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  春季リーグ戦   (5月1〜2日 神宮球場)

 立大戦展望

                                                        投手成績
    試合打者 防御率
藤元 直輝(一文3)19691121 0.00
大谷 智久(スポ2)15 2/35720 0.57
越智 大祐(人3)5 1/323 1.69
佐竹 功年(人3)3 2/316 4.91
宮本 賢(スポ2)1/3 0.00
 ここまで早大は東大、法大と対戦して4勝1敗。現在、勝ち点2で明大と並び首位に立っている。 先週の法大戦ではバッテリーの活躍が光った。1回戦では先発・大谷智久(スポ2)が法大打線を 6安打1失点に抑え、初完投勝利。打っても先制のソロ本塁打と、投打にわたる活躍をみせた。2 回戦では先発・藤元直輝(一文3)が8安打を打たれるものの、要所を絞める投球で初完封勝利。 女房役の捕手・島原壮太郎(人4)もこの法大戦2試合で打っては7打数4安打2打点、守っては 2度の盗塁阻止などチームの勝利に大きく貢献した。ここまでの5試合で1試合平均失点が1と野 村徹監督(昭36政経卒)が今季開幕前に言われていた「守り勝つ野球」ができているといえる。

 対する立大は第1週の慶大戦で先勝するも、その後連敗し、勝ち点を逃した。しかし、翌週の法 大戦には連勝し、勝ち点1を獲得。現在、3勝2敗の勝ち点1で早大、明大に次いで3位。立大も 優勝争いに残るためにはこれ以上負けられないところだ。

 さて、この立大戦。早大、立大ともに投手陣が安定しているため、1点が勝負を左右する競った展 開が予想される。早大は法大戦で安定した投球をみせた大谷と藤元がそれぞれ先発する可能性が高 い。また、開幕戦でやや不本意な結果に終わった越智大祐(人3)のリリーフでの登板機会も有り 得る。立大打線では4番を打つ比嘉と下位を打つ高橋佑が当たっているので気をつけたい。この2 人以外にもまだ本調子ではないが、3番を打つ主将・多幡も要注意だ。立大の1回戦先発は防御率 2.22と安定している小林でほぼ確実。2回戦は確固たる存在はいないが、大川か日野あたりか。

 早大は攻撃面で課題を残す。今季、得点チャンスでなかなかタイムリーが出ない。打線のつながり に欠けるのだ。勝ちはしたものの、東大3回戦では14安打で5得点。法大1回戦でも10安打で3得 点と効率の悪い攻めが目立つ。そんな早大打線だが、明るい話題がある。3番を打つ武内晋一(人 3)の調子が上向きな事だ。東大戦では11打数1安打と結果を残せなかったが、法大戦では7打数 5安打1本塁打と固め打ち。本来の鋭い当たりが戻って来た。早大としてはできるだけ走者をため て、好調な武内に回したい。そのためには武内の前を打つ1番・田中浩康(社4)と2番・本田将 章(スポ1)がいかに多く出塁できるかがカギとなる。2人とも徐々に調子を上げてきているが、 立大戦ではよりいっそうの出塁率アップが求められる。

 早大、立大とも投高打低なチームだけに、この対戦は1点を争う接戦になるだろう。早大としてはな るべく早い回で先制点を奪い、後は投手陣を中心に守り勝つのが理想だ。そのために前提となるのは 極力ミスをしない事だ。ここまでの戦いにおいて、犠打失敗や走塁ミスが度々見られた。少ないチャ ンスで確実に得点するため、無駄な失点をしないためにもそういう基本的なプレーでのミスを注意し たい。また、選手起用や戦術など野村監督の采配にも注目だ。

 立大戦の翌々週には今季最大のヤマ場となるであろう明治戦を控える。この天王山に気分良く臨むた めにも、立大にすんなり連勝して弾みをつけたいところだ。

(市川裕朗) 


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