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  春季リーグ戦   (5月17日 神宮球場)

 明大に敗れ、優勝逃す

 
早 大
明 大



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優勝が消え、うなだれる早大ナイン  1勝1敗で迎えた明大3回戦、今日の結果次第で優勝チームが決まる、まさに天王山の一戦。先発は両チームともに1回戦で先発した大谷智久(スポ2)と一場。2回に幸内のヒットを足がかりに清水慎、大森の連続適時打を浴び、2点を先制され、5回と7回には失策絡みで追加点を許した。2安打完投した1回戦時のピッチングと比べるとカーブの制球に苦しんだ大谷。四死球こそ多くはないが、ボール先行で苦しい投球となった。それでも152球一人で投げ抜き完投。エースの意地を見せた。

 前日あと一本が出なかった打撃陣は5回まで2安打抑えられていたが、6回に田中浩康(社4)の適時三塁打、梁井一志(人3)の適時内野安打で2点を返す。8回には武内晋一(人3)が右翼席へ弾丸ライナーで飛び込む2点本塁打を放つ。これで1点差にまで迫り沸き立つ早大ベンチ。だが、後続が出塁できず、迎えた9回2死走者なし、打者は8番の猪坂彰宏(商4)に代わってなんと前日先発投手の宮本賢(スポ2)。チームナンバーワンの打率を誇る猪坂や、左打ちの代打一番手の山田悠斗(教3)を差し置いての起用であったが、空振り三振に倒れ、試合終了。喜びを爆発させる明大ナインとは対照的に早大ナインは力なく整列した。

 これで明大戦の勝ち点を落とし、春季リーグ戦の優勝を逃した。続く第2試合で慶大が法大に負けたため、同時に明大の12季ぶりの優勝も決まった。しかし優勝の灯は消えてしまったものの、早大ナインはこの悔しさを2週間後の早慶戦にぶつける。

(五島悠一) 


◆コメント

野村徹監督
(ミスが勝負をわけてしまいましたね?)ねえ。まあうちの選手も終盤まで戦う姿勢は持っていたと思うよ。(大谷君のピッチングは悪くはなかったと思うんですが?)そうだね。彼なりによく投げていた。(選手にはどんな言葉を?)まだ。帰ってから。(見ていて選手はショックを受けている様子でしたか?)ミスをした選手はやっぱりね。ミスはゲームの中で弱いほうにでる。ミスがないチームが本当に強い。まだうちは成長途中のチームだね。これは大きな経験だよ。今まで(5連覇という)大きいプレッシャーを感じながらやってきたからね。(まずは早慶戦を勝つことですね?)いい早慶戦をしたいです。

田中浩康(社4)
(今日の結果は?)キャプテンの差がでました。早い時期から試合を想定してき ついことも言ってきたけど、それができなかった。一番大事に しているキャッチボールができなかった。点差は一点だけど、それが大きい。( エラーがありました)勝つにはあの一球。チームの流れがなく なってしまった。思い切りのプレーができなくなってしまい他にもいくつかエラ ーはあったけど、自分が悪い。申し訳ない。(五連覇が消えて しまいましたが)不安なスタートでどうなるかと思ったが、周りが頑張ってくれ た。自分が足を引っ張ってきた。他の人はよくやってくれている。

米田文彦(一文4)
(あと一歩というところまで追い詰めたものの惜敗。試合を振り返って) 自分を含めてたくさんエラーが出たので…。エラーが出ると野球は負けるものだから。 (なかなか波に乗れないがですね?) ボール球に手が出ちゃうんでね。頭には入っているんだけど勝手に手が出てしまうんで何とかしたいですね。(5連覇の可能性は消えてしまいましたが早慶戦に向けての意気込みは?) 早慶戦はまたちょっと違うもの。慶応は倒します!

