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世界大学野球大会振り返りインタビュー
(8月14日 早大・安部寮)
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武内晋一、大谷智久が世界大学野球大会を語る
去る7月23日〜8月1日、台湾で行われた世界大学選手権。その日本代表メンバーとして、早大野球
部から武内晋一選手(人3)と大谷智久選手(スポ2)が選出された。武内選手は日本代表打線の中軸
を担い、ホームランを放つなどの活躍を見せた。一方の大谷選手も、先発・リリーフとしてチームを支
えた。帰国した両選手に世界との戦いについて聞いた。
―まず始めに、日本代表として世界大会に出場してみていかがでしたか?
武内 初めての代表で、みんなとやって世界のレベルを感じました。今のままではまだ自分の技術が足りないと思ったので、今は追いつけるよう練習しています。
大谷 2年生でこんな高いレベルを経験できるとは思いませんでした。少しずつでも上の人に近づけるようになりたいです。2年後は優勝したいですね。
―結果は銀メダルでしたが結果をどう考えていますか?
武内 最後負けて終わるのはやっぱりちょっと…。できるなら金が良かったです。でも、第一回大会(銅メダル)よりも良い結果なので、今考えると悪くはないかなと思います。
大谷 (決勝で戦った)アメリカには日米大学野球で勝っていたけど、今回は(向こうの)気持ちが違っていました。すごいということを感じました。
―大会前、自分たちがどの辺りまでいけそうかなど予想はしていましたか?
武内 日米大学野球の時にアメリカにあれだけやれてたから、普通にやれば金が取れるかなと思っていたんですが。世界大会に合わせてくるアメリカはすごいです。2試合(予選と決勝)両方負けて、やっぱり差があるのかな、と思ってしまいました。
―他大の選手と組む日本代表チームでしたがいかがでしたか?
武内 同じメンバーで日米大学野球でやってたからとまどいはなかったです。準決勝・決勝と、最高にまとまったけど、それでも負けてしまったのは実力の差かな…。
大谷 自分の目から見てもやりやすそうでした。良いチームワークだったと思います。個人個人が上のレベルでやっていて、自分は足を引っ張らないようにやりました。
―大谷さんはピッチャーとして、バックにそういうレベルの高い選手たちがいたわけですよね
大谷 トップレベルの人たちで投げやすかったです。プレッシャーもなくて、気持ち良く投げられました。
―武内さんはホームランも出ましたね
武内 初めは5番打って最後の方で3番だったんですけど、最初ずっと悪くて好不調の波が激しくて。いまいち波に乗れなかったんです。ただ終盤には当たりが出てきて良い感じに打てたので、それは自信につながりました。本当に満足とまではいきませんが。
―外国人選手との対戦はいかがでしたか?
武内 パワーが違います。バットを振るスピードも、投げる球のスピードも。大学生の時点では追いついていないとかなり感じました。パワーは向こうの方が上だけど、アメリカでやっている日本人もいるので、できないわけではないから。自分らがこれからどれだけ頑張れるかが大事だと思います。
大谷 とにかく大きいから投げやすかったです。でも、少しでも甘い所にいくと打たれそうで。2ストライクで追い込んでいても、甘い球がいったら見逃さずにスイングしてくるから怖かったで
す。パワフルで、当ったらどこまでも飛んでいきそうでした。1球の大切さを改めて知りました。
―相手選手たちから学んだことはありましたか?
武内 自分たちが宿舎に着いた時に、他国の選手はもうウエイトをやっていたりしたんです。自分も意識高くやってきたつもりだったけど、みんなの意識の高さを見て、自分には甘い所があったんだなと感じました。
大谷 ピンチの時でも、自分の自信のある球を自信を持って投げていました。自分ももっと自信を持って投げていきたいです。
―日本チームの選手には何かアドバイスをもらったりしましたか?
大谷 話しにいかないとなかなか話せなかったです。僕は自分から話すタイプではないので…。でも、変化球の投げ方とかは教えてもらいました。
―台湾での日本代表生活はどうでしたか?
武内 何をするにも初めてだったんですが、中大の亀井さんや青学の加藤さんは向こうからしゃべりかけてくれました。4年生の人たちには仲良くしてもらって、今も連絡取り合ったりしていま
す。大谷とは部屋が一緒でした。同じ大学の選手同士でやりやすいようにスタッフが取り計らってくれたみたいです。一緒におみやげ買いに行きましたよ。
大谷 自分は2年生で一番年下で、荷物運びとかあったんでしんどかったです(苦笑)
武内 あと、アメリカの選手と道具交換をたくさんしました。日本のものはけっこう人気あるんです。
―期間中ほとんど連戦でしたがどうでしたか?
武内 こういう連戦は経験がなく、最後の方は次の日が嫌になったりもしたんですが、4年生の人たちが色々気を使ってくれて、そのおかげで試合中は最後まで自分のプレーができたのではないかと思います。
―帰国してからはオープン戦が続いていますね
武内 自分がいない間にみんなはずっと練習していて、バット振ってる数が全然違うから、これからそれを取り返してみんなと同じ状態で秋をむかえられるようにしたいです。
―現状で、早稲田に必要なことは見えていますか
武内 個人的なレベルで足りない部分を、なんとかチーム全体でカバーしたいです。1打席入るにしてもチームのことを考えて。そういう風にすればなんとかなると思います。自分がそういうことを率先してやって、見本になれればいいです。
―最後に、秋のリーグ戦に向けて抱負などあればお願いします
武内 3年生以下で4年生を優勝させてあげたいです。監督も最後ですし。1年からずっと使ってもらっているので、最後に結果を残したいです。
大谷 今やっていることは間違いじゃないと思うので、あとは結果を信じてやるだけ。4年生を優勝させてあげたいです。あと一歩踏ん張れるようにならないと。春、明大3回戦目で踏ん張れて
いれば優勝もあったかしれないし。そういう経験を活かしていきたいです。もちろんエースを狙う感じ
で。
オープン戦の合間をぬっての取材に快く答えてくれた武内、大谷両選手。その表情からは、世界と対
等に戦えたという自信がうかがえた。世界を経験した二人は、その経験を活かし、これからの早大野球部を引っ張っていって
くれることだろう。
(取材・編集 内田陽子、大森麻衣)
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