃手というだけあって気持ちが楽。守備が楽しいです。

武内晋一(人3)
(今季から4番ですが、意識ありましたか?)特にはなかったです。けれども、 四番が打てないとこういうふうな試合になってしまうんで…(チームは逆転負け 、明日に向けて)10勝で優勝できるのがベストだと思うのですがそううまくい かないので、なんとか粘って最後に勝てるようにしたいと思います。法政戦はな んとか月曜まで持ち込んで頑張りたいです。

秋山典克(社4)
(今日は逆転負けでしたが)初戦とって波に乗りたかったけど切り替えていきた いです。二つ勝てば勝ち点はとれるので (今日は4の0でした)結果は悪かったで すけど内容自体は第1、2打席は悪くなかったし (公式戦初のサ−ドでしたがいつ から)夏の中頃、監督からいわれて。 (サ―ドの感触は)一番元気出して投手を 盛り立てろといわれているので声を出している(背番号が22から2に)監督が内野 なら1桁の番号がいいだろうと(第四打席は監督は何と耳打ちしていましたか)4 年の意地で打ってこいと(明日は)とにかく勝つだけです。

島原壮太郎(人4)
(今季は黒星スタート)(越智)大祐が一発打たれて負けてしまったが、これはたま たま出ちゃったもの。しょうがない。チームの雰囲気はいいんで、あとはチャンスでもう 一本ですね。(8回代打で左前安打。チームはそれまで法大2番手・中野投手の前に無安打 だったが)僕はあの投手は得意ですよ。3回か4回対戦して打っているし、春も打ってい るんで。(打ったのは)真っ直ぐ。待ってたわけではなく自然と打てました。どんな形 であれ、出れば全力を尽くそうと思ってました。(幸先よく安打が出たが打撃の調子は?) たぶん大丈夫です!

山岡
(キャッチャーとして初スタメンでしたが試合を終えた感想を) オープン戦とは違った緊張感があり、試合の序盤は楽しめたが後半は1球の恐さを 知った試合だった。(試合前は投手陣をどのようにリードしようと考えていましたか) 若い投手が多いので、とにかく思い切って腕を振らせようとした。(3回に先制タイムリーを打ちましたが、その時は何を考えて打席に入りましたか)前の打席で凡退していたので借りを返そうと思っていた。後ろにつなぐ気持ちで塁に出ようと考えていた。(最後に初戦を終えましたが、これからの抱負を)どのチームも強いので投手を中心に接戦をものにしていきたい。

梁井一志(人3)
(3回の田中選手のヒットの時、三塁を過ぎたところで迷ったように見えました が)判断が難しい打球だったので・・・。躊躇してしまいました。これからは直して いきたい。(足への死球はかなり痛そうでしたが)痛かったですけど、大丈夫です。( 1番打者としての仕事はできましたか?)出塁は沢山できて良かったが、チャンスで 打てなかったのと、走塁ミスがあったので、そういう所を詰めていきたい。(今シー ズンの抱負を。)1番として出塁すること。いい形でクリーンナップへ繋ぎたいです。

山口裕起(スポ1)
(リーグ戦初出場でしたが)緊張して地に足がつかない状態だったが1回打球を 処理して安心できた。思い切りプレーすることを心がけた。(3犠打1安打とい う自身の結果について)2番打者としてつなぐ役割ができてよかった。1安打に ついては無死だったのに走塁ミスをしてしまったのが悔やまれる。(他の内野手 との連携について)田中さんや武内さんに何度も声をかけてもらって心強かった 。(今日のチームの結果について)1チャンスで逆転されたということで勝つこ との厳しさを感じた。チームの雰囲気はいいので頑張っていきたい。(今後の目 標について)クリーンアップにつなぐ役割をしっかりしてチームの優勝に貢献し たい。

北崎寛和(法2)
(六回に逆転された直後の打席だったが、どんな気持ちで打席に入ったか ?) 先頭打者だったので絶対に塁に出て盛り上げようと思った。三振でとても悔しい。

小野塚誠(社1)
(最終回2点リードされている場面での代打でしたがどのような気持ちで打席に入りましたか?)とにかく緊張しました。 (サードは争いが激しいですが、守備のほうはどうですか。)春よりは自信がついてきたというか、慣れてきたので、試合に出られたらがんばります。 (明日に向けて一言お願いします。)今日負けちゃったので、明日もあさっても勝ってほしいです。ベンチで応援しています。

本田将章(スポ1)
(開幕戦黒星という結果ですが?)へこまず、粘り強くやっていきたいです。(ご自身は初打席初安打でしたが?)それはいい結果でしたが、そのあとが駄目だったので…。(狙い球は?)直球を狙いながら、変化球には合わせるようにしています。(春同様、積極的な打撃ですね?)打席では消極的にならないようにしています。そういう意味では、いい傾向だと思います。(8番右翼手については?)自分は2番タイプではないので、こっちのほうがいいですね。守備は、夏の間内野の練習をしていて外野は久しぶりだったので、かなり不安がありました。(今季も混戦が予想されますが?)気合いで勝ちます。

伊地智裕樹(社2)
(今日の調子は)調子云々ではなくて、ただ打ちたかったです 。(対戦相手の中野投手はどうでしたか?)やはりリーグ戦に 出てくる力を持った好投手だったと思います。(明日以降に向 けてのチームとしての課題は?)今日はチームの雰囲気は悪く なかったので、細かいミスをなくしてこれからにつなげたいで す。

越智
(開幕投手、試合前の意気込み)とにかく負けないようにとは思ってたんですけど …。開幕投手ということは昨日の夜、監督さんからでなく間接的に聞きまし た。(5回までノーヒット。調子は)調子はずっとよかったんですけど、打たれちゃい ましたね。(山岡捕手とは公式戦初バッテリーでしたが)オープン戦からずっと山岡と組んで たので特に問題はなかったです。リードもよかったです。 (一番の反省点はやはり…)6回ですね。6回だけです。 (次の試合に向けて)次の(試合の)6回は0点に抑えられるようにしたいです。

宮本賢(スポ2)
(オープン戦では好調。そのままいい流れで来ている?)ずっとオープン戦から調子が良い。今日はちょっと力んじゃったけど最初の登板で結果が出たのは良かった。次はもっと力を抜いてコントロールを意識したい。(自己最速タイの144キロが出たことに関して)知らなかった。腕がよく振れている証拠だと思う。(次の試合へ向けて)全試合投げるくらいのつもりでいく。調子がいいからどんどん投げたい。

母校の応援に来ていた藤井秀悟(プロ野球ヤクルトスワローズ)
(初戦こういう形になってしまいましたが)今日は応援に来て、こういう結果で 残念だけど、まだ始まったばかりだから。期待してるし、早稲田に優勝して欲し い。僕も早稲田の試合を見ると原点に戻れます。(後輩たちにエールなどあれば お願いします)まだ初戦なので、一戦一戦頑張って欲しい。野球をできる環境に いるのだから、楽しんでやって欲しいです。

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