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日本スポーツ学会主催「3月のスポーツを語り合う会」
(3月9日 早大競技スポーツセンター会議室)
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プロ野球界の問題に対する討論会開催
日本スポーツ学会が主催するパネル討論会が9日、早大競技スポーツセンターで行われた。テーマは「どこへ行く? 日本のプロ野球」。プロ野球の諸問題をテーマに熱いトークが展開された。
パネリストとして参加したのは、谷沢健一氏(元中日ドラゴンズ・昭45二文卒 早稲田大学客員教授)、松原徹氏(社団法人日本プロ野球選手会事務局長)、野崎靖博氏(日刊スポーツ編集委員)、池井優氏(慶大名誉教授)の4人。司会はスポーツライターの長田渚左氏が務めた。はじめに紹介を兼ねたパネリストのあいさつが行われ、まゆげののーさんこと野崎氏が入社当時は音楽希望であったことを告白し、会場を沸かせた。その後、スケッチブックを使った討論が始まり、「松井稼頭央のメジャー行きをどう思うか?」「ナベツネは何なのか?」「新コミッショナーでどうなるか?」「アテネは長嶋さんしかいないのか?」という質問に対し、各パネリストが独自の考え方を挙げ、それに他のパネリストが補足または反論をするという形で議論は進んでいった。先日、クラブチーム・「西多摩倶楽部」の監督に就任した谷沢氏は、自らが西武の監督時代に右打者で泣かず飛ばずだった松井稼に対し、「遊びでいいから左で打ってみろ」と指示し、それから体が突っ込まなくなり、打撃が改善したという秘話を披露した。また、現在療養中の長嶋茂雄日本代表監督については続投してほしいという考えが多かったが、「無理をさせて日本の宝を失いたくないと」いう池井氏のような考えもあった。時折、一般参加者も質問し、討論を加熱させた。
今まで無知だったことが次々と明らかになっていき、プロ野球の現状を知ることができた。が、同時にプロ野球の今後への不安感も増した。いずれにせよ、とても密度の濃い150分だった。
(村田利文)
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