武内晋一(人3)
(今日の試合について)エラーも痛かったけど悪かったのが誰とか何とかいうので はないです(明大について)どんどん振ってきて、怖いなって思いました。逆にう ちは攻めきれなくて。そこが差なんじゃないですか。(本塁打について)打ったの はスライダー。打撃としては満足ですけど、(前三打席凡退)遅すぎました。三番 の差が出てしまった。(5連覇を逃して)チームとしては、初めて出る人も投手陣 も頑張ってくれた。自分としては冬の過ごし方が甘かったんだなと。早慶戦から 切り替えて、三年以下が必死になって秋はやりたいです。

猪坂彰宏(商4)
(今日の試合の敗因)全部自分が悪いです。(早慶戦にむけて)絶対に勝ちます。

島原壮太郎(人4)
(今日の試合は?)最初に大谷の甘い球を打たれてしまって…。最後の方は、序盤にリズム がつくれていなかったことが原因でした。大谷に申し訳ないことをしました。(ご自身は 3回裏に交代となってしまいましたが?)(代わりに出た)鴛海はよく頑張りました。あん なところで代わってしまい、申し訳ないです。(残念な結果になった今季、ここまでを振り返ると?)投手はよくやってます。(僕の)配球やリズムのつくり方が悪かった、そこが一番の敗因です。(次は早慶戦。優勝はなくてもワセダらしい野球が期待されていると思いますが?)やるしかないんで。負け越したくはないですから。

秋山典克(社4)
(優勝の可能性がなくなってしまいましたが)そうですね。でも最後早慶戦あるん で切り替えて、良い試合したいです。(第1打席は鋭い安打性のあたりでした が、ショートの好プレーに阻まれましたね)そうですね。感触は良かったんですけ ど。追い込まれてから甘い変化球が来たので。今日はチームでストレートの見 逃し三振だけは絶対しないって決まりがありました。(一場投手はこの3日間の中 で一番状態が良かったと思いますが)そうですね。まぁ、コントロールがコー ナーに決まってたなというのはあります。変化球も低めに決まってたし。(今日の 早稲田は守備のミスが多くありましたが)まぁ、いつも守備は大事にしろって 言うんですけど、4つもエラーしちゃったらやっぱり試合は勝てない。基本は大 事だなと思いました。(早慶戦への意気込みをお願いします)自分はいつでも試 合に出れる準備はしているんで。早慶戦は2連勝でいきたいですね。

宮本賢(スポ2)
(今日の試合、チーム状態は)田中さんが昨日の試合後のミーティングで絶対勝とうと言っていたし、アップのときからいいムードで試合に入れていた。(明大の気迫は)相手どうこうというよりも自分たちの野球ができるかどうかということが問題。普段東伏見でやっていることを出せれば勝てるのだから。(代打で最終打者になってしまったが)代打があるかもしれないということで準備はちゃんとしていた。普段は投手としての練習をしているが、自主練のときなどにバットを振って試合に備えていた。あの場面で結果が出せなくて、交代した猪坂さんやまだベンチにいた山田悠斗さんに申し訳ない。(早慶戦への意気込み)歴史ある試合だし、とにかく負けたくない。今日の悔しさをぶつける。

鴛海大輔(商3)
(今日の試合を振り返って)自分は途中から試合に出たんですが、大谷は調子良 かったのに自分は何もできなかった。それが悔しいです。(一番の敗因)先頭打 者を毎回出してしまったこと。それに自分のチームのエラーも多かった。それで 相手にチャンスを与えてしまいました。(自分の反省点)1度パスボールをして しまったこと。まだ自分のことで精一杯で全体が見えていない。練習からちゃん と全体をみて信頼されるようにしないと。(打撃の面では)いつもどおり自分の バッティングができたと思います。(早慶戦に向けて)気持ちを切り替えて2連 勝したいです。 

大谷智久(スポ2)
(今日の投球を振り返って)立ち上がりが良くなかったです。先頭打者をしっか り抑えたかった。(腕をしっかり振り切る課題は)出来なかったです。コントロ ールが不安定になったのもそのせいだと思います。後半からは良くなったんですが。(疲れはあった)やっぱり多少、肩が重かったですね。(エラー絡みの失点は)ランナーを出したのは自分で すから仕方がないです。(早慶戦にに向けて)一週間空くんで、しっかり休んで 万全の体調で迎えたいです。

中村宜史学生コーチ(法4)
(最終回の攻撃前に話し合われたことは何だったのでしょうか?)諦めずに戦い抜 くということです。

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