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  春季キャンプ   (3月2日〜3月12日 沖縄県浦添市民球場)

 沖縄キャンプの練習風景

 現在行われている野球部の春季キャンプを見るために我々取材班は沖縄に飛んだ。取材に訪れた3月3日はあいにくの雨に見舞われたが室内練習場で熱のこもった練習が行われた。

投手のバント処理練習で、熱心にアドバイスを送る野村監督(手前) 今年、エースとしての活躍が期待される越智(人3) 雨天のため、室内でティーバッティングを行う野手陣

 今回沖縄キャンプに参加した部員は新人を含め32人。2月の千葉県鴨川市でのキャンプを経て厳選されたメンバーだ。午前中、投手陣は屋根つきのブルペンで打者を立たせての投球を行った。「バチッ」。キャッチャーミットにボールが収まる音が響き渡り、調整の順調さがうかがわれた。各投手によって課題はさまざまだが、ある投手は打者の左右、カウント、走者を想定してのコントロール重視の投球を披露した。昼休みの直前には室内でバント処理の練習(野村監督自らボールを転がし、それを2塁方向に見立てたネットに投げる)が行われた。捕球、送球の動作がぎこちない選手に対し、監督の指示でフィールディングに定評のある新人・内山秀典(鳥栖高)が手本を見せる場面も見られた。一方野手陣はバント練習とフリー打撃に分かれ、理想のフォームを固めるため試行錯誤を繰り返していた。

 午後からはマシン2台と打撃投手1人による打撃練習。打球が前に飛ばず思わず首をかしげる選手も見られたが、ほとんどの選手は快音を響かせていた。その中で、野村監督が内野のポジションを争う猪坂彰宏(商4)に身振り手振りを加えた熱血指導を行ったのが印象的だった。その後は内野守備のノックと連携プレー、投手を加えたバント処理の練習が行われ、迅速な判断、大声での指示、そして送球フォームにまで及ぶきめ細かい指導がなされていた。

 この日は雨だったものの、その後は天候にも恵まれグラウンドでの練習ができているようだ。大学随一の練習量を誇ると言われている早大野球部。その成果は14日からのオープン戦、そして来月10日に開幕する春季リーグ戦の舞台で発揮される。
(村田利文) 
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